こんにちは!なっつです。
3泊6日で旅行したチェコ+トルコ。イスタンブールにはプラハから日本へ戻る乗り継ぎを利用して1日だけ訪れました。1日歩いただけでは語れないほどディープで面白い街でしたが、トルコ初心者なりに周った場所の記録を綴りたいと思います。
今回も長い記事になってしまったので、下記目次をご活用頂けたらと思います。読みたい見出しをクリックすると各項目に飛びます☆
Contents
観光のメインはヨーロッパ側の旧市街
東西の文化が出会う街、イスタンブール✨ ボスポラス海峡をはさんでアジア側とヨーロッパ側に分かれています。
トルコ人の日常が見られるアジア側も魅力的ですが、今回はトルコ初訪問だし1日だけの観光なので有名観光スポットの集まるヨーロッパ側を満喫することにしました。
私たちがイスタンブールで絶対に行きたかったのはコチラの6つ
- ①アヤソフィア
- ②ブルーモスク
- ③地下宮殿
- ④ガラタ塔
- ⑤トルコの市場「バザール」
- ⑥気になるレストランでトルコ料理
①②③の観光スポットが同じ広場内にあるので、距離的には周りやすそう。ただ、予想外だったのがトルコの人々のからみと客引きでしたw
旧市街を歩いていると、
- とにかく日本人が好きで好きで仕方ないおじいさん
- 観光のオススメや注意点を1から10まで解説してくれる青年
- ただの女好きのおっちゃん
- 絨毯を買わせたい商人
などなど。とにかく皆さんグイグイきます!そしてストップかけないと普通に30分以上しゃべり続けます!
↑Helloの次が求婚…!?
トルコは大の親日国。本当に日本人が好きで話しかけてくれる人も沢山います。
でも、中にはお金や商売目的な人もいるし、そういう人は見極めて適度にかわさないと全然前に進めませんでした(笑)
そんな訳でスムーズな行動とは行きませんでしたが、上記①~⑥はなんとか1日で制覇出来ました!以下で各スポットを紹介していきます。
①アヤソフィア
まず向かった先はイスタンブール旧市街にあるアヤソフィアとブルーモスクと地下宮殿。この3カ所はお互いすぐ近くなので、まとめて訪れるのがオススメです。
アヤソフィア博物館はイスタンブール観光には欠かせない場所。キリスト教とイスラム教が共存する歴史的にも珍しい建築物です。
直径33mもの巨大ドームと「ビザンツ様式の最高傑作」と呼ばれる建築技術は圧巻!
2階デッキからは、天井の装飾をより近くで見ることができました。
場所・開館時間はこちら
②スルタンアフメト・モスク (ブルーモスク)
アヤソフィアのちょうど向かいに位置するのは『世界で最も美しいモスク』と言われるスルタンアフメト・モスク。6つの尖塔で有名です。
別名「ブルーモスク」と呼ばれる内部は、息を飲むほどの美しさでした。
ブルーモスクは現在も信仰の場。露出の多い服は避け、髪を隠すためストールを巻いて入ります。(旅先でストールを持ち歩いているとこういう時に重宝します☆)
内部は絨毯が敷かれているので、入る前に靴を脱ぐのも忘れずに
- DATA
- スルタンアフメト・モスク(Sultanahmet Camii)
- Sultan Ahmet Mahallesi, Atmeydanı Cd. No:7, 34122 Fatih/Istanbul,
- 入場料:寄付制
- 入場可能時間:8:30~11:30、13:00~14:30、15:30~16:45
- ※入場可能時間は時期によっても変わるので公式サイトをご確認ください。
- ※1日5回の礼拝時は入場できません。金曜日の午前は礼拝のため、さらに限られます。
- ※2018年確認時は改修工事中(2020年頃まで予定とされてますが進行状況は不明)
③イエレバタン・サルヌジュ(地下宮殿)
アヤソフィアの斜め向かいに穴場スポットがあります。
Yerebatan Caddesiの看板の前には行列が出来ていて、中に入って階段を下りるとこんな空間が広がっています。
地下宮殿!!
