こんにちは!
2016年8月に新婚旅行でアイスランドを訪れました。この記事では各日程のルートと費用、旅行記をまとめたいと思います。
どんな旅行をして、旅費はいくらかかったのか?
アイスランドを個人旅行する方の予算・プランの参考になれれば幸いです。持ち物準備についても別記事にまとめましたので、是非合わせてご覧ください☆
今回も長い記事になってしまいましたので、下記の目次から読みたい見出しをクリックすると各項目に飛びます
旅行概要
8泊10日の新婚旅行。日程は2016年8月6日(土)~15日(月)。
アイスランドには6泊だけですが、私たちは乗り換え地であるヘルシンキやストックホルムでも観光したかったので、乗り換え時間をたっぷり取った全10日の旅程としました。
新婚旅行ではありますが、旅行スタイルは普段の旅行と変わらず個人手配。
まず、航空券とホテルはエクスペディアで予約しました。航空券とホテルを両方を予約すると割引が適用されるのでお得です。
アイスランド滞在中は首都レイキャビクに6連泊して、そのうち4日は現地発着ツアーに参加という方法を取りました。
アイスランドの魅力は何といっても雄大な自然!首都レイキャビクの外にこそ見どころがたくさんあります。
ですが国内には電車が通っておらず、また長距離バスは頻度がかなり少ないので、個人旅行でレイキャビク以外を観光する方法は下記の3択が基本になります。
- 国内線飛行機+レンタカー
- レンタカーで周遊
- 現地ツアーに参加
もし運転に自信があればレンタカーでのドライブ周遊が経済的だし、自分のペースでアイスランドを満喫できるかと思います。ただ私たちは運転に慣れていないので、安心を取って現地ツアーを選択することにしました!アイスランドではレイキャビク発着のオプショナルツアーがたくさん催行されています。
こちらのサイト GetYourGuide は渡航先での豊富なオプショナルツアーを検索・予約できます。右上のプロフィールボタンから日本語表示もできるので、是非チェックしてみてくださいね。
旅費と日程
ということで、
- アイスランド6泊10日※スウェーデン&フィンランド寄り道
- 航空券とホテルは個人手配
- 現地オプショナルツアー利用
ズバリどのくらいの旅費がかかったかというと…なんと一人当たり約35万円 !!
さすがは物価の高いアイスランド。私の今までの旅行の中で断トツの高額旅となりました !!
航空券+ホテル代
まず航空券代とホテル代はこちら。
- 航空券代 / フィンエアーとアイスランド航空利用
(関空→ヘルシンキ→レイキャビク→ストックホルム→ヘルシンキ→関空)
約220,000円 - 1人あたりのホテル代
(ヘルシンキ1泊5,000円+レイキャビク6泊30,000円+ストックホルム1泊5,000円)
約40,000円
この時点で既に26万円…!
これにオプショナルツアー代や現地での交通・食事・観光代などを合計して35万円になるのですが、その内訳は以下で各日のスケジュールを紹介しながらまとめます。お土産代も含めると40万円近いですが、買い物量は人によってそれぞれだと判断して省略しますね。
- ※費用は一人あたり
- ※価格とレートは2016年旅行時のもの。 €1=132円で計算
- ※アイスランド通貨は1ISK=約1円!分かりやすいので円表記省略します
1日目:日本⇒ヘルシンキ
- 関空 ⇒ ヘルシンキ
- レイキャビク便は翌朝のためヘルシンキ空港近くのホテル泊
- ホテル近くのショッピングセンターjumboで21時まで過ごす
以前の旅行で訪れた際のjumboレポート
この日の出費
- 空港→ホテルはシャトルバス利用のため0円!
