こんにちは!なっつです。
今回は私が旅行のあといつも作っている「旅ノート」について記事にしたいと思います。
Contents
帰国後の楽しみ「旅ノート」とは?
「旅ノート」とは果たして正しい呼び方なのかは不明なのですが、旅行写真に絵日記と現地のチケットなどをまとめた旅の雑記帳のようなものを私が勝手にそう呼んでます。



見やすく整頓されたフォトアルバムというよりはもっと雑多でごちゃごちゃした スクラップブックの雰囲気をイメージして頂けたらと思います。

初めてのヨーロッパから約15年、海外旅行に行くたびずっと欠かさず手作りしています。引っ越しで今までの旅ノートを詰めたことがあるのですが、気づけば段ボール3箱分ぎゅうぎゅうの量にまでなってました!!
そんな旅ノート歴15年の私(笑)が、今までの旅ノートと作り方を大公開!
- 旅先で写真をいっぱい撮っても帰国後カメラの中で眠ったままになる
- 海外のチケットとかパンフレットってお洒落だから捨てたくないけど実際のところ使い道がない
- しばらく海外旅行は難しそうだから家で今まで行った旅の思い出に浸りたい
- なにか黙々と手作りしたい
という方は、楽しく思い出を整頓できる旅ノート作りなどいかがでしょう。「作ってみようかな」という方に、以下のアイデアや作り方が少しでも参考になると嬉しいです♡
今まで作った旅ノート
まずは私が今まで作った旅ノートのうちいくつか紹介しますね。
フィンランド旅行

はじめてフィンランドを訪れた時の旅ノートは、フィンランドを代表するテキスタイルブランド・マリメッコのアウトレットで買ったファブリックノートで作りました。


ヘルシンキの市場やスーパーを歩いてると山盛りのブルーベリーやラズベリーが売られているのがとても印象的だったので、このデザインを見た時は即決で購入しました。

中身はこんなかんじ。写真だけでなく出来事をイラスト入りでつづったり現地で買った切手やチケットを貼ったりしています。


イギリス旅行
イギリスの旅ノートに選んだのはロンドンの人気文具店Paper chaseで買ったスケッチブック。

シンプルだけどリングの黒い部分とかカッコ良い雰囲気がイギリスらしくて惹かれました。

ベルギー&オランダ旅行

ベルギー&オランダ旅行では、オランダ発祥プチプラ雑貨店HEMAでスクラップブックを買いました。

クラフト台紙はスクラップブックらしさを出しやすいので好きです。

旅ノートに載せたいがため旅先では買い物したお店で店員さんの写真を撮らせてもらったりショップカードをもらうので、現地の人たちとの会話のきっかけにもなります☆ ちなみに写真内のチョコレートショップではお店の地図20枚ぐらい頂きました(笑)
ポルトガル旅行
ノートやスケッチブックにとどまらず、現地で買った本を旅ノートに利用することもあります。ポルトガルの旅ノートには、リスボンにあるアズレージョ美術館のショップで見つけたアクティビティブックを使用しました。

アクティビティブックとは日本でいうところの知育絵本とか塗り絵のような存在✨

ページごとにポルトガルの言葉や歴史、建築、食べ物のことがイラスト入りで紹介されていて、その上に現地で撮った写真やお菓子のパッケージを切り貼り。空いたスペースに日記を書きました。




アクティビティブックは、ミュージアムショップとか本屋のアートコーナーもしくはキッズコーナーに行くとヨーロッパでは高確率で見かけます。

その国の地図や名所のイラストがお洒落に描かれてるので、試行錯誤楽しみながら写真をコラージュ出来ます。


使うノートは何でもOK!
このように、旅ノートとして使うノートに決まりはありません。イラストをいっぱい描き込みたい場合は無地のスケッチブックやスクラップブックが使いやすいし、現地で買ったお洒落な洋書の上から写真やチケットをペタペタ貼るのも面白いと思います。
・・・と言いつつ、自分の中ではノートを選ぶ際に多少の条件もあります。
- 薄すぎない(大学ノートみたいにペラペラだと切り貼りした時裏面が透けるしめくりにくい)
- 小さすぎない(1ページにL版写真最低2枚は貼れるサイズ希望)
- ある程度のページ数(10ページ程度だと大体途中で足りなくなる)
- 罫線の入ってないもの(イラスト描きたい)
実際たとえばフィンランド旅行記で使ったマリメッコノート(A4サイズ)は1ページに数枚L判写真を貼ってもコメントやイラストを描くスペースが確保できるので、かなり作りやすかったです。

大は小を兼ねるっていうし、できればノートサイズは大きいほど良いかと思います。
上記の条件をクリア且つその国らしいノートが旅先で見つかると良いのですが、思うような物が見つけられないこともあります。そんなときは潔く帰国後日本でスケッチブックやスクラップブックを買っています(笑)
↑このシリーズのスケッチブックはサイズも色々あるし描き心地も良くてお気に入り♡ 表紙のカラバリも豊富なので行った国のイメージカラーで選んでます。
作り方の流れ
それでは私がいつも旅ノートを作っている手順を書いていきますね。
①旅行中は現地を楽しみつつ材料集め
私の場合、旅行中にがっつり旅ノートを作ることはなく、現地では旅行を楽しむことに徹します。

