こんにちは!なっつです。
松山でワーケーションしていた時に、自転車をレンタルして下灘駅まで日帰りサイクリングしました。往復にかかった時間や道中の見どころなどシェアしたいと思います。
下灘駅って?

下灘駅は愛媛県伊予市にある小さな駅。標高11 mの高台に位置し、ホームから広い海を一望できます。そのロケーションの素晴らしさから数々のCMや作品のロケ地に使用され、近年は鉄道ファンだけでなく多くの観光客が訪れるフォトスポットとなっています。
しまなみ海道サイクリング以来、すっかり海沿いサイクリングの魅力にハマったわたし。松山滞在の機会を利用して、下灘駅を目的に日帰りで走ってみることにしました。
松山のおすすめレンタサイクル「フラワーさいくる」
今回はこちらの「フラワーさいくる」というお店で自転車をレンタルしました。

ちょうどすぐ近くのビジネスホテルに泊まっていたので、歩いて借りに行けたのが良かったです。


予約は受け付けておらず先着順で貸し出してくれるスタイルなので、9時のOPEN以降早めに訪れました。通常の自転車はレンタル料1000円、2000円しますが(車種による)、リメイク品でよければ1日500円でレンタルをしているとのこと。

わたしはリメイク品の中から、こちらのカゴ付き自転車をチョイスしました。ギアもあり乗りやすそうです。これで1日500円は、かなり良心的なのではないでしょうか。ヘルメットも貸してくれました。レンタルする際には身分証明書が必要なのでお忘れなく。
貸出は1日のみ(延泊不可)。営業時間内17:30までに返却しなければならないので、頑張って時間内に戻ってきたいと思います…!!
サイクリング道中記
手続きを終えて時間は9時半。さっそく出発します!
まずは右手に松山城を見ながら城山公園を抜けて、56号線へ。ひたすら市街地を南下していきます。

車通りこそ多いですが、道幅は広く、また道路わきに自転車用ルートを示すブルーラインが引かれているので走りやすいです。

松山から下灘駅に向かうには、「宇和島」方面の案内を目印にすれば迷うことはありません。

向井原駅の高架下をくぐったら、ここから山越えです。

標高約80m、自転車歴2年目の今でこそ登れるようになりましたが、初めてここを走った時はなかなか長い坂だと感じて途中押して歩きました。

左手にストーブのお店が見えたら峠です!

あとは一気に下ると、海沿いの「夕やけこやけライン」に出ます。こんなかんじの、海に沿った道がずーーーっと続きます。絶景!!

時計を見ると12時頃。道中にある道の駅ふたみでしらす丼のランチを食べました。



最近OPENしたキレイな道の駅で、展望デッキやカフェもあります。空気入れも借りられたので、帰りに備えて補充します。



道の駅から4kmほど進むと良い場所に売店があったのでソフトクリームのデザートを。売店 くじら
ここを越えたら下灘駅はすぐそこ。

駅には国道から一本山手に入っていくのですが、分かりやすく案内板が出ているので大丈夫です!

坂をのぼっていく途中、右手に駅舎が見えてきました。到着です。



かつては「日本一海に近い駅」として知られていた下灘駅。現在は下に国道が走り道路で隔たれていますが、それでもホームからはしっかり美しい瀬戸内の海が見渡せます。


駅舎内には下灘駅の写真や資料が展示されています。


コーヒーやみかんのジュースが飲めるキッチンカーも常駐。

ここまでで時間は14時。9時半に出発したのでお昼や休憩など除くと片道3時間で到着したことになります。

ルートのハイライトをざっくりまとめると
松山市街地→山越え→伊予の海沿い
色んな景色と適度なアップダウンも楽しめる、充実のコースでした。帰りも同じ道を戻っていきます。


行きに気になっていた人気の売店でみかんのお土産を。

帰りは休憩なしで一気に駆け抜けました。17時すぎに無事松山に到着し、自転車を返却。

所要時間まとめ
走行時間のみ計算すると約30km・3時間×往復なので約60km・6時間。途中休憩や下灘駅での滞在含めても日帰り往復できる範囲でした。
このルートを実際走って感じた良いところは、
- 道幅広く迷いにくい。自転車にやさしいまち愛媛は、市街地に自転車専用道が設けられていたり、各所にブルーラインで行き先案内が表示されているので、スムーズに走れます。
- 道中の景色が良い!特に海沿いの夕やけこやけラインは、ずっと走っていたくなる爽快さでした。
- 駅に自分が居たい間だけ滞在できる。電車で行くと運行本数が少ないので「下灘駅で降りたものの引き返すのに2時間待ち…」みたいな事態になることも。でも自転車なら、自分の好きなタイミングで帰途に着くことができます。(本来の「鉄道駅」の使い方ではなくなってしまいますが…)
初心者の方にも比較的走りやすく景色も楽しめる、おすすめコースです。
「同じ道を往復するのはしんどい」「もっとゆっくり観光しながら行きたい」という方は発着時刻を確認したうえで、片道どちらかを電車にて輪行するのも良さそうです。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!