こんにちは!なっつです。
アイルランド夫婦旅行。今回は北アイルランドにある自然スポットを訪れたので紹介します。
この旅行の全体概要
- 2017年12月25日~2018年1月4日
- 9泊11日の夫婦旅
- 日本~アイルランドの往復航空券はエクスペディア予約
現地発着ツアーで訪れました
北アイルランドはイギリスの正式名称「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国」が示している通り、イギリスを構成する4つの国のひとつ。
アイルランド島の北東部に位置していて、ダブリンからの国際列車も出ています。中心都市ベルファストはダブリンから電車で2時間ほどで行けるので、アイルランド~北アイルランドは個人での日帰りも可能✨
でも私たちはベルファストだけでなくさらに奥地にある北アイルランドの自然スポットをめぐりたかったので、VELTRAでダブリンからの日帰りツアーバスを申し込むことにしました!VELTRAは各国の現地発着ツアーを扱うオプショナルツアーサイトで、日本語で検索・予約できるのが便利でよく利用させてもらってます。
今回申し込んだツアーは、世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイをメインに北アイルランドの北海岸コーズウェイコーストをめぐる内容✨
以下では私が実際に参加した様子をレポートしますね。ツアー内容や集合場所などは変わる場合があるので、あくまで個人の旅行記としてご覧いただけると幸いです
1日の流れ
集合~出発
バウチャー記載の時刻(この時は06:20でした)にダブリン中心部モリー・マローン像に集合。
時間になると近くに停まっているツアーバスに移動し、乗る前にバウチャーを見せてチェックインします。
コチラのバスで出発です!
車内はWi-fiが無料で使えました。(あまり接続良くなかったけど)
途中休憩
出発から1時間半ほどで一度トイレ休憩を挟みます。このツアーはバスを降りたあとは基本自由行動で、到着時伝えられる時刻までにバスに戻ればOKです。
休憩所には売店やイートインコーナーが入ってました。
ちなみに2018年旅行時点ではアイルランド⇔北アイルランドの国境越えに税関などはありませんでしたが、念のためパスポートは持参しておく方が良いと思います。イギリスのEU離脱によってこの辺の仕組み変わる可能性もありますしね。。。
ダークヘッジは行かず
ベルファストの街を越えて、バスはアイルランド島の北海岸・コーズウェイコースト方面へ。
当時のツアー内容によると最初の目的地は木が茂るトンネルダークヘッジのはずだったのですが…何故かバスは2つ目の目的地であるキャリック・ア・リード吊り橋に到着。
不思議に思ってるとガイドさんが他の乗客としゃべってるのを小耳に挟みました。
『ゲームオブスローンズ』というドラマのロケ地になったことで観光客の急増が問題になっているらしく、その影響かもしれません。
確かにツアーの注意文にも「ツアースケジュールは天候、交通状況等により変更、中止になる場合があります。」って書いているんですけどね。あまりしれっとスルーされたからびっくりしました!!笑
ちなみにこの記事の更新時(2019年夏)に現在のツアー内容を見るとダークヘッジは行き先リストから消えてました^^;
キャリック・ア・リード吊り橋
気を取り直して、キャリック・ア・リード Carrick-a-redeを楽しみます。
キャリック・ア・リードは断崖と小さな島を結ぶ高さ30m、長さ20mの吊り橋。
真下は海!!かなり揺れるのでロープをつかんで渡ります!
