ウィーン観光は地下鉄が大活躍!24時間乗り放題チケットと利用方法




 

こんにちは!なっつです。

今回はオーストリアの首都ウィーンの地下鉄について☆

ウィーン観光は中心部だけなら歩いて周ることも無理ではありません。でもちょっと離れたスポットへ訪れる時やホテルが遠い時に交通機関を利用すると早いし便利です◎

市内交通はWIENER LINIENが運行。地下鉄・トラム・バスを共通のチケットで乗車できます。

それぞれの乗り方をマスターすれば行き先によって使い分けできますが、この記事では観光客にとって1番利用頻度が高そうな地下鉄をご紹介しますね!

というより、私が旅行中バスとトラムに乗る時間がありませんでした・・

この旅行の全体概要

  • 友人との女2人旅
  • 期間:2017年10月28日~11月3日
  • 5泊7日でドイツ・オーストリア・ハンガリーを訪問

 日程・費用の詳細はこちら

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

ウィーンの地下鉄(Uバーン)概要

ウィーンの地下鉄はU-bahnと呼ばれ、U1~U6の5路線(U5は無い)が市内と郊外を結んでいます。

出典 WIENER LINIEN

各路線は下記の様に色分けされていて分かりやすいです!

  •  U1  南北を走る。国際列車が発着するウィーン中央駅から中心地へ行くのに便利。
  •  U2  旧市街の周りをぐるっと回って東へ抜ける路線。
  •  U3  東西を走る路線。ウィーン西駅やMitte駅から中心地へ向かうのに便利。
  •  U4  旧市街の周りを抜けてシェーンブルン宮殿の最寄り駅を通る路線。 
  •  U6  市の中心よりも西側を南北に走る。観光客が利用することは少ない。

どの路線も約3~7分間隔で運行。深夜早朝は本数が減ります。

チケットの種類

市内交通のチケットは数種あります。

一回券 Einzelfahrschein

打刻後1時間有効。目的地と同一方向なら乗り換えも可能。地下鉄からバス・トラムへの乗り換えもOK。

24/48/72時間券 Netzkarte24/48/72/ Studen Wien

打刻後から有効時間内、地下鉄・バス・トラムが乗り放題になるフリーパス。

8日券 8-Tage-karte

1日券(24時間券ではない)の8枚つづり。1日券は打刻した翌日AM1時まで使用可能。例えば8枚を2人で分けて4日分使用するという使い方もOK!

ショッピングチケット Einkaufskarte

8:00~20:00の間利用できるフリーパス。日曜・祝日は使用不可。

…この他に週間/月間の定期券などもありますが、旅行客が利用しやすいのは上記の4つかなと思います☆

券売機でのチケット購入方法

チケットの購入場所は

券売機ならどの駅でも見つけやすいし、並ぶこと少ないのでおすすめ。買い方を記録しますね!

ウィーン地下鉄西駅

Uのマークが地下鉄です。ちなみに左のほうに写っているのがトラム乗り場です↓

ウィーントラム乗り場

ウィーンのトラムはこんなかんじ

地下鉄駅に入ると券売機があります。

ウィーン券売機

トップ画面。

思いっきりカメラ構えた私が映り込んでいる…
画像見づらくてすみません!

英語表示にするにはイギリス国旗をタッチ。

どの券を購入するか選びます。各券の詳細は上の項「チケットの種類」をご参考下さい。今回は「24時間券」を購入するので24/48/72 Hour Tickets vienna を選びます。

※ちなみに1回券の場合は左上の 1trip at the fuil price を選択。


有効時間を選択。

利用人数(枚数)を選択して、緑のOKボタンを押します。

画面の表示に従って支払います。

この機械は大丈夫でしたがヨーロッパでは高額紙幣や現金自体が使用できない券売機もあるので、クレジットカードを作っておくと安心です。VISAのエポスカードは無料なのに海外旅行保険(利用付帯)も付いててオススメ

VISAはカードを使えるお店なら基本使えるので、今回海外用に初めて作る方はもちろん、既に他のカードブランドをお持ちの方のサブカードとしても◎ 海外キャッシングも出来るし持ってて損はないはずです✨

ウィーン24時間券

地下鉄の話に戻ります。支払い終えると取り出し口からチケットが出てきました!これで24時間市内交通に乗り降りできます。

簡単!地下鉄の利用方法

さっそく地下鉄に乗ってみました。

ウィーン地下鉄改札

公園の遊具みたいな黄色いのが改札。シンプルです。

ウィーン地下鉄改札

青いのが刻印器。

1回券の場合は乗車前に、乗り放題券の場合は1番最初に乗る時に刻印が必要です。黄色い差し込み口へチケットをIN。

ウィーン24時間券

右端に日時が印字されました。この刻印がないと車内検札で罰金対象になるのでご注意を!

