旅先での楽しみ・スーパーマーケット。
ボリュームあるディスプレーや その国らしい食材を見ながら店内を歩いていると、 あっと言う間に時間が過ぎちゃいますよね。
今回は私がアイルランドのスーパーで買ったお土産をご紹介します。
記事のラストではダブリンのスーパー情報も記載しますので、バラマキ土産などお探しの方のご参考になれば幸いです♪
スーパー以外で買ったお土産はコチラの記事をどうぞ
Contents
①TAYTOポテトチップス
アイルランドの食文化を語るうえで、はずせないのがジャガイモです。寒冷地に強く年に複数回の栽培が可能なジャガイモは、国土の狭いアイルランドで庶民の食料として爆発的に普及しました。ジャガイモに依存するあまり19世紀なかばに起こったジャガイモ飢饉では100万人以上の餓死者が出たという歴史もあるぐらい。
ダブリン市内に設置された大飢饉のモニュメント
現在もジャガイモはアイルランドで主食として愛され、レストランで魚や肉料理を頼むと大量のマッシュポテトや茹でたジャガイモ、ポテトフライなどが一緒に出てきます。
そして私たちがアイルランド人のジャガイモ愛に驚いた場面はレストランだけじゃありません。スーパーで売られてるポテトチップスのバリエーションがすごいんです!!
大袋のみでこの陳列量。
このレーン以外にレギュラーサイズ、ミニサイズのレーンもあります。(ちなみにアイルランドではポテトチップスではなくクリスプスと呼ぶそうなので、当記事でも以下クリスプスでお伝えしますね♪)
クリスプス売り場にはWalkers、KETTLE、Lay’sといった海外で有名なメーカーはもちろん、アイルランドで初めて見る商品も。
せっかくなので色んなメーカーのミニサイズを買って食べ比べしてみました。
堅あげポテトに近いもの、ギザギザポテト、カロリー抑えたヘルシーなもの。旅行中合計15種のクリスプスを試した私たち (←塩分…) が、断トツで美味しいと感じたのがTAYTOの商品でした!
テイトーTAYTOとは1954年の発売から60年以上愛され続けるクリスプス。パリパリ感とじゃがいものしっかりした風味が特徴です。
マスコットキャラクターであるミスター・テイトーはグッズが販売されるぐらい人気者◎
出典 Tayto Park
首都ダブリンの郊外にはテイトー・パークなる遊園地まであります!
スーパーの陳列量からも人気ぶりがうかがえますね。
正直私は「ポテトチップスにそこまで違いあるのかな?」なんて思ってたのですが、TAYTOは一口食べた時に衝撃を受けました!
日本の一般的なポテチほど薄すぎず、堅あげポテトほど分厚すぎず。パリッ、サクッという食感が今まで食べたことがないレベル✨ 味付けは濃い目ながら、素材であるじゃがいも味もしっかりと分かります。
テイトークリスプスの味はいくつかありますが、特に人気なのはチーズ&オニオン味。
濃厚でアイルランドではこのチーズ&オニオンクリスプスをサンドウィッチの具材として使ったりもするそうです。
私的1番のイチオシはスモーキー・ベーコン味。噛むたびに広がるベーコンの香ばしい風味は、お酒のつまみにも最高です ✨
値段はお店にもよりますが、小袋タイプで€1前後。お土産で配るならスーパーなどに売ってる特大サイズがお得です。
ミニサイズが12袋(3種類×4袋)入って€3…!安すぎますね★
TAYTOはアイルランド以外の国でなかなか見かけないので、訪れたら是非買ってみてください
②生キャラメルみたい☆ファッジ
じゃがいも同様、アイルランドの食生活を支えるのが乳製品です。牧草地の多いアイルランドでは酪農も盛ん。
電車で相席だったアイルランド人がコーヒーにフレッシュ5個も注いでるのを見てビックリしたのですが… それもそのはず。アイルランド人ひとりあたりの牛乳&乳飲料消費量はなんと世界No1なのです!
スーパーの乳製品売り場もこんなに広いです。
低温殺菌のミルクはコクがあって甘いのにすっきり!