バスの停まる駐車場から吊り橋は歩いて片道1kmほど。
吊り橋手前の散策路が既に素晴らしい眺めなので「吊り橋は怖くて渡れない!」という方は吊り橋は渡らず散歩するだけでも楽しめると思います。
お昼休憩
12時頃にお昼。THE GIANTS BARNという食堂へ。
日本のセルフうどん店みたいにカウンターで注文しながら進み、最後支払ってから自分の席に運ぶ形式です。
カレーとデザートに苺パブロワ☆パブロワとはメレンゲと生クリームにフルーツをトッピングした、イギリスで多く食べられるお菓子のこと。合計£15.5でした。
カードは使えましたがポンドの現金も少し持ってると安心です。
ジャイアンツ・コーズウェイ
午後はこのツアーのハイライト、世界遺産ジャイアンツ・コーズウェイへ。
ジャイアンツ・コーズウェイとは北アイルランドの北海岸にある柱状六角形の岩場。
駐車場から見える大きな建物はビジターセンター。内部は有料ですがジャイアンツ・コーズウェイの成り立ちや歴史が展示されています。私たちは人の流れに付いてさっそく岩を見に周遊路へ。
岩場への案内表示。
一瞬阪急バスが走ってるのかと思いました。(配色的に。ローカルですみません。)
これはビジターセンター前から£1で乗れるミニバスです。岩場の近くまで連れてってくれるので発車時刻があえば利用するのもアリかと✨
自由時間は1時間45分ありましたが入り口から岩場まで徒歩で片道30分近くかかるので、歩いて行く場合は移動に1時間は見ておくのが良いと思います。
到着!!観光客でいっぱいでした。
地殻変動によって堆積したマグマが長い歳月をかけて氷河で削られ、このような形になったそうです。
あまりにキレイな六角形が整列する様子から巨人が作ったという伝説もあるほど。
Giant’s Causeway(巨人の道)という名前の由来もここから来てたんですね
絶景をあとにバスの待つ駐車場まで30分歩いて戻ります。
ダンルース城
続いて岬に建つダンルース城へ。周囲は断崖絶壁で迫力満点のお城です。
時刻は冬の15時すぎ。5分ほどバスを降りて遠くから写真を撮るのみでしたが、夕焼け空にうつる古城のシルエットがカッコよかったです!!
コチラも2019年現在のツアー内容を見ると行き先リストから消えてるので、もしかすると立ち寄らないかもしれません。
ベルファスト
16時前、北アイルランドの中心都市ベルファストに到着。
シティホール前に降ろされて、1時間ちょっとの自由時間。ベルファストの観光というとタイタニック博物館が有名なのですが、往復と館内の見学を考えると1時間では難しい…。
というか夕方の1時間で観光できる場所ってだいぶ限られますね ><
結局中心部の西側ウェスト・ベルファストまで散歩してみることにしました。
ウェスト・ベルファストは北アイルランドが抱える宗教問題が強く感じられる地区。このエリアの至る所に政治的な壁画が点在してます。
市庁舎から1kmほど歩くとピース・ラインと呼ばれる大きな壁が見えてきます。
ベルファストでは各地でカトリックかプロテスタントで居住区が分かれていて、ここウェスト・ベルファストでも壁の南側にカトリック、北側にプロテスタントの住民が住んでます。
日中はゲートからそれぞれのエリアに行き来できますが、毎日夜の間は扉が閉ざされます。壁の設置前は住民同士の衝突が絶えなかったんだとか…。
壁というと「ベルリンの壁崩壊」が有名ですが、ベルファストではこのような壁が今も存在していることをはじめて知りました。
「壁画の意味や歴史をちゃんと知りたい」または「歩いてウロウロするの不安…」という方には、タクシーで壁画やピースラインを周る方法もあります。
所要約1時間で歩いて行くには少し遠い壁画にも連れてってもらえるし、ドライバーさんの詳しい解説を聞ける点で人気です☆
ということでベルファストには1時間だけの滞在でしたが、市庁舎横で待ってるツアーバスに乗り込んで帰途に着きます。
ベルファスト~ダブリンは2時間半の道のりでした。朝に集合したモリー・マローン像の近くの道で下車して解散。
まとめ
以上、ダブリン発着北アイルランドツアーの紹介でした。個人で訪れると時間のかかる自然スポットを効率よく周れて良かったです!
なお、ジャイアンツ・コーズウェーに訪れる際は岩場がメインなので歩きやすい靴をおすすめします✨
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
アイルランド旅行でお世話になったガイドブック