元祖エッグタルトにカステラ!ポルトガルで食べたお菓子まとめました

ポルトガルのお菓子情報
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素朴ながら美味しいポルトガル菓子

こんにちは!

カステラや金平糖など
古くから日本人に愛されるポルトガルのお菓子。

私たちも、今回の旅行を通してすっかり魅了されてしまいました☆

ポルトガル菓子は小麦粉、砂糖、卵で作った素朴なものが基本。

ポルトガルのケーキ

見た目にはキツネ色ばかりで華やかとは言い難いですね 

でも食べてみるとコクのある甘さがやみつきに☆
濃厚なコーヒーにもよく合います。

(ポルトガルではコーヒーと頼むとエスプレッソBicaが出てくるので、
アメリカンコーヒーはアバタナードAbatanadoを注文します。)

今回はパステイス・デ・ナタとカステラの話をメインに、
ポルトガル旅行中に食べたお菓子をレポートしたいと思います!

私たちのポルトガル旅行概要

  • 旅行時期は2014年8月初旬。価格情報は当時のものです。
  • 夫(当時は彼)とのカップル旅
  • エクスペディアで航空券+ホテルを予約(約16万円)
  • フィンエアー利用でヘルシンキ乗換え
  • リスボンのホテルに6連泊

エッグタルトの原型パステイス・デ・ナタ

ポルトガルに行ったら絶対に食べたかったお菓子のひとつが
Pastéis de nata パステイス・デ・ナタです。

日本で食べられるエッグタルト

パステイス・デ・ナタは日本でもブームとなったエッグタルトの原型

リスボンにあるジェロニモス修道院で生まれたパステイス・デ・ナタが
マカオや中国に伝わり、イギリス人シェフ、アンドリュー・W・ストウ氏により
「ポルトガル風エッグタルト」として改良され、それが日本にも伝わりました。

ロードストーズベーカリーのエッグタルト

日本にも店舗がある「アンドリューのエッグタルト」。

ブームは落ち着いたものの、私は今でも度々買ってしまうぐらい大好きです。
濃厚なカスタードとサクサクな生地がたまらないですよね。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

エッグタルト8個入り(4個×2箱)
価格:1900円(税込、送料別) (2017/9/18時点)

以前マカオで訪れたパン屋さんには、
表面に焦げ目のついた「ポルトガル風」以外に
焼き色がついていない「広東風」も並んでいました。

マーガレットカフェ・エ・ナタのエッグタルト

これはポルトガル風。

新好利珈琲餅店麵食のエッグタルト

表面の焼き色少ないのが広東風☆

老舗 パステイス・デ・ベレンに行ってみた

そんなアジアでも愛されるエッグタルトの原点が、
リスボン・ベレン地区にあるジェロニモス修道院です!

ジェロニモス修道院

昔ここで修道服の糊付けに卵白が使われていて、
余った卵黄がもったいないという理由でパステイス・デ・ナタが作られたんだそう。

ポルトガルには、同様のいきさつで修道院生まれのお菓子が多いです。

修道院のすぐそばにあるパステイス・デ・ベレンでは今も、
伝えられたレシピで焼かれたナタが食べられます。

修道院を見学した後、伝統の味を堪能しにお店に訪れました☆

パステイス・デ・ベレン店先

お店の前には大行列が出来ていますが、これは持ち帰り用の列
店内で食べる場合はカウンター横の通路から奥へ進みます。

パステイス・デ・ベレン店内

たくさん部屋があって広い店内ですが、
それでもお客さんでいっぱい!

パステイス・デ・ベレン店内

壁にはポルトガルのタイル「アズレージョ」がぎっしり☆

有名店なので、取材も来ていました。
この旅ではよく撮影隊に出くわします。

傘の町で「Youは何しにアゲダへ?」とインタビューされた話

で、肝心のナタが運ばれてきました!

シナモンをかけて頂きます。

パステイス・デ・ナタ

うまっ‼‼

今まで日本やマカオで食べたエッグタルトを超えました。

特に側生地!パリッとしてて香ばしくて本当に美味しい!

濃厚で甘いクリームとの組み合わせも絶妙。
焼き立てでサクサクだからか、ペロッと食べれちゃいます。

あまりの美味しさに店員さんを呼んで、

わたし
5 モア プリーズ !!

パステイス・デ・ナタ

すぐにお皿モリモリのおかわりが来ました 

(※こんな わんこ蕎麦みたいな仕組みではありません)

でもコレ、本当に永遠食べ続けられるんじゃないか
と思う美味しさなんです。

値段もひとつ€1ほど(2014年当時)と手ごろだったし、
ポルトガルに訪れる方には、是非とも食べて頂きたい味です!