イスタンブールでは、地下に造られた貯水池が数か所発見されています。ここイエレバタン・サルヌジュは、その中でも宮殿のような造りなので「地下宮殿」とよばれています。
貯水池には魚が泳いでます。
出口手前のメデューサの存在感…!
と思って調べたところ、地下宮殿建設時に柱の土台の高さが足りず、古代ギリシャ・ローマ神殿から調達した処分品で調節したんだと言われているそうです。(真偽は不明)
ひんやりとしてて静かで神秘的。異世界に来たような空間でした。アヤソフィアと合わせて是非訪れてみて下さい☆
場所・営業情報はコチラ
- DATA
- 地下宮殿(Yerebatan Sarnici/Basilica Cisternとも)
- Yerebatan Cad. 13, Sultanahmet
- 営業時間:9:00〜17:30
- 入場料:20TL(約600円/2017年投稿時)
- 開館情報は公式サイトをご確認ください
番外:屋台でお昼ごはん
お昼ご飯は、新市街へ向かいながら屋台で食べ歩きにしました♪
ケバブ
とうもろこし
ゴマパン、スミット。
ムール貝のリゾット詰め
美食の国・トルコは屋台飯のクオリティも高いので、カフェやレストランに入らずとも美味しい食べ物に出会えました☆
ちょうど喉が渇いてきたところ、ガラタ橋付近でザクロジュースの屋台を発見。ザクロジュースもトルコの名物らしいので、1杯注文。そしてお金を払おうとした瞬間のことでした。
店員のお兄さんが急に顔色を変えて、お店をたたんでそのまま ダッシュ!
大きなお店のカートを引っ張りながら、ものの3秒でどこかへ逃げて行ってしまったのです。
何が起こったのか分からず、立ち尽くす私。ちょっと離れた所で一部始終を見ていた友人は、なぜか爆笑。
実は私が注文している時、ちょうど私のうしろから警官が屋台に向かって近づいて行ってたんだそうです。
お兄さん出店許可を取っていなかったとかでしょうか。一瞬の逃走劇 でした。
私的には逃亡がお金渡す前で良かったですが(笑)
その後ザクロジュースは無事別の屋台で買えました。美味しかったです♡
④ガラタ塔
釣り人で賑わうガラタ橋を渡った北側は、イスタンブールの新市街エリア。
新市街の坂を上っていくと、ひときわ高い三角屋根の塔が見えてきます。
ガラタ塔に到着です!
入場料を支払いエレベーターに乗って展望台へ登ると、イスタンブールの町並みを一望できます。
晴れた日の午後というのもあって見晴らし最高✨ 午前中に観光したアヤソフィアやブルーモスクも見えました。
手前には新市街、
ボスポラス海峡の向こうにはアジア側の町並みが広がります。
ガラタ塔の場所はコチラ
- DATA
- ガラタ塔(Galata Kulesi)
- Bereketzade Mahallesi, Galata Kulesi, 34421 Beyoğlu
- 9:00〜21:00
- 入場料:25TL(約750円/2017年投稿時)
- 最新情報はサイトをご確認下さい
⑤バザール
イスタンブールの市場というとグランド・バザールが有名ですが、私たちが訪れた日曜日は残念ながら定休日。かわりに他の市場を探しました。
エジプシャン・バザール
ガラタ橋の旧市街側から歩いてすぐ、イェニ・モスクの裏側で開催されるエジプシャン・バザール。
イスタンブールではグランド・バザールに次いで大きな規模の市場です。
観光客より地元の人でいっぱい!
売られている物は食品中心。
エジプシャン・バザールは昔シルクロードを経由して入って来た香辛料を扱う店が集まっていたことから「スパイス・バザール」とも呼ばれます。
香辛料の他にはチャイやドライフルーツ、ナッツなども売られます。
雑貨はチャイグラスやトルコらしい食器を少し見かける程度。ランプやアクセサリーは売られてませんでした。
当時この市場では日本人向けのギャグ(?)が流行っていたのか…お店の前を歩いてると店員さんが、
店員:落ちましたよ!
