こんにちは!なっつです。
今回は私が旅行前におこなっている荷造り方法についてシェアしたいと思います。まずは私の基本旅行スタイルを簡単にご紹介しますね♪
- 旅行期間:1週間前後
- 行き先:ヨーロッパ
- バックパックではなくスーツケース使用
旅行先でその国の食品や名物、雑貨などを買うことが好きなので、帰りのスーツケースを広げてみると…
現地で買ったお土産(ほぼお菓子)の山!
毎回この買い付けのような量を1台のスーツケースに収めて帰って来ています。整理整頓は苦手なほうだし、決して詰めるのは上手ではありません。その代わり旅行準備の段階で帰りのお土産スペースを確保するために少しだけ工夫しています。
そんな私が実践している旅行前の荷造り方法をバッグの準備から順番に解説していきますので、参考になれば幸いです♡
「手短にスーツケースのパッキングだけ教えて!」という方は目次の4項目から記事後半へ飛んで下さってもOKです☆
Contents
旅行に必要な3つのバッグ
私は海外に行くとき、まず3つのバッグを用意します。
- ①貴重品用バッグ
- ②サブバッグ
- ③スーツケース
①と②は機内持ち込み。③は空港でのチェックイン時に預けます。
①貴重品を肌身離さないバッグに
- パスポート
- 財布(カード、現地通貨、日本円、予備の顔写真)
- カメラ
- スマホ
- eチケット、バウチャーなど
これらなくして旅行はできませんよね 肌身離さず持ち歩けるようにコンパクトなファスナー付きショルダーに準備します。
旅先では、このショルダーを斜め掛けした上からカーディガンなど羽織って、引ったくり対策しています。(特にパスポートはショルダーの内ポケットに入れて極力開けないようにします!)
私にはこの方法が一番荷物守りやすいけど、防犯方法は人によって色々。
などなど、人それぞれに取り入れやすい防犯方法でOKかと◎ ただ、スリ対策のためにもファスナー付きは絶対条件だと思います ‼
②1日でも無いと困る物は機内用サブバッグに
次に機内に持ち込むためのサブバッグを準備。
機内に持ち込みできるサイズには制限があるので、利用する航空会社のサイトを確認してから用意しましょう。
中に入れるものはこちら。
- ガイドブック
- 上着、ストール、スリッパ
- カメラとスマホの充電器、変圧器&プラグ
- 化粧品、メイク落とし、コンタクト、歯ブラシ、常備薬など
機内で必要な物はもちろんのこと、ロストバッゲージに遭った時のために1日でもないと困るものはサブバッグに入れています。
私は以前の旅行で充電器一式を入れたスーツケースが現地に届かず、カメラの充電できなくて大変でした><

ただ機内持ち込みには液体制限があるので要注意です。化粧水などは100mlまでの入れ物に小分けしておきます。
※内容量が100ml以下でも容器自体が100ml以上だとアウトです!
こういった100ml以下の容器に詰め替えておけば持ち込めます
私は日ごろから試供品などでもらう小さなシャンプーや化粧水を貯めておいて、それを旅行の時に持って行きます。かさばらず、液漏れの心配ない点でオススメ!
また、液体はセキュリティチェックのため全て透明ジップロック内に収めないといけません。
台所のやつでOKですのであらかじめ入れて持って行きましょう。
サブバッグは機内に持ち込む時だけでなく、現地で行動する時にも使います。観光する時は
- ①のショルダーバッグに貴重品
- ②のリュックにはガイドブック、三脚、折りたたみ傘、ストール、上着、エコバッグなど 貴重ではないけど町歩きに持っておきたい物
を詰めて、2つのカバンを持ち歩いてます。ショルダー+リュックスタイルなら両手があいて身軽です◎特に真夏の旅行なんかは、保冷機能が付いているサブバッグも便利!
チョコレートやチーズなど、温度が気になるお土産を持ち歩く時&持って帰る時に重宝しました。
③重要度の低い荷物をスーツケースへ
さてさて、ここまでで最低限旅行に必要なものは用意出来ました。あとは服類をスーツケースに詰めるだけ
そう、出発時にスーツケースに入れる物って意外と少ないんですよね。必需品はぜんぶ機内持ち込みのカバンに入れちゃうし。スーツケースに入れるのは最悪ロストバゲージしても現地調達でまかなえる物ばかり。
極端な話①貴重品バッグ②サブバッグだけでも旅行は可能だけど、帰りにお土産を持って帰るためにスーツケースが必要なんです
「出発前の荷づくり段階で、いかにスーツケース内にお土産スペースを確保するか。」・・・これを意識しながら私流にパッキングしていきますね!
スーツケース自体の軽さが大事
パッキング術を紹介すると言っておきながら、荷物を軽くするための1番の要素はスーツケース自体が軽いこと だと思うのです。
多くの航空会社の重量制限23kgにはもちろんスーツケースの重量も含まれています。それならスーツケースは軽ければ軽いだけ中に入る容量に余裕ができますよね。
私が使っているスーツケース(リモワのサルサ)は容量78Lで4.3kg。空の状態なら片手で階段上り下りできるぐらい軽いです。
それでも買ったの10年以上前なので、最近はさらに軽量化されたスーツケースがたくさん開発されています。
スーツケースを選ぶときは容量・丈夫さ・デザインだけでなく、ぜひスーツケース自体の重量もチェック項目に入れてみてくださいね☆
わざわざ新調するのはちょっと。。という方は期間を決めてレンタルできるサービスもあるので、利用してみてはいかがでしょう。
スーツケースに入れるもの
私が今回の旅行でスーツケースに入れるものはコチラ。
この時は10月の旅行でした!