  • DATA
  • Pastéis de Belém
  • Rua de Belém nº 84 a 92Lisbon 1300-085
  • 営業時間 8:00~23:00(7~9月は24:00まで)
  • 無休(12月24日、25日、31日、1月1日は19時まで)
  • 詳細は公式ページをご確認ください。

リスボン中心部からベレンには列車か市電(トラム)かバスで行けます。

私たちは電車で行きました。
Cais do Sodré カイス・ド・ソドレ駅からCascais カスカイス行きに乗って
Belém ベレン駅まで約7分。急行は止まらないので要注意です。

5日後、このお店の味が恋しくなって再訪しました。

その間も色んなお店で
パステイス・デ・ナタを食べたのですが、
やっぱりベレンのお店が1番美味しいと感じました。

カステラの原型パォンデローが食べたい!

カステラがポルトガルから伝来したことは有名ですよね♪

でも、ポルトガルでは「カステラ」って言っても伝わりませんでした。

カステラはポルトガルでは パォンデロー と呼ばれるお菓子で、
エッグタルトと同じく、伝来する時に名前と製法が変わったそうです。

パォンデローは、ポルトガル国内の中でも地方によって
焼き方や焼き加減が大きく異なります。

日本のカステラに近いしっかりと焼いたもの
中がどろっとした半熟タイプのものなど。

わたし

せっかくだから半熟タイプのカステラを食べてみたい!

半熟パォンデローを食べることが、
この旅行での目標のひとつとなりました。

リスボンでパォンデローを探す

私たちが訪れた2014年当時のガイドブックに
Castella do Paulo(カステラ・ド・パウロ)というお店が載っていました。

ガイドブック情報によると、
ポルトガル人の菓子職人と日本人の奥様がリスボンに開いたお店。

ここでは日本に伝来したお馴染みのカステラと
ポルトガル伝統の半熟パォンデローをワンプレートにした、
食べ比べセットが食べられるんだそう!

わたし

すごい!まさにカステラの国際結婚や! 

このお店に行ってみよう!

と、リスボン観光の日に向かいました。

地図の場所にたどり着くと、何故かお店がありません。

記載の住所とも合っているのに、
Castella do Pauloというお店がどこにも見当たらないのです。

うぅ… 確か前にもこんなことがあったような。

はちみつケーキとチェコ料理を求めて、雨のプラハを駆け回った話。
はちみつケーキとチェコ料理を求めて、雨のプラハを駆け回った話。
プラハ旅行初日。はちみつケーキやチェコ料理などを求めてお店探しするも、行くレストランに4連続で入れないというドタバタ話です。

プラハでは粘り強く聞き込みしても結局見つけられなかったので、
その反省もあり今回は早めにあきらめて他のお店を探します。

ロシオ広場にあるパステラリア(菓子専門店)で
売られているのを見つけたので、結局そちらで買いました。

パォンデロー

わたし
わあ、半熟めっちゃ美味しい♡

ふわっと軽くて、
カステラというよりシフォンケーキに似ています。

日本のカステラは1切れでお腹いっぱいになる私ですが、
半熟はふたりで1ホール食べきれました。

カステラ・ド・パウロでの食べ比べは叶わなかったけど、
美味しい半熟タイプのパォンデローが食べられて良かった。

リスボンでパォンデローをGETしたお店はコチラ。

  • DATA
  • Pastelaria suiça パステラリア スイッサ
  • Praça Dom Pedro IV 96 a 104, 1100-202 Lisboa
  • 公式ページはこちら
  • (営業時間が見当たらないですが、map情報では7:00~21:00となっています)

カステラ・ド・パウロの奇跡

このポルトガル旅行の翌年のことです。
ちょっとしたミラクルが起きました。

ある日、関西の情報番組を見ていたら

なんと「京都に新しくオープンしたポルトガル菓子店」として
カステラ・ド・パウロが紹介されていたのです!!

ポルトガル旅行時は見つけられなかった、あのお店です。

リスボンから京都の北野天満宮横に移転してきたんだそう。
まさかお店ごと日本に来てくれていたとは☆

私たちが訪れた時にお店がなくなってたのは、
移転するためだったんですね。

私は近畿に住んでいるので、すぐに京都へ訪れました。
そして念願のカステラ食べ比べが叶いました!

