こんにちは!なっつです。
尾道旅行の途中、しまなみ海道の往復サイクリングにチャレンジしました。
前回の記事で1日目(尾道→今治)の様子をつづったので、今回はその続きから。2日目(今治→尾道)の道中の景色や休憩した場所、所要時間などをシェアしたいと思います。
Contents
私のしまなみサイクリング日程とルート
ルート日程と前回の内容を簡単にお伝えしますね。
時期は10月初旬。尾道駅前しまなみレンタサイクルでクロスバイクを2日間レンタルし
- 1日目 尾道駅前→今治駅前 今治市街泊
- 2日目 今治駅前→尾道駅前
このように往復する予定でしたが、、私の走行スピードの遅さ&時間配分ミスにより、1日目は今治駅に到達できませんでした。
今治駅まで残り3kmもないところで日が沈んでしまい夜間走行は危ないので自転車をストップ。歩道を歩いて今治市街の宿へ直行しました。
そんな1日目の反省を活かし、2日目は今治駅→尾道駅を走破できるのか!?
おそらく今回もサイクリストや体力ある方からすると時間かかりすぎてて見てられないレベルだと思いますが、初心者がチャレンジしたリアルということで、私同様 体力に自信がない方向け にお送りしております!
今治→尾道サイクリングの記録
この日の天気予報は晴れ。青い空のもと1日目よりもキレイな写真が撮れそうです。
今治市街~来島海峡大橋
7:00 / まずは昨日やり残したことを叶えるため、JR今治駅前へ。
7:10 / 今治駅前シクロの家の壁で記念撮影。しまなみ海道の道しるべ・ブルーラインの0km地点を示してます☆
ここから尾道へ向けていざ出発!
市街地をブルーライン沿いに走って…
やって来ました!来島海峡大橋。
7:45-55 / 橋のふもとのターミナル サンライズ糸山でタイヤの空気補充を。 館内からは橋の全景が眺められます。
標識案内に従ってアプローチに入り、ぐるぐると坂をのぼっていきます。
全長約6.2kmの来島海峡大橋を走行。
眼下に眺める多島美と風が心地よく、まるで鳥になったような感覚を味わえました。
前日の尾道→今治ルートでは「最後の最後になんだこの長すぎる橋は~~~」って泣きそうになりながら走った橋なのに、時間帯の違いでこんなに感じ方が変わるなんて。しまなみ海道を何度も走る方の気持ちが分かりました!
大島~伯方・大島大橋
8:50-55 / 大島に入り橋のふもと・よしうみいきいき館にて小休憩。
前日苦しめられた宮窪峠は朝イチに挑んでも攻略できませんでした・・・。途中から自転車を押して上りました。
それでも、しまなみルートの中で一番の難所を最初に終わらせたというのは、気持ち的に楽になりますね✨
9:55 / 大島から伯方島へと渡ります。
伯方島~大三島橋
10:10 / 伯方島入り。ここでは楽しみにしていた名物がありました!
そう!伯方の塩ソフトです♡
10:15-10:30 / 伯方S・Cパークで休憩。往路では塩ラーメンを頂いたので復路ではソフトクリームを。適度な塩味がアクセントになって美味しかったです♪
10:55 / 大三島橋を渡り3つ目の島に入りました!
大三島~多々羅大橋
伯方島から大三島にかけてはアップダウンも少なく、橋に向かって楽しく海沿いを走れました。
11:20-11:30 / 多々羅大橋のふもと多々羅しまなみ公園で小休憩。今治駅~尾道駅76.5kmのほぼ中間地点になります。前日ここを通った時は13時過ぎていたので、それに比べると良いペースではないでしょうか。
橋の上の県境。1日ぶりの広島に戻ってきました!
生口島~生口橋
12:05 / 生口島に入ると柑橘の木が段々に植えられた坂道(=レモン谷)を下っていきます。柑橘の木の葉がそよぎ、目の前は海。瀬戸内らしい穏やかな景色です🍊🍋
…ですが、生口島に入って海沿いを進んでいる途中、徐々に風が強くなってきたんです。向かい風が強すぎて前傾になってもギア変えても前に進まない・・・。私は通常5km進むのに30分近くかかるのですが、風の影響で(もともと遅いのに)さらにスピードダウン。レモン谷~瀬戸田中心部の5km移動するのに1時間以上かかってしまいました。
13:35-13:50 / 時間が押してきてることは承知なのですが、出発後ソフトクリームしか食べていない上に強風で体力奪われてフラフラなので、少しだけ休憩します。島ごころSETODA本店で名物のレモンケーキ☆ コロナの影響でコーヒーサービスが休止中でしたが、焼き立てレモンケーキの優しい甘さが疲れた体に染みわたりました。
休憩の間に風止んでないかなぁ…という淡い期待も虚しく、再び向かい風の海沿いを走行。
14:50 / 長かった生口島をようやく脱出します・・・!
