こんにちは!
2017年秋に訪れたドイツ・オーストリア・ハンガリー旅行。
半年前に書き終えた旅行記ですが書き急いではしょった内容があるので、追加でいくつか記事を書くことにしました。
追加3回目の今回はウィーンでウィンナー・シュニッツェルを食べに行った話です!
ウィンナー・シュニッツェルって?
ウィンナーシュニッツェルとは薄く切った仔牛の肉を叩いて引き伸ばし、パン粉をまぶして揚げたウィーンの代表的な料理。お店や家庭によっては豚や鶏の肉を使用したものもあります。「ミラノ風カツレツとどう違うの?」と思いますが、実をいうと同じ料理です!北イタリアを起源とするカツレツが15~16世紀頃にオーストリアに伝わり、ちゃっかりオーストリアの郷土料理として定着してしまったそうです。笑
フィグル・ミュラーが有名
それでは今回私たちが食べたウィンナーシュニッツェルを紹介します!ウィンナーシュニッツェルはオーストリア料理店なら多くの店で扱ってます。が、私たちははじめてウィーンで食べるので、有名なフィグル・ミュラー Figlmüller というお店を選びました。
本店は1905年創業の老舗。巨大なシュニッツェルが名物の人気店です。フィゲルミュラーでは仔牛や鶏のシュニッツェルもありますが、創業以来の定番メニューは豚のシュニッツェルFiglmüller-Schnitzel(€14.9)。
その重さは250g以上 !!サイズはなんと直径約28cm !! 人の顔よりも一回り大きいです。
店内をテキパキ行き交う陽気なウェイターさんも、このお店の名物だそうな ✨
運ばれてきた時はあまりの大きさに食べきれるか不安でしたが、薄いので2人で1枚なら意外と食べきれました!1人だと、ちょっと苦しい方もいらっしゃるかもしれません。
お肉はとても柔らかく味付けシンプル。きめ細かい衣がサクサクしてて美味しいです。
ラドラー(ビールをレモンスカッシュで割ったもの)とよく合いました!
とはいえ延々に揚げ物は飽きるので、サラダのようなサッパリしたものを一緒に注文すると食べやすいです。最後のほうはこのサラダが箸休めになって、かなり助けられました。ちなみに奥にうつってるのは同じくオーストリアでよく食べられるグラーシュというメニュー。ハンガリー発祥で、お肉をパプリカ味のソースで煮込んだ料理です。
ちょっと頼みすぎた感はありますが、オーストリア名物料理を美味しく頂けました。参考までに私が訪れた時のお会計はこんなかんじ。
上から順にウィンナーシュニッツェル、グラーシュ、サラダ。下3つはドリンクです。日本円でひとり2700円ぐらいでした。メニュー詳細と価格は公式ページの各店舗画面からも確認できます!
行き方は?
フィゲルミュラーの場所はウィーンの街の中心部。
2店舗ありますが、どちらの場合もシュテファン大聖堂のある広場から向かうと分かりやすいです。
まず向かったのは本店Wollzeile店。
混雑しそうな時間帯をハズして16:00に訪れましたが、それでもいっぱいで入店を断わられました。
既に閉店時間まで予約のお客さんで埋まっちゃってるそうです…!かわりに支店Bäckerstraße店を案内されました。
支店は本店のある細い路地を抜けたすぐ近くにあり、そっちなら予約なしでも入れるかもしれないとのこと。
店の外には私たち同様に本店から流れてきた観光客の列。16時台でも30分近く並びましたが、何とか入れました。
3フロアからなる広い店内。新しく綺麗な店内でゆっくり出来たのは良かったです◎
オンライン予約が絶対おすすめ
ということで、何とか人気のシュニッツェルは味わえましたが…「やっぱりせっかくなら本店で味わいたかった!」という心残りも少しあります。本店は100年以上の歴史があるだけあって、内装にも趣があります。
本店で食べたい方は特に事前予約は必須だと思います!オンラインでこちらのページからテーブル予約が簡単に出来ます
フォームがふたつ出てくるのが本店と支店です。画像右側のWollzeileが本店。
人数・ランチorディナー・日時を入力すると、名前・メールアドレス・電話番号の入力画面に進みます。予約完了するとメールが送られてくるので、当日は名前を伝えれば優先的に案内してもらえるそうです。
まとめ
以上、ウィーンで訪れたフィゲル・ミュラーの紹介でした!オーストリア旅行の思い出に、お土産話に、巨大なシュニッツェルを是非いかがでしょう。