こんにちは!なっつです。
今回はイギリス湖水地方のB&Bに泊まります。
湖水地方とはイングランド北部に広がる美しい自然スポット。あたりには可愛い村々が点在し、ピーターラビットの舞台としても知られます。
本来は都会の喧騒から離れゆっくり過ごすのに良い場所なのですが…
私たちは日程の都合で 超 弾 丸 !
1日目の夕方17時に湖水地方の玄関口である鉄道駅ウィンダミアWindermereに到着し、翌朝11時にはウィンダミアを出発。マンチェスターに戻ります。
「このスケジュールだと湖水地方では散歩と食事ぐらいしか出来ないだろうなぁ」と覚悟はしてたのですが、電車の遅延が重なり到着時間が17時ではなく20時に。夜中到着して翌朝出発という、何しに行ったんだかよく分からないかんじになっちゃいました(泣)
私たちが訪れた季節(12月)も良くなくて、11月~2月の湖水地方は多くの観光施設は営業していないし、交通機関も縮小運行になります。
展望の丘オレストヘッドに登ってみるも、霧深くてなんにも見えません。今回訪れてみて湖水地方は夏のほうが楽める場所だとしみじみ感じました。
そんなトホホな湖水地方初訪問でしたが、宿泊したB&Bは良かったです!
B&Bとはイギリスによくある朝食付きの宿。日本でいう民宿のような存在です。
私たちが利用したB&Bも可愛い建物にインテリアに、美味しい朝ごはん。オーナーご夫妻の人柄とか、全部が素敵でした。なのでこの記事では、湖水地方の町というより私たちが宿泊したB&Bの感想 をお伝えしたいと思います。
The Westbourne Bed&Breakfast
宿泊したのはこちらのB&B。
ザ ウエストボーン ベッド & ブレックファースト
The Westbourne Bed & Breakfast


内装
建物の入り口を開けるとオーナー男性が出迎えてくれました。※宿のチェックイン時刻は18時までなので、電車が遅れてる旨を電話連絡しておりました。
ボウネスのお店情報なども教えてくれて親切なご主人でした。早速部屋を案内してくれます。
入り口左手には談話室。The英国な雰囲気が可愛すぎます♡ ソリティアやオセロなどのボードゲームが揃ってました!
階段をあがって客室へ。
客室もコンパクトながら英国らしいインテリアです☆ 暖房やテレビあり、ベッドがふかふかで快適でした。
イギリスでは多くのB&Bでティーセットが用意されてます。さすが紅茶の国です ✨
バスルームはこんなかんじ。右手に小さなシャワースペースがあります。
ドライヤーは室内にありました!
朝食
朝食は1Fのダイニングルームで。楽しみにしていたイングリッシュ・ブレックファーストです。
クラシックで上品な空間✨こんな場所で朝食頂けるなんて最高です。
シリアル、ジュース、フルーツ、ヨーグルトなどはビュッフェ式。温かい飲み物と食事、トーストは席についてから尋ねられ、できたてを持ってきてくれます。
焼き立てのベーコンや卵、マッシュルームなどがたっぷり。寒い時期の旅行だったので温かい料理がなおさら嬉しかったです。味も美味しいし朝からお腹いっぱい。幸せな気分になりました◎
周辺情報
宿の場所は?
お部屋や朝食は文句なしの素敵なお宿でしたが、場所がウィンダミア駅から少々離れています。距離でいうと約2km。電車到着後30分以上歩きました…!
ウィンダミアの町を抜けてひたすら南へ進み、ボウネスの町の入り口あたりBiskey home roadという小道を左折。
ゆるやかな坂をのぼってくと左手に宿が見えてきます。
ウィンダミア駅~ボウネスはStage coachという路線バスもあるみたいですが、私たちの到着時には既に運行終了してて利用できませんでした><
バス利用の場合は所要7~8分。運賃は£2.5ほど。(2018年記事投稿時) 本数が少ないので事前に運行時刻の確認をおすすめします。StagecoachサイトのPlan a journey欄に発着地と日時を入力すると表示されます。
- バス停名参考
- ウィンダミア駅のバス停:
周りのお店情報
ちなみに宿からボウネスの中心部までは徒歩5分ほど。
食事できるカフェやレストランもいくつかありました。お土産店・雑貨店といったお店は夕方で閉まりますが、レストランは22時まで、遅い所なら24時まで営業してるところも。小型のTesco(スーパー)もあり、夜23時まで開いてたのが助かりました。
メインロード沿いにお土産屋さんや色んなショップが並びます。
南イングランドでチェーン展開するパン屋さんコーニッシュ・ベーカリー。B&Bに宿泊するなら朝食は付いてますが、小腹がすいた時に活躍しそうです。
私の履いてたブーツが崩壊したため代わりの靴を求め駆け込んだスポーツ用品店。
ウィンダミアかボウネスか?
湖水地方での滞在場所としてウィンダミアかボウネスか悩む方は多いと思います。
湖周辺の主な町と交通手段
個人的には私たちみたいに鉄道で訪れて1泊しかしない旅程なら、駅が近いウィンダミアのほうがオススメです。ボウネスの宿を紹介しといてなんですが、2日連続で大きな荷物持って駅~宿を30分以上歩くのは大変でした!ウィンダミアの町も少しウロウロしましたが、建物はボウネス同様に可愛いしお土産屋さんやレストランもあり、滞在しやすそうです。
でも、もし数日かけて湖水地方の村々をめぐるような旅程なら、ボウネスを拠点にするのも良いと思います◎
対岸へのフェリーが発着するボウネスピアには、ボウネス中心部から徒歩5~10分ほどで行けます。
B&Bでゆったり過ごしながら日中は遊覧船に乗ったり、ピーターラビットの作者が住んでいたニア・ソーリー村を訪れたり・・・私たちは時間的に叶わなかったけど理想です♡
滞在日数や予定に合わせて利用しやすいほうを拠点にしてみてください☆
まとめ
湖水地方には大型ホテルは少ないですが、今回紹介したような可愛らしいB&Bやゲストハウスは至る所にあります!B&BやGuest houseの文字を街中で目にしました。
これらの宿は家族や個人で経営してることが多いため、アットホームな雰囲気や朝食を味わえるはずです✨

私は昔コッツウォルズのB&Bに宿泊したときに宿のクリスマスパーティに参加させてもらったのが楽しくて。以来イギリスの地方に行くときはあえてホテルでなくB&Bを探します☆
価格もホテルと比べ良心的なところが多いので、湖水地方やコッツウォルズを訪れる際はぜひB&Bを利用してみてはいかがでしょう。
湖水地方に持って行きたいガイドブック