こんにちは!なっつです。年末年始は旅行に出ていたため半月ぶりの更新です。本年もよろしくお願いいたします。
さて、今回もドイツ~ハンガリー列車旅行の続きです☆
旅行5日目の午前中は、ウィーンを観光しました。
11月1日の教会見学&買い物は要注意
シュテファン寺院、ペーター教会、アウグスティーナー教会…教会見学が好きな私はウィーンで訪れたい教会がたくさんありました。
なのに、この日は11月1日(祝日)ということをうっかりしていたのです ><
11月1日のオーストリアは諸聖人の日。すべての聖人と殉教者を祝う日で、多くの教会ではミサが行われます。
シュテファン寺院でもペーター教会でも、礼拝の雰囲気を実際に知れたのは良かったものの、内部建築をじっくり見ることは出来ませんでした。
ウィーンの祝日は殆どのお店が定休日となるため、買い物や飲食の時間に充てることも難しい。そこで急きょガイドブックを開いて目にとまったのが、オーストリア国立図書館(プルンクザール)でした。
オーストリア国立図書館って?
オーストリア国立図書館(プルンクザールPrunksaal)とは、ウィーンの王宮Hofburg内にある図書館です。元は18世紀前半に神聖ローマ皇帝・カール6世の命で建設された宮廷の書庫で、帝国解体後に一般公開されるようになりました。
設計はヨハン・ベルンハルト・フィッシャー・フォン・エルラッハ。その息子ヨーゼフ・エマヌエル・フィッシャー・フォン・エルラッハが建設しています。親子ともに長いお名前です。。
さっそく内部をご紹介します!
まずはその圧巻の内部をご紹介します。
…宮殿や大聖堂のような、豪華なバロック様式。実際ここの本を読んだり借りたりすることは出来ないので図書館というよりは博物館的な印象です。
館内を彩るレリーフやフレスコ画の装飾は、プルンクザール(豪華なホール)と呼ばれる由縁となっています。
広間は高さ20m×奥行80m
2階までずらりと並ぶ本棚に740万もの書物が所蔵されています。
本棚の裏にも 本!本!本!!
図書館の設立を命じたカール6世
中央部分はフレスコ画が美しいドームになっています。
ドームの4隅には地理学者コロネリの地球儀
国立図書館の建物内には「地球儀博物館」なる展示もあるので興味のある方は是非☆
ガラスケースでの展示スペースもあります
その下には大型の地図や図録
ホール全体、どこを見ても美しすぎてため息。想像以上の素晴らしさでした!!
行き方・見学方法は?
そんな国立図書館への行き方です。
場所はウィーンの王宮内。
王宮正面の入り口ではなく、、
南側にあるヨーゼフ広場に面する入り口から入ります。
地図でいうとココ。
地下鉄で行くなら Herrengasse駅 や Stephansplatz駅 が近いです。
建物に入って左手に図書館への階段、右手にチケット売り場があります。まずはチケット売り場へ。
並ばず買えました。大人1人€7。(2017年11月当時・現在は€8のようです)
チケットがカッコ良いです ♡
階段を登って、
扉の前でチケットをチェックしてもらえば入場!フラッシュをたかなければ写真もOKとのこと。
- DATA
- Josefsplatz 1, 1015 Wien
- 10:00~18:00
- 月曜休(6~9月は毎日OPEN)
- 最新情報は公式サイト(英語)をご確認ください
「世界で最も美しい図書館」?
この国立図書館は「世界で最も美しい図書館」と言われています。世界一の図書館や本屋さんっていう異名…すごく多いですよね (笑)
プラハのストラホフ修道院も「世界で最も美しい図書館」って呼ばれてるし、旅行に行く先々で目にする気がします。ポルトガルに訪れた時はコインブラ大学の中に『美女と野獣』の図書室のモデルになった大学図書館があったし、ポルトには『ハリーポッターと秘密の部屋』に登場した本屋さんがあります。
あと最近訪れた中ではダブリンにあるトリニティカレッジの旧図書館「ロングルーム」も素晴らしかったです✨
ちなみにトリニティカレッジは『スターウォーズ』ジェダイ図書館のモデルらしいです!
たくさんの洋書たちが整然と並んでいる様子はどこも圧巻。旅先では、その国が誇る「図書館」や「本屋さん」を探してみるのも楽しいと思います!