こんにちは！なっつです。
ポルトガル旅行の帰り道にヘルシンキでの乗り継ぎ時間があったので、市内へ出て観光しました。朝～14時頃という短い滞在ながらに満喫できたので、そのルートをシェアしたいと思います。
- 「ヘルシンキ乗り継ぎで市内に出ようか悩んでる…」
- 「半日でどれぐらい周れる？」
- 「早朝のヘルシンキで行ける場所は？」
と、お悩みの方の参考になれると幸いです。
Contents
ヘルシンキは立ち寄りやすい街
日本から一番近いヨーロッパであるフィンランド。フィンエアーは成田・名古屋・関空・夏季は福岡からも直行便が出ているので、「ヨーロッパ旅行にヘルシンキを経由する」という方も多いのではないでしょうか✨
3、4時間ほどの乗り換えなら空港内で過ごすのが安心ですが、もし乗り換え時間がたっぷりあれば、ヘルシンキの市内まで出てみるのもオススメです♪その理由は2つあって、
理由1.空港～市内が近い
ヘルシンキの空港～市内までは電車や空港バスで所要約30分！移動しやすい距離なので気軽に立ち寄れます。
空港～ヘルシンキ市内の移動手段
理由2.街がコンパクト
ヘルシンキの町はとってもコンパクト！
ヘルシンキが舞台の映画『かもめ食堂』の中でも片桐はいりさん演じるミドリさんが市内観光に行くんですが、1日もかからず帰ってきます。「観光スポットと思われる所は大体周ってきました」って。
駅から歩いて周れる範囲に観光スポットがあるし、方向音痴な私でも覚えられたぐらい道や交通網がシンプルで分かりやすいです。
そのため、短い時間でも市内の色んな場所を周ることが出来ます。
私達のヘルシンキ半日観光ルート
…ということで！私達が市内で実際に訪れた場所・ルートをシェアしますね。
まずヘルシンキでの乗り継ぎ時間は約12時間30分。
- 04:50ヘルシンキ着
- 17:20ヘルシンキ発
空港⇔市内の移動と空港での手続き時間を考えて、市内には朝6時～14時までの8時間滞在することにしました。
8時間で訪れたのは下記スポット
- スーパー
- エテラ港の市場
- ヒエタラハティのフリマ
- 教会3カ所
- マリメッコのアウトレット
以下で各スポットの詳細を紹介していきます。
空港から市内へ
ヘルシンキ・ヴァンター空港に早朝4:50着。市内行きのエアポートバス CITYBUSの始発5:45便を待ちます。
市内行きの市バスならもう少し早い時間から運行しているのですが個人的にCITYBUSの方が慣れてるのもあって、CITYBUSを利用しました。
車内はこんなかんじ☆
運賃は乗る時に運転手さんに払います。帰りの分もまとめて買うと往復割引になりました
①6:00～/駅前のスーパー
朝6時過ぎにヘルシンキ市内に到着したので観光スポットはまだ開いていません。しかも到着時は大雨だったので、散歩も出来ませんでした。
そんな時の強い味方がスーパーです。ヘルシンキ中央駅前のSマーケットは、なんと24時間営業！中央駅前、Sokosデパートの地下にあります。
フィンランドのスーパーはパッケージデザインがお洒落で価格も他の北欧諸国に比べるとお手頃なのでとってもオススメ☆
ここで1時間ほど買い物したあと、外へ出ると小雨になっていたので散歩がてら港まで歩きました。
②7:30～/エテラ港の市場
ヘルシンキの中心地、エテラ港。
港の広場では市場が開かれていて、7時、8時頃からぽつぽつオープンし始めます。
イートインできるお店もあって、フィンランド名物・シナモンロールやサーモンクリームスープを食べられました！
※日曜定休。冬季はクローズのお店が多いです。
余談ですが私たちが訪れた2014年、エテラ港の片隅に気になる像が建ってました。
ヘルシンキは前年にも訪れていたのですが、その時はこんな奴いませんでした。
これはまさか…
壁が突破された・・・？
小便小僧をモチーフした作品らしいのですが、この不気味さは『進撃の巨人』に出てくる巨人にしか見えませんｗ
私はこの翌々年にもヘルシンキを訪れたんですが、同じ場所に行ってみると、、
駆逐されてた
…のではなく、別の場所に移動したそうです。
現在の位置はコチラ。
Tyynenmerenkatu 11 | Jatkasaari, Helsinki 00220, Finland
正しくはBAD BAD BOYというアート作品で、ランシ・ターミナルの近くに建っています。
興味のある方はどうぞ… ！
