こんにちは!なっつです。
ドイツ~ハンガリー鉄道旅行。今回はブダペストの中央市場をご紹介します。
この旅行の全体概要
- 友人との女2人旅
- 期間:2017年10月28日~11月3日
- 5泊7日でドイツ・オーストリア・ハンガリーを訪問
- ルフトハンザ航空エコノミー利用(ミュンヘンINブダペストOUT)
日程・費用の詳細はこちら
Contents
お土産が何でも揃う!?ブダペスト中央市場
中央市場は自由橋近くにある屋内のマーケット。昔ブダペストにはドナウ川から物資を運搬していたため、川沿いにあるこちらの市場は市民の台所として栄えました。
レトロなレンガ造りの建物内には300近い店舗が並び、地元の人や観光客で賑わいます。建物は3フロアで構成されており、
- メインフロアの1Fは食品
- 2Fは軽食屋+衣料や雑貨
- 地下1Fはスーパー
となっています。
私が中央市場で買ったものがコチラ。
食品にとどまらず探していたスノードームや刺繍、木のおもちゃまで「お土産に買いたい」と思っていたものが全て手に入りました‼
さっそく内部の様子をレポートしますね。
1Fは食品エリア
建物に入ると1Fは肉屋や青果店がずらりと並ぶホールになっています。
各店から呼び込みが聞こえてきて、市場らしい活気ある雰囲気!人は多いけど通路が広いためごちゃごちゃした印象はなく、ゆっくり買い物できました。
色とりどりの野菜や果物がいっぱい✨カットフルーツは旅先での栄養補給に良いですね。
フォアグラ
ハンガリーでは鴨の飼育が盛ん。
中央市場のお肉屋さんには生のフォアグラやパテなどが山積みにされています。
含有率や種類によってお値段はピンキリ。1回分の小さなフォアグラパテなら400Ft~でした。(約200円)
世界三大珍味が驚きの安さです。肉製品のため残念ながら日本へ持って帰ることはできませんが、せっかくなので現地ホテルなどで味わってみてはいかがでしょう☆
私はパテを自分用に買ったほか、レストランにも食べに行きました!
こんなにフォアグラ食べることは自分の人生の中でないだろうなというぐらい食べました(笑)
パプリカ調味料
中央市場内でさらによく目にするのはパプリカ。
食品店の半分はパプリカ販売店が占めてるんじゃないかと思うぐらい 笑
ハンガリーでいうパプリカは日本で見るピーマン似の野菜とは別物。唐辛子の一種です。
パウダーやペースト状の調味料として売られており、赤いパッケージが目を引きます。
辛くないタイプCsemegeと辛いタイプCsípősがあり、どちらも料理の味付けに使われます。
パウダータイプは可愛い缶に入ったものや木のスプーンが付いたものなど、とにかくバリエーション豊か!
売り場にはペーストタイプもあって、チューブ1本300Ft(約150円)~でした。
値段もお手頃だしコンパクトで軽いし、日本で手に入りにくい点でお土産に良いのですが…
「だけどパプリカ調味料って料理にどう使ったら良いの?」という方も多いと思います。 (私がそうでした)
お店の人に聞いたところ、パウダーだったらお肉やパスタ、スープに振りかけたりペーストだったら煮込み料理に少量加えたり・・とにかく何にでも入れてOK!とのこと。
ハンガリーではビタミンCのメイン摂取源とされるほど栄養ある調味料なので、気軽に料理にチョイ足ししてみてください
私が実際に作ってみたパプリカ調味料レシピを紹介させていただきますね。
ハンガリーじゃなくポルトガル料理なんですが、これ本当におすすめ!豚+アサリ+カリッとしたじゃがいもの組み合わせがすっごく合います。
ペーストタイプのCsemegeを使って作りました。
はちみつ・プロポリス
養蜂が盛んなハンガリー。ミツバチ製品も豊富に売られてます。ハンガリー産のアカシアはちみつは日本でも時々目にしますよね。
でも はちみつをたくさん買って帰るのは重くて大変・・
そんな方におすすめなのがプロポリスです!プロポリスとはミツバチが自分の巣を守るために集めてきた樹脂で出来た固形物。抗菌性に優れた健康食材です♪
これなら軽いからたくさん買っても持ち帰りやすいです。タブレット以外にプロポリスキャンディなんかも売られていて、日本より安く買えました。
貴腐ワイン
さらに、ハンガリーはワインも名産!
特にトカイ地方は 世界3大貴腐ワイン生産地 のひとつとして有名です。
貴腐ワインとはブドウを菌に自然感染させることによって糖度と芳香を高めた白ワインのこと。(写真右が貴腐ワイン)ラベルの3~6ptの数値が大きいほど糖度が高くなっています。
2Fは軽食屋+雑貨類
2Fにはセルフサービスの軽食屋さん+物販店が並びます。
物販はスノードームやマグネットなどを扱うお土産屋さんから、木製品やアンティーク品、革製品を売る店舗まで。
ハンガリーの伝統工芸である刺繍のお店もありました。花やパプリカをモチーフにした柄と鮮やかな配色が可愛いです
地下1Fはスーパー
エスカレーターで地下へ。
地下1Fにはドイツ発のディスカウントストアチェーンALDIが入ってます。
ガム155Ft(約75円)、500mlのお水が60Ft(約30円)、ワイン599Ft(約300円!!)・・・1Fに市場が入っているため生鮮食品の扱いは少ないけど、お菓子や水などを安く買えるので便利です。
パプリカ味のポテトチップスはコンソメやバーベキュー味に似てて美味しいです。日本では手に入りにくいので、見かけたら是非☆
行き方と施設情報
そんな中央市場への行き方を記載します!
場所はこちら。地下鉄4号線のFővám tér駅が最寄りとなります。
地下鉄の乗り方は別記事をどうぞ。
地下鉄駅から出てドナウ川を背に道を少し進みます。道路右手に建つレンガの建物がマーケットホールです。
市場での買い物は現金払いが基本で、施設内のATMにはたくさんの人が並んでいました。フォリント以外にユーロでの支払いも意外と受けてくれます。
地下にはトイレもありました☆
まとめ
中央市場は想像以上に規模が大きく、商品も充実していました。もともと市場ではパプリカペーストだけ買って、そのあと他のお土産店やスーパーにも訪れる予定だったのですが、結果的に買う予定だったもの全て中央市場で手に入れることが出来ました。
- フォアグラパテ
- パプリカペースト
- トカイワイン
- ハチミツ&プロポリス
- 刺繍品
- スノードーム
- 木のおもちゃ
- パプリカ味のポテチ
ブダペストでお土産を探すなら、まず中央市場に行ってみるのオススメです✨
なお日曜は定休日なのでご注意を
ハンガリー旅行でお世話になったガイドブック