- jumbo隣接の屋内プール・サウナ利用料€24(約3,200円)
- jumbo内でハンバーガーセットの夕食€8(約1,000円)
2日目:ヘルシンキ⇒レイキャビク
- 午前中ヘルシンキ⇒レイキャビク(ケプラヴィーク空港)へ
- 午後から空港⇒露天風呂ブルーラグーン⇒夕方市内の宿泊ホテルへ
- 夕食は日本から持参の食料
この日の出費
- 空港~市内バス代(ブルーラグーン立ち寄り・入浴料込):14,000ISK
- 入浴中のスーツケース預け料:500ISK
3日目:レイキャビク観光
- レイキャビク観光(ハットルグリムス教会、ハルパ、チョルトニン湖など)
この日の出費
- 朝食にパンとアイスランド名物スキール:400ISK
- ハットルグリムスの時計台入場料:900ISK
- 昼食にレイキャビクで人気のホットドッグ:400ISK
- 夕食は日本から持参の食料
4日目:ゴールデンサークル観光ツアー参加
- ゴールデンサークル(間欠泉、地球の割れ目・ギャウ、グルフォスの滝など)を周る
日帰りツアーに参加
この日の出費
- 朝食兼昼食はパン2つとスキール:700ISK
- ゴールデンサークル(ホテル送迎付き)ツアー料金:9,000ISK
- 夜は日本から持参の食料
5日目:スナイフェルスネス半島観光ツアー参加
- 西部のスナイフェルスネス半島を周る日帰りツアーに参加
この日の出費
- スナイフェルスネス半島(ホテル送迎付き)ツアー料金:直前特価で12,000ISK
- カフェのホットチョコレート:700ISK
- 朝食兼昼食はパンとスキール:500ISK
- 夕食は日本から持参の食料
6日目:ヨークルサウルロン氷河湖観光ツアー参加
- 南部の滝2カ所(セルヤランズフォス&スコーガフォス)と
ヨークルサウルロン氷河湖を観光する日帰りツアーに参加
この日の出費
- ヨークルサウルロン氷河湖(ホテル送迎付き)ツアー料金:25,000ISK
- バスの休憩スポットで朝兼昼食のパンとコーヒー:600ISK
- バスの休憩スポットでラム肉のグリル:2,500ISK
7日目:レイキャビクで結婚指輪探し
- レイキャビクでショッピング
- 新婚旅行らしく?お土産と結婚指輪を探す日にしました
この日の出費
- カフェでスキールケーキと紅茶:1,500ISK
- 魚料理のワンプレートランチ:2,100ISK
- カフェでコーヒー:500ISK
- 夕食はエビのグリルと手長エビのスープ:2,500ISK
8日目:レイキャビク⇒ストックホルム
- 午前レイキャビク⇒ストックホルムへ飛行機移動
- 夕方ガムラスタン観光
- ストックホルム空港そばのホテルに宿泊
この日の出費
- レイキャビク市内ホテル⇒空港バス:2,700ISK
- ストックホルム空港⇔市内バス往復:SEK215(約2,600円)
- 昼食(マックのセット):SEK60(約750円)
- スウェーデン料理の夕食:SEK200(約2,500円)
- ノーベル博物館入場料:SEK100(約1,200円)
- ノーベル晩餐会のアイス:SEK100(約1,200円)
9+10日目:ストックホルム⇒ヘルシンキ⇒関空
- 朝ストックホルム⇒ヘルシンキ飛行機移動
- 日中ヘルシンキ観光
- 夕方ヘルシンキ発⇒翌朝関空着
この日の出費
- ヘルシンキ空港⇔市内バス往復:€11.5(約1,500円)
- サーモンクリームスープとコーヒー:€8(約1,100円)
物価の高さに驚き
ということで買い物代をのぞいた旅費合計は約352,000円となりました…!!
ホテルはレイキャビクの中では安いところ探して、食事も簡易キッチンでの自炊を基本にしたけど、アイスランドは とにかく全てが高額 でした!!
例えば菓子パンがひとつ400円、ハンバーガーセットが2,000円、レストランの一品が5,000円…
ざっと日本の3倍ぐらいの印象を受けます。
温泉入るにも空港~市内をバス移動するにも、大きなお札に羽が生えた様にどんどん飛んでいきました(笑)
仮にストックホルムとヘルシンキの滞在を削り6泊8日でアイスランドのみ旅行したとして計算し直してみましたが、それでも約326,000円必要だったことになります。
スウェーデンやフィンランドだって日本より物価の高い国なのに、それでもアイスランドを旅行した後だと良心的に感じるぐらいとにかくアイスランドが群を抜いてました^^;
アイスランドの魅力
と、ここまで物価の高さばかり強調してしまったので引かれてしまいそうですが…
それだけお金かかっても「でもやっぱり訪れて良かった!」というのがアイスランドを旅行した感想です。
魅力①自然がスゴイ
その1番の理由はやっぱりダイナミックな自然風景。
地球の割れ目、国内至るところに流れる滝、巨大露天風呂、地底から吹き上げる天然の大噴水、見渡す限りの氷河や溶岩。
他の国では見られない景色がいっぱい。首都レイキャビクを少し離れただけで手つかずの自然が広がります。
うまく言えないんですが、今までヨーロッパを旅行した時に感じた「異国を旅行した」感覚を超えて、「地球を見た」という感動がアイスランドにはありました。
⇧ふとした車窓の眺めだって、こんなに壮大!!!