旅行中に食べたヨーグルトやバターも濃厚で本当に美味しかったです。
ただ、お土産となると、乳製品を持って帰るのは難しいですよね。要冷蔵品は持って帰るまでの保存も気になりますし、日本への持ち込み制限にも気を付けなければなりません。(詳細: 動物検疫所サイト)
そこでおすすめなのがバターを使ったお菓子です✨
例えばファッジ。
ファッジとは、バターと砂糖と牛乳(または練乳)を混ぜて作るお菓子で、生キャラメルに似た柔らかい口当たりが特徴。バターの風味を味わうのにぴったりです。
③バター感たっぷり!ショートブレッド
ショートブレッドもスーパーやお土産屋さんでよく見かけます。小麦粉、バター、砂糖、塩で作るクッキーに似たお菓子ですが、クッキーよりもホロホロした食感です。
アイリッシュ・バターで知られるKerrygoldのショートブレッド。
こちらはスーパーDUNNES STORESのオリジナルブランド、Simply Betterシリーズのショートブレッド。
ショートブレッドといえばスコットランドのWalkerが有名ですが、アイルランドで買ったショートブレッドもバター感が強く美味しかったです☆
④ギネスビール
パブ文化のイメージで、アイルランドと聞くとお酒を想像する方も多いと思います。スーパーには期待通りたくさんのお酒が並んでいました!
まずはアイルランドを代表するビール、スタウトStout。黒くなるまでローストした大麦を上面発酵によって醸造させていて、きめ細かい泡が特徴です。
マーフィーズMurphy’sやビーミッシュBeamishなどのメーカーが並んでいますが、日本でも馴染み深いのはやっぱりギネスGuinnessだと思います。ダブリンにはギネスビールの広大な工場もあるので、観光のプランに入れるという旅行者も多いのではないでしょうか☆
日本ではギネス・ドラフトがメジャーですね。アイルランドでもギネスビールといえば、このギネスドラフトを指します。窒素を含んだ滑らかな泡で、のど越しが優しいかんじ。
夫はビール独特の「喉にグッと来るかんじ」が苦手なのですが、ギネスドラフトは一般的ビールより喉越しが軽いため唯一飲めるビールだそうです。
私は夫と真逆でビールの「キレの良さ」が好きなので実はギネスドラフトはあまり好みではなくて、、そんな方におすすめなのはギネス・エクストラスタウトです。
エクストラスタウトはギネス創業当時の味に近づけた商品。ギネスドラフトよりも炭酸が効いているので日本で飲むビールに近いのど越しが味わえます。
このエクストラスタウトは日本のお店では見かけませんが、ネットで買えるようです ✨
⑤リンゴの発泡酒!サイダー
黒ビールは好みが分かれると思うので、もうひとつアイルランドらしい・且つ飲みやすいお酒を紹介します。
写真奥に写ってるほう。サイダーです!サイダーというと無色の炭酸飲料をイメージしますが、アイルランドではリンゴの発砲酒のこと。
度数も高くないしフルーティでサッパリと飲みやすいので、女友達へのお土産に喜ばれました。
年齢確認出来るものをお忘れなく!
ちょっと余談になりますが、ダブリンのスーパーでお酒を買う際レジにて年齢確認をされました。
年齢証明できるもの持ってる?
20代の夫は何も聞かれなかったのに、30代の私だけ。。。喜んでよいのか悲しむべきなのか>< パスポートなどは常に携帯してるのが良いと思います
まとめ
以上、アイルランドのスーパーで買って良かったお土産5選でした!最後にこれらの商品が買えるダブリンのスーパーを紹介して終わります☆
ダブリンのスーパー
ダブリン中心部ならイギリス発のチェーンスーパー、TESCOがあります。
TESCO Metro
繁華街テンプル・バーに位置していて朝7時(日曜は10時)~夜22時まで営業しているため、観光客も利用しやすい店舗です。ただ私たちはクリスマス時期に訪れたのでTESCOは閉まっており、代わりにこちら⇩のスーパーに訪れました。
Super Valu
規模は大きくないですが、今回紹介したテイトーやギネスなど、メジャーな商品は揃ってました☆
DUNNES STORES
さらに品揃えを求めるならDUNNES STORESというスーパーも有名です。
ダブリン以外にコークやゴールウェイなどの都市にも店舗があり、広い店内でゆったり買い物できました。オリジナルのお菓子や惣菜が充実してます!
地元民気分で買い物できるスーパーは海外旅行の楽しみのひとつ☆お手頃価格で美味しいお土産を探しに是非ぜひ訪れてみてくださいね。
この旅行の全体概要
- 2017年12月25日~2018年1月4日
- 9泊11日の夫婦旅
- 日本~アイルランドの往復航空券はエクスペディア予約
- アイルランドメインに途中アイスランドとイギリスも訪問
アイルランド旅行でお世話になったガイドブック