こんにちは!
2017年秋にドイツ・オーストリア・ハンガリーを周遊しました。各都市での旅行記と費用、宿泊ホテルをまとめたいと思います。
どんな旅行をして、旅費はいくらかかったのか?同エリアを個人旅行する方の予算・プランの参考になれば幸いです。
今回とっても長い記事になってしまったので、下記の目次をご活用下さい。読みたい見出しをクリックすると各項目に飛びます。
旅行概要
まずはこの旅行の概要です。
- 期間:2017年10月28日~11月3日
- 5泊7日でドイツ⇒オーストリア⇒ハンガリーを鉄道移動
- ルフトハンザ航空利用(ミュンヘンINブダペストOUT)
ルートはこんなかんじ。
ちょっと番号表記が分かりづらいですが、青マルが移動ルートの順番。赤マルは宿泊した都市です。
以前チェコに一緒に訪れた友人との二人旅だったので今回も旅人代理は友人→もぐらのクルテク 私→ねずみくん です♡
/よろしくお願いします!\
旅費まとめ
結論から書いてしまうと、この周遊旅行にかかった旅費はズバリ¥184,500でした!
ざっくり分けると
- 航空券代¥124,000
- ホテル代¥18,000
- 現地でかかった費用¥42,500
お土産代も含めた旅費は総額20万円ぐらいになりますが、買い物量は人によってそれぞれだと判断して当記事では移動・ホテル・食・観光にかかったお金をまとめています。
航空券代¥124,000
航空券は約5ヶ月前に予約。希望のフライトで比較して1番安かったエクスペディアで手配しました。
ちなみに大阪在住の私と東京在住の友人は出発空港が異なるので航空券は各々に購入してます。
- 伊丹ー羽田ーミュンヘン
- ブダペストーミュンヘンー羽田ー伊丹
- 羽田ーミュンヘン
- ブダペストーミュンヘンー羽田
というかんじで羽田-ヨーロッパの便と座席だけ合わせました。 詳細は別記事にて
国内はANA、国際線はルフトハンザ(ANAとのコードシェア便)を利用。提携会社同士だからか、羽田発でも伊丹発羽田経由でも合計金額の差は殆どありませんでした。
ホテル代¥18,000
今回の旅行は5泊7日なので計5カ所のホテルを利用。電車で移動しながら各都市で駅近くのホテルに1泊ずつしています。
全て駅のそば・同じ場所には連泊してないにも関わらず、ひとり1泊¥2000~4500で泊まれました!(各ホテルの詳細は記事後半にまとめます)
安く抑えられた要因はいくつかあって、、
①ふたり旅だったこと
ヨーロッパのホテル料金は人数ではなく部屋数で決められてる場合が殆ど。例えば8000円の部屋だと、ひとりあたり4000円。ひとりで一部屋に泊まることを思うと実質半額になるという訳ですね!
②朝食をつけなかった
この旅行でやりたいことを挙げていった時に
- 2日目は早朝から電車で地方へ向かいたい
- 3日目はドイツのベーカリーで朝食したい
- 4日目と5日目は朝のうちにザッハトルテ食べに行きたい
「ホテルでの朝食要らないのでは?」ということに気づきました!朝食ナシの素泊まりプランを選んだことで宿泊代が安く済みました。
そのぶん外食代がかかってるけど(笑)
③予約時にホテル割を利用した
私達が利用したエクスペディアには「航空券の予約後19日以内ならホテルが割引」という嬉しいシステムがあります。これのおかげで、他のサイトから同じホテルを予約するよりお得に手配することが出来ました。
現地でかかった費用¥42,500
ホテル代を抑えた代わりに、今回の旅行はオーストリアの老舗カフェやフォアグラの人気レストランなど食べ物には惜しみませんでした!