フリーパスを券売機で購入する際には

  • 今から利用開始する Validate now
  • 後から利用開始する Validate later

を選べるボタンが表示される機械もあります。(私が操作した機械には導入されていませんでした)もし Validate now を選択した場合は刻印器に通す必要はありません。

出典 WIENER LINIEN

構内の案内板やガイドブックで路線図を確認。利用する路線番号(または色)と目的地へ向かう方向の最終駅名をチェックしておきます。

ウィーン地下鉄

各路線の乗り場は構内各所に色付きで表示が出ているので、自分の乗る路線の案内表示にしたがって進むだけ!

ウィーン地下鉄

ウィーン地下鉄

ホームに行くとエスカレーター降り口や壁面などに最終駅名が表示されているので、自分が向かう方向の乗り場へ。

ウィーン地下鉄

ヨーロッパの地下鉄はどの路線も基本的に端から端まで走ってるから、終点駅名を覚えておけば乗る電車をすぐに判断できます。とても分かりやすいですよね。

日本だと例えば大阪で地下鉄を利用すると、なんば駅から北に向かう御堂筋線だけでも「梅田行」「中津行」「千里中央行」など数種類。私もホームで外国人に「この電車は新大阪行きますか?」って行き先を聞かれたことがあるので、きっと分かりにくいんだろうなぁって思います。

ウィーン地下鉄

列車のドアは手動が多いです。開けるにはハンドルを回すタイプや押しボタン式があります。

ウィーン地下鉄

優先座席マーク。

ウィーン地下鉄

ウィーン地下鉄

車内にも路線図がたくさん掲示されていました。路線番号と最終駅名をチェックしておくと乗り換え時もスムーズです。

使用例:私たちのウィーン観光ルート

最後に実際の使用例として、ご参考までに私たちの24時間の行動ルートを記録します。私たちのウィーン滞在予定は、こんなかんじでした。

  • 10/31 13:20 ザルツブルクからウィーン西駅に到着
  • 11/01 13:59 ウィーン中央駅を出発してブダペストへ

ちょうど24時間 !!
 

これは24hチケット利用しない手はないですよね。ウィーンに到着してさっそく購入しました。

●10/31(火)13:30スタート

Westbahnhof 発 (ホテル最寄り駅)

⇩地下鉄

Karlsplatz ナッシュマルクト観光

⇩地下鉄

Stephansplatz 大聖堂見学後フィゲルミュラーで夕食

⇩地下鉄

Westbahnhof 着 ホテル泊

●11/01(水・祝)13:30まで

Westbahnhof  ホテル発

⇩地下鉄

Herrengasse カフェ・デーメルで朝食

⇩観光しながら徒歩

Stephansplatz 発

⇩地下鉄

Westbahnhof 預け荷物を引き取りにホテルへ

⇩地下鉄

Hauptbahnhof 着:国際列車に乗り換え

意識してたくさん使った訳ではなくても6回地下鉄を利用していました。4回乗ったら元が取れる24時間券。購入してて良かったです。特にホテルが中心地から離れている場合などは交通機関の利用回数が増えるので、乗り放題券が便利です。

また「24時間券」の嬉しいポイントは、日をまたいでも使用できる点。もしこれが「1日券」だったら、私たちのプランだと2枚必要になってしまいます。

€7.6の24時間券を買ってたおかげでウィーン滞在中の市内移動がお得に、しかもスムーズになりました!私たちは地下鉄駅近くのホテルだったので地下鉄しか利用していませんが、トラムを基本に使う方が小回りが利いて便利な場合も。

旅程やホテルの立地にあわせて利用しやすい交通手段を選んでみてくださいね。

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