③8:30～/ヒエタラハティのマーケット
上で紹介したエテラ港の市場は、食品や民芸品が多め。一般人が出店するフリマのような雰囲気を求めるなら、ヒエタラハティ・マーケットがおすすめです！
私たちも教会などの観光地が開く時間まで訪れました。ブースによって異なりますが、大体皆さん9時頃から出店しています。
中心地から少しだけ離れているのでトラムで行くのが早いです。行き方や開催日時の詳細はこちらの記事をどうぞ。
④10:00～/ヘルシンキの教会めぐり
9時、10時になると教会なども開くので観光開始です！それぞれ全く性格の異なる、3つの教会をめぐりました。※場所や詳細はリンク先の記事をご覧ください☆
ヘルシンキ大聖堂とウスペンスキー教会はエテラ港のすぐそば。テンペリアウキオ教会は中央駅の北側にあります。
郊外の公園を訪れたり美術館に入ったりすればそれなりに時間かかるけど、市内の教会を見学するだけなら2時間もあれば周れました☆
⑤12:00～/マリメッコファクトリー
残りの滞在時間を使って、郊外にあるマリメッコファクトリーに向かうことにしました。
日本でも人気なテキスタイルブランド、マリメッコ。本社工場に隣接する建物には新作を扱う正規ショップの他に、シーズンを過ぎた柄や現行品のサンプルが売られるアウトレットショップが併設されています。
中には日本の1/4ほどの価格で売られているものも☆
この時私はマリメッコに興味のない夫と一緒に訪れたので2時間でも往復移動&買い物できましたが、女性同士で訪れる場合はもっと時間配分しておいた方が良いかもしれません(笑)
社員食堂も併設されていて、昼間行くとマリメッコ食器でランチが食べられます♡
場所はヘルシンキの市街地から7kmほど東へ。中央駅から地下鉄で行くのが便利です。
行き方や詳細は別記事にしています☆
- DATA
- Marimekko Herttoniemi outlet
- 9:00～18:00 (土曜～16:00)OPEN
- 日曜休
- (公式ページの店舗検索からFinland>Helsinki>Outletで検索すると出てきました！)
市内交通に使えるデイチケット
以上、6時～14時までの8時間で訪れたヘルシンキの観光ルートでした✨
エテラ港やヘルシンキ大聖堂は駅から歩ける範囲ですが、記事中の下記3カ所には交通機関を使って往復しています。
- ヒエタラハティのマーケット(トラム)
- テンペリアウキオ教会(トラム)
- マリメッコファクトリー(地下鉄)
6回交通機関に乗るので、デイチケット(€8)を利用しました。
デイチケットはヘルシンキの市内交通が24時間乗り放題になるフリーパス。24時間めいっぱい滞在しなくても、3回以上トラムなど利用するなら単独で買うよりお得です☆買い方やトラムの乗車方法はこちらの記事をどうぞ。
私達は最初にトラムに乗る時に運転手さんから購入しました。
乗り換え時間が午後の場合
今回の記事では早朝～お昼の乗り換えを想定し、午前に行けるヘルシンキの観光スポットを紹介させて頂きました♪
ただ夕方の乗り換えで市内を訪れる場合、教会や市場は営業終了しているところが多いです。
食事や買い物ぐらいしか出来なさそう…
そんな場合は空港近くにあるショッピングセンター・ユンボもオススメです。21時まで開いていて、スーパーやフィンランドブランドのお店で買い物を楽しめます。サウナやプールも併設されてました。
また、映画『かもめ食堂』ご覧になった方でしたらヘルシンキ市内でのロケ地めぐりに絞って楽しむのも良いと思います。
登場するカフェは比較的遅くまで開いているので、シナモンロールを食べたりカフェ・ウルスラからの夕日を眺めてみてはいかがでしょう☆
まとめ
ポルトガル旅行の帰りの乗り継ぎでヘルシンキ観光したことを人に話すと「元気だね！」「しんどくなかった？」と、心配されましたが、私達は逆にヘルシンキに寄ったことでフライトの疲れも回復した気がしました。
座りっぱなしの飛行機移動の途中で街に出て体を動かせた点でも良かったし、おだやかなヘルシンキの雰囲気に癒されました。
コンパクトで分かりやすい町並みと1日乗り放題券のおかげで、たった8時間でも無理なく色んな場所に訪れることが出来ました☆
ヨーロッパ旅行でヘルシンキ乗り継ぎする方は、もしお時間許せば市内にも訪れてみて下さい
フィンランドに持って行きたいガイドブック