因島~因島大橋
15:05 / 因島に着いた時は日が既に沈み始めようとしていました。
日没との戦い、再び。因島も大島ほどではないけど急な坂が続くため、走行に時間かかります。
グラフ右側の大きい山が大島で、左側の小さい山々が連続してるのが因島。(後日海岸沿いを走る外周ルートを試したのですがそちらのほうが内陸部よりアップダウン少なくて楽でした・・・)
16:20 / 見えてきました!因島大橋です。
アメニティ公園横を通り橋のアプローチへとへ向かうのですが、そこへたどり着くまでの坂もなかなか険しかったです。
16:45 / 残り11km!大急ぎで橋を渡ります。
向島~尾道へ
17:00 / 向島に上陸! 尾道まで残り8km、日没までに間に合うか・・・!?
・・・間に合いませんでした(泣)
17:30 / 帰りは向島の途中・尾道まで残り3km地点で日が沈んでしまって断念。トボトボ歩道を自転車押して渡船乗り場まで行き、尾道へと戻りました。
尾道駅前のしまなみレンタサイクルターミナルにて自転車を返却し、2日間のチャレンジが終了しました。
まとめ
ということで、サイクリング初心者が尾道駅~今治駅を2日で往復しようとしたら・・・行きも帰りもゴールに到達できませんでした。
今回の所要合計時間は
- 1日目:9時間
- 2日目:10時間30分
2日目は1日目より1時間以上早くスタートし道中での休憩時間も少なくしたのですが、とにかく生口島と因島に時間がかかりすぎです(笑) 「島で風が吹くとこんなにも自転車進まないのか・・・」と思い知らされました。また、前日既に70km以上を走った疲れが多少なりとも蓄積されていたと思われます。
比較的サイクリングをしやすいと言われる10月初旬でこのペースだと、夏は水分補給や休憩がもっと多くなるだろうし、日照時間が短い冬場はさらに早い段階でタイムオーバーになることが予想されます。
今回しまなみ海道を往復したことで
- 借りた場所と同じターミナルに返却するのでレンタルの保証料が返ってきた
- 往路で食べ損ねたグルメを復路でリベンジできた(例えば瀬戸田には行きたいお店が多く、行きはドルチェ、帰りは島ごころというかんじで分けて味わえた)
- 往路で見逃した景色やカメラのバッテリー切れで撮れなかった景色も復路でリベンジできた
というメリットはありましたが、やはり初心者の私にはハードルが高かったようです。
「足腰が痛くて動けない」ほどの事態にはならなかったものの、時間に追われる余り島内の景色や街なみを満喫する余裕がありませんでした。
橋の上からの眺めや自転車の疾走感は楽しめましたが、せっかくのしまなみ海道、それぞれの島をもう少しゆっくり巡りたかったなぁという思いが残ります。
なので、いつかまた尾道からしまなみ海道をサイクリングする時はもっとゆったりしたプランを立てたいです。
案①1泊2日で広島側をメインに走る
- 1日目:尾道→大三島 大三島泊
- 2日目:大三島→尾道
というかんじで大三島をゴールとして因島や生口島をゆっくり楽しみながら帰ってくる旅程。
案②今治からバスやフェリーで本州に戻る
- 1日目:尾道→大三島 大三島泊
- 2日目:大三島→今治
というかんじで今治まで2日かけて走行後、自転車を今治のターミナルで乗り捨てて、バスやフェリーを利用し広島本土へ戻ってくる旅程。
大三島・多々羅大橋ふもとの宿
案③日帰りで尾道~生口島を往復
これは実際に試してみました。道中のグルメや生口島・瀬戸田も無理なく満喫出来て良かったです。
体力に自信のない方や長距離サイクリング初めての方、現地観光やグルメも楽しみたい方には、私のような詰め込み日程ではなく、無理のない計画をオススメします。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
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