こんにちは!なっつです。
2018年夏ベルギーからのオランダ日帰りトリップ。
オランダ名物チーズマーケットを楽しんだあとは、同じくオランダ名物であるキンデルダイクの風車群を見に行きます
風車の写真はもちろん水上バスでの行き方についても紹介したいと思いますので、訪れる方の参考になれば幸いです。
Contents
キンデルダイクの風車群って?
「キンデルダイクの風車群」とは、ロッテルダム東の町キンデルダイクに残る19基の風車のこと。
18世紀半ばに造られた風車が運河の両脇にズラリ !! これだけの風車が一カ所に残っている場所はオランダの中でも貴重で、ユネスコの世界遺産に登録されています。
場所は?
キンデルダイク風車群に訪れる玄関口としては、ロッテルダムが便利。
ロッテルダムはオランダ南部に位置していて
- アムステルダムからIC列車で1時間ちょっと
- ブリュッセルからIC列車で約2時間
ベルギーからも日帰りしやすい街なのです✨ 風車はそんなロッテルダム中心部から約10km東にあります。
googleマップでロッテルダム中央駅~キンデルダイクへの経路を検索すると、地下鉄+バスや鉄道+バスなどの方法が出てきました。いずれも乗り換えが必要で迷っていた中、目にとまったのがフェリーのマークでした!
調べてみると、どうやらロッテルダムからWaterbusという小型フェリーでキンデルダイクまで行けるらしいのです。
何となくバスより楽しそうに感じて、この水上バスを利用することに決めました!
水上バス202番での行き方
それでは私が実際に訪れた様子をレポートしますね。
ロッテルダムの発着所
ロッテルダムの水上バス発着所はコチラ。
中央駅から南へ約2.5kmの新マース川沿いです。
徒歩30分以上かかりましたが、ロッテルダムの近代的な街並みを歩くのも面白かったです。乗り場近くまで地下鉄で行く場合は Leuvehavenが最寄り駅。中央駅からD線またはE線で1本です。
↑地下鉄Leuvehaven駅。
ここから乗り場は歩いて7分ほどでした。
エラスムス橋Erasmusbrugのたもとに船着き場があります。存在感バツグンのこの橋を目指して歩けば きっと迷わないはず◎
水上バス乗り場はこんなかんじでした。(周りには他の船のりばも並んでて少しややこしいです。)
ガラス張りの待合室が目印です。
ゲートの時刻表には風車の写真が掲示されてました☆
事前に時刻表チェックを
水上バスの運行本数はあまり多くないので、事前に時刻表をチェックしておくと行動しやすいです。ご参考までに私が訪れた際の時刻表を添付しておきますね。※最新のものはリンク先でご確認ください☆
私の訪問時は1日4本の直行便【202番】が出ていました。キンデルダイク風車群のすぐそばKinderdijk,Molenkadeに到着します。
ただこの202番は、夏場5月~10月しか運行しません。11月~4月は【20番】でキンデルダイク対岸のRidderkerkまで行き、そこで小さなボートに乗り換えて川を渡ることになります。※ボートは202番のMolenkadeとは別の船着き場Kinderdijk,Veer Kinderdijkに到着し、Molenkadeほど風車に近くないのでご注意を。またボート代は水上バス代とは別に€1.7(2018年確認時)かかります。
Veer KinderdijkとMolenkadeとの位置関係
このように水上バスでの移動方法は時期によって大きく異なるため、事前に自分の訪れる日にちでルート検索しておくのがオススメです
方法は簡単☆ まずWater busの検索画面を開いて、
出典 Water bus
①~④の必要項目を入力。
- 出発地選択(ここではRotterdam,Erasmusbrug)
- 目的地選択(ここではKinderdijk,Molenkade)
- 乗船日をカレンダーから選択
- 希望出発時間を選択(到着時間に切り替え可能)
⑤の検索ボタンをクリックすると・・
出典 Water bus
発着時刻一覧(左)と乗り換え時刻などの詳細情報(右)が表示されました!画像は3月の日付で検索したものなので、20番利用での経路が紹介されています。水上バスを利用する際はぜひチェックしてみて下さい
ウォーターバス船内
当日の話に戻りまして…
のりばで待ってると出発時間の5分前ぐらいにWaterbus と書かれたフェリーがやって来ました。
Erasmusbrug発着所からはキンデルダイク方面以外に色んな路線が出てるので、船体に表示されてる番号と行き先を確認して乗り込みます。
自転車の持ち込みの乗客が多かったです。キンデルダイクでも乗ってる人たくさん見かけました。
乗船券の購入は船内にて。出航後スタッフさんがチケット確認に全員の席を周るので、その際に購入できます。片道ひとり€4(2018年旅行時)でクレジットカードは不可。船内での往復購入は出来ませんでした。
チケットはこんなかんじ☆
OVチップカールトという電子チケットを持ってる場合は€2.76(2018年確認時)で乗船できるようです。
満席だけど乗務員さんの検札ペースはゆっくりめ。到着までに全員のチェックできるのか心配になりましたが、大丈夫でした(笑)
30分ほどでキンデルダイク到着です。
ちなみに「移動中の窓から風車見えたりしないかなぁ」と期待してたんですが…残念ながら水上バスからは風車見えません!
それでもエラスムス橋の真下をくぐったり、すれ違いにボートから手を振ってくれる人がいたり、、水上からの景色は楽しめました♪
キンデルダイクの発着所
近代的なロッテルダムからガラッと変わり、キンデルダイクはとってものどかな場所です。
帰りの時刻をチェックしたら桟橋を渡って早速風車へ向かいます!
風車への道すじは案内板が出てるし何より人の流れがあるので、すぐ分かりました!
道路の向こうのお土産店横の道を入って行くと…
奥に風車が見えてきましたぁ!\(^o^)/
風車群の写真ギャラリー
入り口には風車博物館のチケット売り場があり大勢の人が並んでましたが、私たちは外観や景色を見るだけなのでスルー。
入り口の売店でアイス補給して、出発です !! その規模は想像以上で…
運河沿いの道の両側に 風車 、風車、風車 !!
自然の中にある風車の景色が、見渡す限り続きます。
自転車や遊覧船で風車をめぐる人、日光浴する人など、皆さん思い思いの楽しみ方をしていました。
途中、白い橋の向こうには博物館になっている風車も。
有料ですが風車の内部を見学できます☆
風車は普段は動いていませんが、今でも年に3日ほど記念イベントなどで19基いっせいに回されるそうです。
広々した自然の中に風車が並ぶ様子は、まるで絵画の世界✨ ずっと眺めていたい景色でした!
まとめ
アムステルダムやブリュッセルから日帰りで行けて、しかも現存する風車群として最大規模のキンデルダイク。
ベルギーやオランダを訪れる際は是非ぜひ足を伸ばしてみてください☆
お世話になったガイドブック