こんにちは!なっつです。
今回はアイスランドで出会った現地名物 スキール を紹介します!
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スキールとは?
日本ではあまり聞き馴染みのないスキール(Skyr)。簡単にいうと脱脂粉乳を原料としたアイスランド伝統の乳製品です。チーズの一種とされていますが、味や見た目はヨーグルトに似ています。
アイスランドではヴァイキング時代から現在も日常的に食べられており、スーパーやコンビニに行くとスキールがいかに愛されているのか分かります。
この写真・・・スーパーではなくコンビニです。コンビニ規模のお店で、こんなにもスキールがすらっと幅をきかせているのです !!笑 各社から色んな味バリエーションがずらり。日本のコンビニのおにぎり売り場以上ですよね。まさに国民食。
売れすぎて補充が追い付いてません(笑)
アイスランド旅行して初めて知ったスキールですが、私もすっかりハマってしまい、滞在中は毎日スキールを食べてました。その魅力を3つにまとめます!
①買いやすいお値段
スキールは200gが200~300ISK(約200~300円/2016年旅行時)ほど。
日本のヨーグルト売り場に売られてると高い部類かもしれませんが、物価の高いアイスランドでこのお値段は良心的。BONUSという安いスーパーなら100円台でも手に入りました!
腹持ちが良いので、ひとつカバンに入れておくと小腹が空いた時に重宝しました。要冷蔵品ですが、夏場も涼しいアイスランドなので短時間なら持ち歩いてても平気でした。
プラスチックスプーンもついてて便利
②濃厚なのにヘルシー
スキールはヨーグルトに似てるとお伝えしましたが、食べてみるとヨーグルトよりも水分(乳清)が少なくどっしりとした食感に気づきます。ギリシャヨーグルトのような、ヨーグルトとクリームチーズの中間のような。
プロテインとカルシウムが豊富に含まれていて食べ応えがあり、ひとつでお腹いっぱいになりました。それでいて脂肪分はほとんどゼロなんです。
その秘密は原料と作り方。牛乳に種菌を入れて発酵させて作るヨーグルトに対してスキールは無脂肪乳を加熱したところに種菌を入れて発酵させます。
栄養価をギュッと閉じ込めてて、腹持ち良いのに低脂肪。良いことづくしですね♡
③バリエーションが豊富
スキールは各メーカーから色んな味が出ています。
フルーツ味のほかチョコ味、バニラ味、ケーキ味(!?)など…味バリエーションが豊富で毎日食べても飽きませんでした。
Skyr.isの青いパッケージはプレーン味。プレーン味に関しては甘くなくて果物やジャムを合わせて食べるのが一般的なのでそのままだと食べ辛いかもしれません(笑)
アイスランドではスキールがあまりにも人気ですが、もちろんヨーグルトも存在します。両者を食べ比べしてみても面白いですよ。
スキールドリンクも美味しい
スーパーのスキールコーナーに行くとドリンクタイプも並んでいます。
飲むヨーグルトならぬ飲むスキール!
スキール同様色んな味が並んでいました。
飲むヨーグルトほどドロッとした感じがなくてサラッと飲めちゃいます。
夫はスキールの水分少ないかんじがイマイチでスキールにはハマらなかったのですが、スキールドリンクは気に入ったみたいで毎朝毎晩飲んでました。
どこで買える?
スキールはアイスランドの朝食付きのホテルであれば、ビュッフェで食べられるかもしれません◎
自分で買うにはスーパー、コンビニ、空港、サービスエリアの売店など。アイスランドに行けばとにかく目にする機会多いのですぐに見つけられるはず☆ (飲むスキールはスーパーでしか見つけられませんでしたが)
特に格安スーパーBONUSはレイキャビク中心地にもいくつか店舗があって便利!
BONUSの冷蔵コーナー。
奥の棚に積み上げられてるの、なんと全部スキールです!!
スキールのケーキまであります
アイスランドのカフェに入るとスキールケーキなるものまで売られていました。
あっさりめのレアチーズケーキってかんじで美味しかったです♡
私がレイキャビクでスキールケーキを食べたのはこちら。ハットルグリムス教会を眺めながら食事できるカフェです。
- Café Loki
- 28, Lokastígur, 101 Reykjavík,
- 月~土 09:00~21:00
- 日 11:00~21:00
- 最新情報はお店サイトをご確認下さい
まとめ
健康志向の広がるヨーロッパやアメリカでもそのヘルシーさから話題のスキール。アイスランド以外では北欧やオーストリア、ベルギーのスーパーでも売られてるのを見たことがあります。見かけたら是非チャレンジしてみてくださいね。
ザルツブルクのスーパーで買ったスキール
アイスランドに持って行きたいガイドブック