夏は明るい時間が長いし、冬は日が短いかわりにオーロラを見れる可能性があります。年越しにレイキャビクで打ち上げられる花火も素晴らしいです✨
(実は私たち夫婦は冬のアイスランドも見たくなって、2018年冬に再訪しました。)
魅力②治安が良い
また、アイスランドは治安の良さも魅力。英国のエコノミスト誌が毎年発表する世界平和度指数において、なんと2008年から10年以上ずっと1位をキープし続けているんです
人的な危険を感じたことはないわね。
と、現地ガイドさんが話してました。
確かに首都レイキャビクの町でさえ人や時間の流れがゆったりしてて、安心感がありました。
魅力③旅行しやすい設備
観光大国として急成長中のアイスランド。レイキャビクでは観光施設やお店での無料Wi-fiやクレジットカードも普及していました。
また、多くの国民が母国語アイスランド語だけでなく英語もしゃべります。
料理は素材をいかしたヘルシーなものが基本なので日本人の口にも合いやすい。
物価以外はすごく旅行者に優しい国だと思いました!!
ちなみに海外旅行に持って行くカードには海外旅行保険付き(利用付帯)のエポスカード(VISA)がオススメです
宿泊ホテル
最後に今回宿泊したホテルをご紹介します。
inレイキャビク:アトランティック アパートメンツ&ルームズ
- Atlantic Apartments and Rooms
- Grensasvegur 14 Reykjavik
レイキャビクで6連泊したホテル。というかアパート。受け付けのスタッフさんは常駐ではなく、チェックイン・チェックアウトはセルフでした。掃除も毎日ではありません。(電話するとタオル交換などは応じてくれました)
ミニキッチン、レンジ、冷蔵庫、食器付き。東に5分ほど歩くとHAGKAUPというスーパーあるので自炊派には助かります!
シャワー付き浴槽なし。無料Wi-Fi利用可能。テレビなし。あとエレベーターがないのでスーツケースの場合は上り下りが大変です!
市の中心部から離れていてハットルグリムス教会まで約3km。歩いて45分ぐらい。
私たちはほぼ毎日ホテル送迎付の現地ツアーに参加していたため意外と立地的不自由は感じませんでしたが、レイキャビク観光をメインにするには不便かな・・という印象です。
inヘルシンキ:ホリデイ・イン・ ヘルシンキ・ヴァンターエアポート
- Holiday Inn Helsinki – Vantaa Airport
- Ralssitie 2 Vantaa
ヘルシンキ・ヴァンター空港近くのホテル。空港から巡回シャトルバスを無料で利用できます。ショッピングセンターjumboが徒歩圏内☆
室内はシャワー付き浴槽なし。無料Wi-Fi利用可能。TVあり、冷蔵庫なし。ホテル内には共用サウナがありました。
朝食は朝5時から。(2016年宿泊時) 早朝フライトの利用客にも嬉しいです。
inストックホルム:グッド モーニング アーランダ
- Good Morning Arlanda
- Lindskrogsvägen 7Arlanda
北欧らしくシンプルながら温かみある内装のホテルです。
空港からホテルまでは3kmほど。シャトルバスは電話で呼ばないと来ないので、携帯を海外設定してない場合は空港から電話する必要があります。ホテル⇒空港は30分置きで予約可能。
室内はシャワー付き浴槽なし。ドライヤーが設置されてなくてフロントで貸し出してくれます。無料Wi-Fi利用可能。
朝食はなんと朝4時半から!(2016年宿泊時) ロビーに24時間無料のコーヒーマシーンも設置されてました。
Expedia Hotels.com agoda
まとめ
以上、私のアイスランド旅行にかかった費用&ルート日程まとめでした!費用の話が多めになってしまいましたが、
- 「お金がかかっても安心して旅行できる場所に行きたい。」
- 「見たことないような自然の絶景が見たい。」
そんな方にアイスランドはおすすめです。
今回わたしたちは個人旅行に現地オプショナルツアーを組み合わせて旅行しましたが、ツアーも検討している方には「タウンライフ旅さがし」での見積もり比較も便利
フォームに希望の行き先や日程、予算などを入力するだけで旅行会社が無料でプラン作成・提案してくれます。アイスランドで行きたい場所や費用にあわせて、良い方法を検討してみてくださいね。
アイスランドに持って行きたいガイドブック
はじめまして!
はじめて海外でアイスランドへ行く計画を立てていてあまり参考になるものも他に少なかったのですが、全ての記事ものすごく参考になりましたし、行きたい欲がさらに高まりました!
どうしても一人で行ってみたかったので、詳しく書いてあって何度も何度も読み返したい記事です。
来年夏予定でアイスランド満喫できるよう準備して行きたいと思います!
ステキな写真と文章をありがとうございます!