観光したり、名物を食べたり、お土産を買ったり。そしてその中で撮った写真データと集まった紙類は、大事に日本まで持って帰ります。訪れた店のショップカードや袋、レシート、鉄道チケットやパス、食べたお菓子のパッケージなどは全部旅ノートを作る際の材料になります✨
②帰国後に写真プリント
日本に帰ってきて旅の疲れも落ち着いたら、旅ノートの準備に取り掛かります!まずは撮った写真をプリント。

私は基本的に家のプリンターで印刷しますが、特に画質にこだわりたい時(自然風景がキレイな国など)はカメラ屋さんのネットプリントを利用することもあります 。
印刷設定や用紙についてはノートのデザインやサイズに応じて使い分けています。




例えば台紙が黒や茶色の時は写真が引き立つように白フチ設定で印刷したり。


ノートが小さくスペースが足りなそうな時はL判を2分割設定にして調節したりもします。
特に写真枚数多い時は一枚ずつL判に印刷して貼ってるとページが足りなくなること確実(笑) なので写真の見せたい部分だけ切り抜いて切り貼りするなど、スペース節約のための工夫が必要になってきます。


ちなみに切り抜く予定の写真は光沢紙よりもマット紙に印刷しておくほうが、薄くて切り貼りしやすいし重ねてもボリュームが出にくいので扱いやすいです。
③写真やチケット類をレイアウト
- ノート
- 写真
- 旅先のチケット類
- カラーボールペン、色鉛筆など
- マスキングテープ
- のりとハサミ
これら材料が揃ったところで制作開始!印刷した写真とチケット類を配置していきます。


私は写真だけでなく旅先の思い出になり得る物はとにかく全て貼っています。具体的にいうと・・・


航空券や電車のチケット


訪れたお店やレストランのショップカード


観光地で買ったポストカードや切手


地元の人に道聞いた際に書いてもらった地図


食べたお菓子や飲み物のパッケージ


レジ袋にプリントされてたお店のロゴ


観光に使ったパスや余ったコイン
旅ノート一冊を読み返せばその旅行の記憶すべてが蘇るように、思い出の品々は何でもかんでもノート内に残します(笑)


レイアウト時の小ワザというほどでもないですが、サイズの大きいパンフレットなどは開いたら見れるように折って貼り付けるとスペースの節約になります。


また、ポストカードやICカードなどはマスキングテープで貼っておくと、後々必要になった時はがせるので便利 ♪ ※紙の種類によってはキレイに剥がれない事もあります


要らない封筒を半分に切ってマステでノートに貼りつければ、簡易ポケットも作れます。現地でもらったレシートなど、ごちゃつきやすいものをまとめるのに便利。
④余ったスペースに絵日記
最後に余ったスペースに日記や絵、地図などを足していきます。


イラストが得意でなくても大丈夫。私はいつもボールペンイラストの本を参考にしてるのですが、真似するだけで簡単に可愛らしいイラストが描けちゃいます☆


あと私の場合、困った時は日付や地名などをやたら英文字で書いてごまかしてます(笑)




筆者愛用のカラーボールペン
「どうしても絵やレタリングが苦手!」という方は文房具屋さんで可愛いマスキングテープや旅モチーフのシール、スタンプなども売られてるので、活用してみてはいかがでしょう☆
まとめ
今回も長い記事になってしまいましたが最後まで読んで頂きありがとうございました!
私は旅行のあと毎回2週間ぐらいかけて旅ノートを作っています。多分手作りとか写真の切り貼りが好きじゃなったら、苦痛でしかないですよね(笑)
最近は多くのカメラ屋さんでお手頃価格でフォトブックのサービスやってるし、手間と仕上がりの綺麗さを考えると、人には断然そっちをオススメします・・・

それでも私が旅ノートを作り続けてる理由は
- イラスト描いたり切り貼りする作業が割と好き
- いつも1週間ほどの短い旅行なので、帰国後も旅の余韻に浸ってたい
・・・という完全なる自己満足なのですが、この旅ノート作りのおかげで、旅行が自分の中でより思い出深いものになっていることには間違いありません。私は物覚えが悪いほうですが、一度旅行で訪れた場所の地理や情報に関しては友人いわく「怖いぐらいの記憶力」を発揮しているそう(笑) 旅ノート作りという復習の効果かなと思ってます☆
旅行中に「その国らしいノート」を探して本屋や文房具屋をのぞく時間。可愛いデザインのチケットに嬉しくなる瞬間。そんなのも含めて、旅ノートは私の旅行を楽しく彩ってくれています。
家の本棚はどんどん圧迫されてく一方だけど(笑)、これからも海外旅行後は旅ノート作り続けたいと思います♡