また、ドイツからハンガリーの距離を移動する電車代も必要だったので、現地で使うお金が多かったです。
以下で旅行中にかかった費用の内訳、日ごとの訪問先と詳細記事へのリンクを公開しますね。※価格とレートは2017年10月旅行時のもの。お土産・買い物代は省いています。
各日程の訪問先と費用内訳
1日目:日本⇒ミュンヘン
- 友人と羽田合流してミュンヘンへ
- 着後ミュンヘンで夕食、スーパーで買い物など
この日の支出
- 空港⇒市内 シャトルバス 11€(約1400円)
- 夕食(ソーセージ盛り合わせ・サラダをシェア、ラドラー)€18(約2400円)
- レストラン⇒ホテル 地下鉄(復路のみ)€2.8(約370円)
2日目:ミュンヘン⇒ネルトリンゲン観光⇒フュッセン
- 朝 ミュンヘン→ネルトリンゲン列車移動
- 午前 ネルトリンゲン観光
- 午後 フュッセンへ列車移動
- フュッセン町歩き後、夕食
この日の支出
- コインロッカー代(ミュンヘンでスーツケース2泊÷2人) €6(約800円)
- バイエルンチケット(ドイツバイエルン州の交通乗り放題券) €15.5(約2000円)
- 朝食(プレッツェル、コーヒー、白ソーセージ) €7(約900円)
- ネルトリンゲンのカフェ(ケーキ、紅茶) €6(約780円)
- 聖ゲオルグ教会の塔入場料 €3.5(約460円)
- 夕食(ソーセージ・ポテト・ローストポークのワンプレート料理、ビール)
€16.3(約2200円)
3日目:フュッセン観光⇒ミュンヘン⇒ザルツブルク
- ヴィース教会
- ノイシュヴァンシュタイン城
- フュッセン→ミュンヘン→ザルツブルク列車移動
この日の支出
- バイエルンチケット(ドイツバイエルン州の交通乗り放題券) €15.5(約2000円)
- フュッセン⇒ヴィース教会バス(バイエルンチケット有効時間外) €6.3(約850円)
- ノイシュバンシュタイン城ツアー代(事前予約) €14.8(約2000円)
- 麓からマリエン橋までのバス €1.8(約250円)
- 夕食代(ソーセージと飲み物購入して電車内持ち込み) €7(約900円)
4日目:ザルツブルク観光⇒ウィーン観光
- 朝 ザルツブルク観光、朝食(カフェ・ザッハーのザッハトルテ)
- 昼 ザルツブルク→ウィーン列車移動
- ウィーン観光後、夕食
この日の支出
- 朝食(ザッハトルテ、ホットチョコレート) €11.7(約1600円)
- ザルツブルク⇒ウィーン列車代 €27.5(約3600円)
- ウィーン市内交通24h券 €7.6(約1000円)
- 夕食(ウィナーシュニッツェル・グラーシュ・サラダをシェア、ビール)
€21.5(約2800円)
5日目:ウィーン観光⇒ブダペスト
- 朝食(デーメルのザッハトルテ)
- ウィーン観光(国立図書館、シュテファン大聖堂、アンカー時計)
- ウィーン→ブダペスト列車移動
- ブダペスト夜景めぐり後、夕食
この日の支出
- 朝食(ザッハトルテ、惣菜数種、メランジェコーヒー) €21.8(約2900円)
- 国立図書館入館料 €7(約910円)
- ウィーン⇒ブダペスト €39.20(約5200円)
- ブダペスト市内交通24h券 1650Ft(約700円)
- 夕食(フォアグラ・グラーシュ・サラダをシェア、白ワイン)
8000Ft(約3500円)
6日目:ブダペスト観光⇒ミュンヘン
- 朝風呂(セーチェニ温泉)
- ホテルで朝食
- 中央市場
- 夕方 ブダペスト発ミュンヘンで乗り継ぎ、日本へ
この日の支出
- セーチェニ温泉入場料(朝割) 4600Ft(約2100円)
- カフェ(ケーキ、メランジェコーヒー) 1580Ft(約700円)
- 市内⇒空港バス代 900Ft(約400円)
7日目:ミュンヘン⇒日本
夕方日本着。
鉄道周遊の感想
改めて振り返ると、電車乗らない日がないぐらい移動だらけのスケジュールでした!各都市に半日~1日ずつしか滞在しておらず、だいぶ詰め込み過ぎた気はします(笑)
でも、私の中で列車移動は観光のうち。車窓からの景色を眺めたり、持ち込んだ現地の名物を食べたり、相席になった地元っ子としゃべってみたり。。そんな鉄道旅ならではの時間も楽しかったです。
ヨーロッパの鉄道を日本から予約できるサイト▶ Omio
旅行情報
治安やお金のことなど、旅行のしやすさについて私なりに感じたことを綴ります。
治安
ドイツやオーストリアはヨーロッパの中でも治安が良いと言われています。スリや置き引き、夜遅くまで出歩かないなどといった点に注意していれば、比較的安心して観光できる雰囲気がありました。
特にオーストリアは街全体が洗練されていて落ち着いていて、住みたい街ランキングに度々ウィーンがランクインするのも納得です!!