日本人:え? (下を見る)
店員:落ちてなーい☆
お店3軒に1軒のペースでこのからみw
アラスタ・バザール
エジプシャン・バザールは雑貨が少なかったので…ブルーモスクの近くなら雑貨メインで扱う市場があると聞き、やって来ました。
モスクに向かって左手の細い道でひっそりと開催されてる、アラスタ・バザールという市場です。
ここはインテリアや雑貨中心でトルコらしいキリムやランプ、陶器やタイルなどが売られてました。
おそらくグランド・バザールに比べると小規模ですが、もし私達のように日程の都合でグランド・バザール行けない方は訪れてみても良いかなと♪
客引きが少ないのでゆったりと見ることができました。タイルの鍋敷きとスノードームを購入。
よく日本の雑貨屋さんでも見かけるイズニック陶器の鍋敷き。種類豊富で迷います☆本場トルコでは600円ぐらいと少しお手頃に買えました。
道に敷かれたタイルが可愛かったのでクルテク達を並べて撮影していると、これまたおせっかいなおじさんがやって来てレイアウトの手直しをしてくれましたw
⑥セブン・ヒルズ レストラン
この旅行での最後の晩餐は、ちょっと豪華に眺めの良いレストランヘ!アヤソフィアとブルーモスクの間に建つレストラン、セブンヒルズです。
屋上テラスではブルーモスクとアヤソフィアのライトアップを眺めながら食事できます。入店すると「今日は寒いから」と室内のテーブルを案内されましたが「寒くても屋上のテラス席が良い」と駄目元で伝えてみたところ、テラスに通してくれました!
ブランケットまで持ってきてくれて親切なウェイターさんです。
チキンケバブとシシケバブを注文
食事していると途中で礼拝の時間を知らせる声「アザーン」が街中に響き渡り、異国の雰囲気たっぷり!
最高の旅の締めくくりとなりました!
- DATA
- Seven Hills
- Cankurtaran Mh., Tevkifhane Sk. No:8, 34122 Fatih
- 7:30~23:00
- 詳細はお店のサイトをご確認ください
観光にはトラムが便利
以上の①~⑥のスポットは歩いて周ることも可能ですが、トラムT1番線を利用して周ると時短になります。
トラム停留所
乗り方はカンタン☆まず停留所にある券売機で運賃を入れてOKボタンを押すとJetonというおもちゃみたいなコインが出てきます。これが乗車券になるので、改札に入れると通過できます。
写真見えにくいですが、左の写真の Jeton と書いてる所に入れます☆料金はどこまで乗っても同じで1回4リラ。
出典 Wikipedia
T1号線は旧市街と新市街の中心部を結んでいて観光に便利な路線です。ちなみに4回以上乗ればお得になるイスタンブールカードというチャージ式のカード(10リラ)もあります。
「私たちは1人3回しか乗らない予定だから元取れないよね」と判断して購入しなかったのですが、後で調べたところ、なんと1枚を複数人で利用可能なんだそうです!
つまり私たちも3回×2人で6回乗車したので、1回ずつJeton買うより断然お得なのでした…。複数人で旅行する方や宿泊ホテルから中心部が遠い方には便利なカードです✨
まとめ
西洋と東洋の文化が交差する街、トルコ。美しいモスクと美味しい料理と、親切で陽気でエネルギッシュな人々。1日の観光ながらも、この街の魅力に触れることが出来ました!もっと長く滞在すれば、もっと好きになる国だと思います。
友人と空港に向かいながら話していました☆なお、この旅行記は私たちが訪れた2013年時のものになります。イスタンブールの主要観光スポットは2018年頃から改修工事が始まっていますので、実際に訪れる方は最近訪れた方の口コミなどチェックしてみてください。(特にブルーモスクの改修が大規模で、天井が殆ど見れないようです…。)
また、最新の治安情報についてもご確認をおすすめします。
イスタンブールは現地オプショナルツアーも豊富ですので「個人で周るの大変そう…」という方は、こちらのサイト GetYourGuide は渡航先での豊富なオプショナルツアーを検索・予約できます。右上のプロフィールボタンから日本語表示もできるので、是非チェックしてみてくださいね。