スーツケースを荷造りする前には世界天気予報(飛び先右上アイコンから日本語表示可能☆)などで行先の気温や気候をチェックしておくと「無駄なものを持って行ってしまった‥」なんて失敗も軽減されます。そしてこの中の半分は、帰る時には荷物じゃなくなってる予定。どういう事かといいますと、
・冬用コートと防寒具(帽子、スヌード)
帰りは着て帰るのでスーツケースからは消えます
・カーディガン3種(厚手ニット・薄手ニット・綿カーデ)
帰りの荷物に入らない場合はカーデ3枚重ね着して飛行機に乗れるように、色んな厚さのものを入れています。また、厚さの違うカーディガンなら旅先でも温度調節しやすいです。(海外の気温は予報チェックしてても予想を超えてくるので!)
・ボトムス2着
カーディガン同様2枚履きして帰れるように、ワイドパンツと細身パンツの2種を入れました。
・ロンティー3着
・部屋着
・下着と靴下とインナー日数分
捨てる寸前の古いものを日数分持って行って、日に日に処分していきます
・水着セット&タオル
温泉やプールがある国には持参します。(今回はハンガリーで温泉に入るため持って行きます)
ヨーロッパは温泉も水着着用のところが多いです。タオルは温泉で捨てて帰っても良いぐらい古いもの。
・化粧品、歯磨き粉、整髪料など
こちらも中身が残り少ないものを持ってきています。旅行が終わる頃にはなくなってるので容器をポイ。
・現地での町歩きグッズ
折り畳み傘、コンパクト三脚、エコバッグなど。あると便利だけど、最悪なくなっても替えがきくものはスーツケースに入れます。
以上、出発前の時点で中身重量は3.5kg。スーツケース本体と合わせて約8kgです。
これらを旅行中に消耗したり、自分が重ね着したりして減らした結果・・・
帰りはこうなってる予定。
これで荷物重量は約1.5kg。
スーツケース自体の重さ4.3kgを合計しても6kg満たないので、残りのスペースには17kgぶんのお土産を詰めて帰れることになるのです☆
簡単!私が実践しているパッキング方法
では先ほど準備した荷物をスーツケースにパッキングしていきます。スーツケースは預けている間バンバン投げられたり天地関係なく積み下ろされたりします。
なんてことにならないように、整理用のオーガナイザーでまとめておくと乱れにくいです。
ただ、少しでもお土産スペースを確保したい私は「オーガナイザー自体の重量さえ省きたい」と思ってしまうので、下着と靴下入れぐらいにしか使用していません。
オーガナイザーの代わりにスーツケース内がぐちゃぐちゃにならないための対策として以下のようなことをやっています。
①服は何枚かまとめて畳んで大きな塊にする
②散らかりやすいインナーはスヌードでまとめて包む
③ボトムスは折りたたみ傘や三脚を芯にしてくるくる。
服がシワになりにくく、傘が他の物を傷つけるのも防いで一石二鳥☆
④大きな塊がいくつか完成。
そして塊をそれぞれレジ袋に入れて、スーツケースに詰め込みます。コツというほどでもないですが、パッキングする時には
- なるべく隙間を作らない
- 重くて大きい塊が下(キャスター側)にくるように詰める
という点に気をつけてます!
…見映えはすごーく残念。女子力ゼロのスーツケースですよね(笑)
でもレジ袋って、旅先で持ち歩いてると意外と便利。海外のスーパーはレジ袋有料なお店が多いので、とっさのエコバック代わりにしたり、濡れた傘や汚れ物を入れておいたり、なにかと大活躍!最終要らなければ捨てて帰れるのでたくさん持って行ってても邪魔になりません。
こんなかんじで出発の段階でスーツケースの半分が埋まりました。この半分が減っていくことを考えると、帰りはスーツケースの4分の3ぐらいはお土産スペースに使えそうです。
ちなみに服や防寒具は現地で買った割れ物を持って帰るときの緩衝材として使えます。なので持って行った服すべてを無理に捨てる必要はありません。
まとめ
以上が私の荷造りの流れとパッキング方法でした!
海外旅行は、心配で何でもかんでも持って行ってしまいがち。私の場合、初めてのヨーロッパ旅行では重量制限オーバーして空港で慌ててスーツケースの中を整理しました。
だからと言って全く何も持って行かないと、旅行自体を楽しめません。
2回目の旅行では、とにかく出発時の荷物を軽くしたくて服も靴下も下着も1~2種類しか持っていきませんでした。(極端な性格なもので;)
毎日ホテルで手洗いして、乾かして、着まわす。そんな方法を取りましたが、
- 写真見てもずっと同じ服…
- 観光後も毎日ホテルで洗濯が待ってる…
- 朝起きて、洗濯物が乾いてなかったら急いでドライヤー…
という憂鬱さがありました。それで結局、今回の記事で書いた方法に落ち着いています。
ポイントとしては
- 消耗品は使う量だけを持参
- インナーや靴下は捨てても良いものを持参
- アウターやボトムスは薄手+厚手など
重ね着しやすい服の組み合わせを選ぶ。
出発時点で無理に軽くしなくても帰りの飛行機に乗るまでに減っていけばOKで、スーツケースに入らない服や衣類は身に着けて帰ることも出来ます。
お土産でスーツケースをいっぱいにして帰りたい方にも帰りのスーツケースを少しでも軽くしたい方にもオススメな方法です☆
「それでもやっぱりスーツケースだけじゃお土産入るか心配・・」という方は、折りたたみ式ボストンバッグなどを利用するのも手段です☆(航空会社の荷物制限範囲内で)
↑軽量なのに大容量で、スーツケースの上に固定も出来て便利!
せっかくの海外旅行。「もっと買って帰りたい物いっぱいあったけど重量心配だからあきらめた」なんて後悔がない様にしたいですね