アイスランドの自然風景を味わえる!スナイフェルスネス半島へ日帰り




 

こんにちは!なっつです。

アイスランド新婚旅行。今回はレイキャビクから日帰りで訪れたスナイフェルスネス半島の旅行記です。当日はあいにくの雨で写真が残念ですが…同じ場所に訪れようか考えている方のご参考になれば幸いです☆

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

現地発着バスにて参加

私たちはGraylineが催行する現地発着「スナイフェルスネス半島1日観光ツアー」に参加しバスにて訪れました。

アイスランド旅行の魅力は何と言っても雄大な大自然!でも国内に電車が通っていないため自然スポットへ訪れる交通手段は限られます。レンタカーで周るのが経済的だし便利ですが…私たちは車の運転に自信がなかったので、レイキャビクを拠点に日帰りツアーでちょこちょこ自然スポットを訪ねるという方法を取りました。

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今回訪れるスナイフェルスヨークトル国立公園は、氷河の麓に広がる公園。レイキャビクの北西 スナイフェルスネス半島 Snaefellsnes の先端に位置します。

ツアーではこの公園を含め途中にある自然スポットにも立ち寄りながら半島の見どころを一日かけて満喫します。

ツアー1日の流れ

それでは、実際に私たちがツアーに参加した1日をレポートしていきます!

ツアー開始まで

参加したツアーはホテル送迎付きなのが有難かったです☆バウチャー記載の時刻(この時は7:30でした)にホテルの前で待っていると白いミニバスがやって来て、まずはGray lineのバスターミナルまで連れてってくれます。※市の中心部のホテルに宿泊する場合はバスの乗り入れが出来ないので、ホテル前ではなく決められた停留所に発着します。

Graylineバスターミナルでチェックイン

バスターミナルで一旦降りて、カウンターにて予約時のバウチャーを見せてチェックイン。スナイフェルスネスツアーのバスに乗り換えます。

Graylineのツアーバス

ゴールデンサークルツアーに比べるとマイナーなようで今回は小さめのバスでした。参加者も10人ちょっと。説明は英語。運転しながらガイドもこなす敏腕ドライバーさんでした。

車内はWi-fiが使えました。バス内は飲食禁止なので事前に腹ごしらえしていくのが良いです◎

スナイフェルネス半島ツアーの休憩所

往復1回ずつの小休憩と、お昼の休憩は取ってくれます。(飲食代は各自)

スナイフェルネス半島ツアーの休憩所

往路で立ち寄ったボルガネスの休憩所

お手洗いもターミナルや休憩所で済ませておきましょう。

スナイフェルネス半島

半島内は風光明媚な自然がメインなので、基本トイレがありません!(バス内にもありません!><)

Ytri-Tunga

スナイフェルネス半島ツアー

スナイフェルスネス半島に入ってまず訪れたのは海岸のすぐそばYtri-Tunga。アザラシのコロニーとなっていますが、この日はザンネンながら会えませんでした。

アイスランドにあるアザラシのコロニー

ちなみに各スポットでバスを降りてからは基本的に自由行動。到着時に出発時刻を伝えられるので、それまでにバスに戻ればOKです。

これは違うツアーの写真ですが…このようにバスのフロント部分に時間を書いた紙を貼っててくれる場合もあれば、口頭で伝えるだけの場合も。ガイドさんによって様々です。

わたし
私たちは不安だったので、毎回バス降りる時にガイドさんに時間と場所を再確認してました!

アルトナルスターピ散策

アルトナルスターピ Arnarstapiはスナイフェルスヨークトル氷河の麓にある小さな漁村奇形奇岩が沿岸を形成したスポットです。

アルトナルスターピの海岸散歩道

バスは散策路の入り口で私たちを降ろしたあと500mほど南にある駐車場に先回りして待ってます。

アルトナルスターピの海岸散歩道

ゴール地点(上写真)で待つバスを目指して、沿岸を進みます。浸食された溶岩があちこちに。自然のパワーを感じて、迫力満点☆

アルトナルスターピの海岸散歩道

…ただ、天気が残念すぎますね !!(*´Д`)

実はここを散策してる時がこの日でいちばん雨も風も強かったんです。ほんとは西アイスランドを代表する美しいフォトスポットなんですが、海も大荒れで霧も発生してて、ちょっと恐怖すら感じました。。天候見ながら時間や周り順を調整できるレンタカーと違って観光ツアーの難しいところです。

お昼ごはん

スナイフェルネス半島1日ツアー昼食

昼食休憩はヘトルナル Hellnar という村のカフェで45分ほど。

スナイフェルネス半島1日ツアー昼食

食事はスープが1500円以上(!)するので、節約して飲み物だけの注文にしました。

アイスランド版ドーナツ、クレイナ

お菓子やケーキも売られてます。手前はクレイナというアイスランド版ドーナツ◎

スナイフェルネス半島のカフェ

ホットチョコレート(600ISK)を飲んで冷えきってた体もちょっと回復

ヴァッツヘトリル洞窟

スナイフェルネス半島

休憩後は、バスで少しだけ移動。

Londrangarと呼ばれる奇岩を下車見学したあと、ヴァッツヘトリル Vatnshellir という洞窟にやって来ました。

ヴァッツヘトリル

この電話ボックスのような、公衆トイレのようなのが入り口です。ここには個人で入ることは出来ず、ツアーに参加する必要があります。まずはヘルメットを配られ、洞窟ガイドさんから概要説明を受けます。