ブダペストはドナウ川沿いのキレイな街ですが、夜になると暗いなか一人で叫んでる人とか結構いてドキッとしました。巻き込まれることはなかったものの人通りの少ない場所は避けての行動をオススメします。
通貨と物価
ドイツとオーストリアの通貨はユーロ。外食代や地下鉄代は日本より高いけど、スーパーで買う食品などは日本より手頃な印象を受けました。ハンガリーではフォリントという通貨が流通していて、物価はユーロ使用国に比べると安いです♡
クレジットカード
3カ国とも殆どのレストラン・カフェ・券売機などでクレジットカードが利用できました。現金が利用できない券売機とかも稀にあるので、カードは持っていると安心です。
ちなみに海外旅行に持って行くカードにはVISAのエポスカードがオススメです
入会金や年会費無料なのに海外旅行保険(利用付帯)が付いてくるし、海外キャッシングも可能。VISAはカードを使えるお店なら基本使えるので、今回海外用に初めて作る方はもちろん、既に他のカードブランドをお持ちの方のサブカードとしても◎持ってて損はないはずです✨
それでも市場やちょっとした移動や「カードは€10以上購入の場合に限る」という様に利用額を設定しているお店など、現金が必要なシーンもゼロではありません。
カード払いを基本にする場合も、多少は現地のお金も用意してるほうが良いでしょう
宿泊ホテル
今回宿泊したホテルを紹介します。どれも駅近なので鉄道旅にはオススメのホテルばかりです♡(価格や設備は私が宿泊した際の情報になります)
ミュンヘン:ホテル ドロミット(ドロマイト)
Hotel Dolomit(Goethestrasse 11 Munich)
ミュンヘン中央駅の南口から3分程で歩けます!近くに飲み屋やショーパブがあって道中は騒々しかったけど、ホテル内は思ってたよりずっと広くて清潔。Wi-Fiが有料€4でした。
フュッセン:ホテル & レストラン ルドウィッグス
Hotel & Restaurant Ludwigs(Reichenstr. 17 Fuessen BY)
ドイツに多い、レストランの上階がホテルになっているタイプの宿。フュッセンのメイン観光通りに面していて窓から可愛い街並みが見えました!エレベータなし。€8.5で朝食を付けられます。
ザルツブルク:アハト プラザ ツム ヒルシェン ザルツブルク※閉業
ACHAT Plaza Zum Hirschen Salzburg (St.-Julien-Strasse 21-23 Salzburg)
駅から5~10分ほど。Wi-Fi無料。木目調で落ち着くインテリア。鹿クッションのうしろにはモーツァルトチョコが添えられていました! スタッフさんが親切で、私たちが失くしたガイドブックを拾って保管してくれてました(笑)
残念ながら現在閉業してしまったようです。
ザルツブルクのホテルを比較検索!▶ HotelsCombined
ウィーン:メルキュール ウィーン ウエストバーンホフ
Mercure Wien City(Hollandstrasse 3 Vienna)
ここホントにひとり¥3800で良いの?って思うぐらい快適なホテル!ツインじゃなくダブルベッド部屋を予約したけどセミシングルを2つ並べたタイプのベッドだったので広かったです。西駅の真ん前、Wi-Fi無料、バスタブ付き。予約すればサウナも無料で利用可。
ブダペスト:ガライ テラツェ レジデンス
Garay Terrace Residence(Garay Ter,20 Budapest)
東駅から歩いて5~10分。途中にスーパーが3件ほどありました。アパートのようなビルの6階にあり看板も小さいので、最初見つけるまでにあたりを3周しましたw
2段ベッドで古めのお部屋、24時間フロント対応ではありません。でもエレベーターあって、朝食込みで、部屋にはシャワーや冷蔵庫も付いててWi-Fi無料で、一人¥2000という破格料金を考えると大満足です。
利用したガイドブック
最後に、私と友人がドイツ~ハンガリーで利用したガイドブックを記載します。
まずドイツには地方の町のことも詳しく載っている『地球の歩き方』を持参。
オーストリアには持ち歩きしやすくて買い物と食の情報が豊富な『aruco』を。ウィーンだけじゃなくザルツブルクやブダペストの情報も載っています。
ハンガリーのみのガイドブックはあまり売られてないのですが(大抵オーストリアのガイドブックにくっつけられてるので)、出発前にたまたま見つけたコチラの本を持って行きました。
この「旅のヒントBOOK」シリーズはメジャーな観光地だけでなく、その国の人々や食文化など日常生活的なことにも触れられているので、はじめての国に訪れる前によく読みます♡
まとめ
以上、長くなってしまいましたが鉄道で周ったドイツ・オーストリア・ハンガリー旅行の記録でした!
今回個人旅行にかかった費用をシェアさせて頂きましたが、現地発着のオプショナルツアーなどをプラスしても楽しいと思います。
こちらのサイト GetYourGuide は渡航先での豊富なオプショナルツアーを検索・予約できます。右上のプロフィールボタンから日本語表示もできるので、是非チェックしてみてくださいね!
またツアーで訪れる料金を調べるには、見積もりの一括比較がおすすめ
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