店内ではマデイラワインも飲めます。

値段設定は
物価の安いポルトガルを思い出すぐらい良心的‼

色んな伝統菓子を試すことが出来ました。

日本でポルトガルを感じる、ステキなお店です。

関連ランキング:カフェ | 北野白梅町駅

公式サイトからお取り寄せもできますが、一部商品のみ。
半熟タイプのカステラは日持ちしないので発送が難しいそうです。

その他ポルトガルで食べたお菓子たち

すっかりポルトガル菓子の魅力にハマった私たちは、
滞在中いろんなお菓子を試してみることにしました。

ポルトガルの最中?オヴォシュ・モーレシュ

Ovos Moles オヴォシュ・モーレシュは
ポルトガル中部の都市・アヴェイロの郷土菓子。

アヴェイロのカフェで買いました。

オヴォシュ・モーレシュ

量り売りが基本だけど、
ほしい個数伝えたら特別に単品売りしてくれました。
やっぱりポルトガルの人は優しい…♡

中の黄色いクリームは、卵黄と砂糖を混ぜた甘いジャムのようなもの。
パリっとした皮は、日本のモナカにそっくりです。

というか、モナカでした 

最中は江戸時代に日本で考案されたって
むかし本で読んだけど、
多分どこかでポルトガルの影響受けていると思います!

(いち個人の憶測です)

ポルトガルのシュークリーム?ティビア

リスボンのパステラリアやカフェでよく見かける
定番お菓子、Tibia ティビア。

ティビア

シュー生地にホイップクリームが入っています。
生地が硬いタイプのシュークリームに似ていて美味しい◎

ポルトガルのロールケーキ?ミニトルタ

ポルトガル菓子

ミニトルタどれよ?ってかんじですね。
右上の黄色いケーキです。

良い写真がなくてごめんなさい ><

かわりに日本でお馴染み、
こちらのお菓子をイメージして頂けたらと思います。

愛媛県の郷土菓子「一六タルト」。

ミニトルタの中身は柚子あんこではなく卵黄クリームなので
「の」の字部分は黄色いですが。

味は一六タルトをすっごく甘く、柔らかくしたかんじでした。

ポルトガルではロールケーキのことをトルタというそうです。

日本でも愛媛県では、
タルトというとクッキー生地に入ったお菓子よりも
ロールケーキのことを指すんですよね。

もしかしてポルトガル語の影響かなと調べてみると
どうやら本当にその説あるそうです!

「タルト」は松山藩主・松平定行によって長崎から伝えられた。(中略)定行は南蛮菓子に接しその味にいたく感動し、製法を松山に持ち帰ったといわれている。その南蛮菓子はカステラの中にジャムが入ったものであった(現在のロールケーキのようなものであったと推測される)。

現在の餡入りのタルトは定行が独自に考案したものと考えられている。その後久松松平家の家伝とされ、明治以降、松山の菓子司に技術が伝わり、愛媛の銘菓となった。

出典 Wikipedia

愛媛のタルトはポルトガルがルーツでした。

はじめて味わうはずのポルトガル菓子。

なのに食べてみると
日本のお菓子の原点ばかりなのでした!

ポルトガルのチーズケーキ?ケイジャーダ

ラストはポルトガルの西端、シントラで多く売られる
Queijadaケイジャータというお菓子。

ケイジャータ

サイズ感分かりにくいですが、エッグタルトほどの大きさです。

これは味の例えが難しくて、
強いて言うなら素朴なベイクドチーズケーキのような。

でもチーズケーキみたいにクリーミーではなくて、
もう少しボソッとしています。

このお菓子は私にとっては初めての味。

さすがに日本までは伝わってないだろうと思って
一応調べてみたところ…

ありました! またしてもw

江戸時代の文書に、
ポルトガル伝来の「けしあど」なるお菓子の
レシピが記載されているそうです。

ケイジャーダ → ケジアダ → ケシアドという訳ですね。

佐賀県の和菓子屋さんにより
当時のレシピを元に現代風にアレンジして販売されています♪

関連ランキング: 佐賀駅

まとめ

日本に伝えられたポルトガル菓子は
カステラと金平糖と鶏卵素麺だけではありませんでした。

想像以上にたくさんのお菓子が海を越えて、
日本のお菓子文化に影響していました!

ポルトガル各地の伝統菓子を食べてみると、

あ!日本の○○に似てる!

って感じることが本当に多かったです。

リスボンのパステラリアや地方のカフェに行けば
他にも「知ってる味」に出会えるかもしれません☆