ヴァッツヘトリル

アイスランド語で「水の洞窟」という意味を持つヴァッツヘトリル。約8,000年も前に近くの火山が噴火し、流れ出た溶岩が徐々に冷却されて形成されたそうです。

ヴァッツヘトリル

なんと地下35m、奥行きは200mに広がる空間!螺旋階段で降りていきます。底が見えないし暗闇に吸い込まれてくかんじがして、高所恐怖症・暗所恐怖症の方にはちょっと辛いかもしれません。。

ヴァッツヘトリル

洞窟内は真っ暗なので懐中電灯で照らしながら歩きました。途中、ガイドさんの合図で懐中電灯をいっせいに消してみると、何も見えない無音の世界になりました。

探検隊になった気分!

ツアー所要時間は30~40分だったと思います。内部はひんやり寒いので、しっかり着込んで行かれるのをおすすめします。

デューパロンサンドゥル・ビーチ

続いて訪れたのはデューパロンサンドゥル・ビーチ Djúpalónssandur

アイスランドのデューパロンサンドゥル・ビーチ

砂ではなく、黒くて丸い小石でできた浜辺が特徴です。

デューパロンサンドゥル・ビーチ

むかし打ち上げられた漁船の残骸が散乱してます。

デューパロンサンドゥル・ビーチ

あと観光客が積みあげた小石の塔も至るところに…!

Fiskbyrgin

スナイフェルスヨークル公園をあとに走るバス。窓の外を見ていると、突然晴れ間が!✨

スナイフェルスヨークル公園

この日ずっと雲に覆われて見えなかったスナイフェルスヨークル氷河が急に姿を現しました!

アイスランドのスナイフェルスネス半島の風景

天気も回復したところで、立ち寄ったのはFiskbyrgiと書かれた看板が建つ丘。

アイスランドのスナイフェルスネス半島の風景

苔で覆われた溶岩?と思いきや、実は魚を乾燥させるのに使用されてた倉庫だそうです。

アイスランドのスナイフェルスネス半島の風景

それ以上に印象的だったのは一面に生えてる苔。ビックリするぐらいふかふかで触り心地良いです !!

アイスランドの苔大地

ただ、この苔はデリケートで一度傷つくと回復に何十年もかかります。罰金の可能性もあるのでむしったり蹴ったりしないよう気をつけましょう

半島北側の海岸線

帰りはスナイフェルネス半島北側の海岸線をドライブ。

アイスランドの風景

途中の展望スポットで下車見学しつつグルンダルフィヨルズル村を目指します。

アイスランドの風景

険しい大地と海と羊。

私がイメージしていたアイスランドの風景そのものがここにありました✨

アイスランドの風景

グルンダルフィヨルズル

ラストはグルンダルフィヨルズル村 Grundarfjordur

アイスランドのカークワフェル山 Kirkjufell

村のシンボルとなっているカークワフェル山 Kirkjufell は映画『LIFE』で登場した有名スポットです。

わたし
絵に描いたような山が印象的♪

カークワフェル山麓の滝

すぐそばには滝が流れていて、日光浴する人、散策する人、ここぞと写真を撮りまくる人で賑わってました!この日は朝からずっと天気悪かったから、みんな太陽を待ちわびてたと思います(笑)

ホテルへ

レイキャビクへ戻り、夜7時頃ホテル到着。朝8時から約11時間のツアーで、本当にたくさんの場所に訪れました。

記事内で紹介した場所以外にも何度か景色を見るため下車させてくれて、数えたら休憩除いて計12回も下車観光してました!

まとめ

スナイフェルネス半島には、山や湖など、素朴な自然風景が広がってました。

スナイフェルスネス半島の湖

ゴールデンサークルのようなダイナミックさに比べると派手さはありませんが、「人が少ない場所でのんびりと雄大な景色を楽しみたい」という方にはおすすめの場所です!

スナイフェルスネス半島の山

天候に関しては、運次第というか、、賭けな部分があります。このツアーに限らず言えることですが、「せっかく参加したのにずっと雨だった・・」っていうパターンもあると思います。

そればかりは仕方ないので、悪天候ながらに少しでも行動しやすいように防寒具・雨着はしっかりしたものを用意して行きましょう~~ ^^;

ホテル送迎あり・バス移動の現地ツアーを選べば、念入りに準備持って行ってても邪魔にはならないはず!

服装準備について別記事にしています

アイスランド旅行の準備録♪夏場の服装は?両替は?ガイドブックは?
アイスランド旅行の準備録♪夏場の服装は?両替は?ガイドブックは?
2016年夏にアイスランドを1週間旅行しました。服装・持ち物・両替・ガイドブック・持って行って良かった物など旅行の荷造り、準備の記録です。

私たちの場合は、幸い最後に晴れてくれたことで報われました。

アイスランドのスナイフェルスネス半島の景色

雨上がりにこの景色が見れただけでも、参加して良かったです ♡

アイスランドに持って行きたいガイドブック

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