こんにちは!なっつです。
ドイツ~ハンガリー旅行の滞在最終日。ブダぺストの市内から空港へ向かいました。そこで今回は移動に利用したエアポートシャトルバス100Eについての感想です!
この旅行の全体概要
- 友人との女2人旅
- 期間:2017年10月28日~11月3日
- 5泊7日でドイツ・オーストリア・ハンガリーを訪問
- ルフトハンザ航空エコノミー利用(ミュンヘンINブダペストOUT)
日程・費用の詳細はこちら
Contents
エアポートシャトルバス100Eって?
従来までブダペストの空港~市内移動は、
- 地下鉄M3と路線バス200Eを乗り継ぐ
- 混載シャトル
(数人の乗客を乗せて各目的地に向かう。詳しくは後述 ) - タクシー
この3択でした。
迷いながらネットで情報収集していたところ、あらたな選択肢を発見
どうやら2017年7月に空港への直通バス100E線が誕生したらしいのです。
出典 BKK
青い線が200Eと地下鉄を利用する方法、そして赤い線が新しくできた100Eを示しています。
従来の200Eのバスは市の中心から約8km離れたKőbánya-Kispest駅に発着するため、中心部までは結局地下鉄3号線で20分ほど移動が必要でした。
一方エアポートシャトルバス100Eの場合は市の中心Deák Ferenc térまで乗り入れているため、シンプルで分かりやすいですね!
運賃に関しては100Eには900Ft(約450円)の専用チケットが必要なため高くなりますが、所要時間が短縮できるし、乗り換えが1回で済むぶん楽そうです!
ちょうど私たちの旅行直前に運行開始したエアポートシャトルバス100E。これも何かの縁だと思って利用してみました。
チケットの買い方
私達は既に地下鉄や路線バス・トラムに使える乗り放題券を購入して市内観光していました。
乗り放題券の買い方・利用方法

100Eバスが出てるDeák Ferenc térへの地下鉄にはこの乗り放題券で乗車できますが、Deák Ferenc tér~空港の100Eは上述した通り900Ft(記事投稿時)の専用チケットが必要になります。
チケットはBKKの窓口か券売機で購入可能。窓口は混んでたり閉まってる時間もあるので、ここでは券売機での購入を記述しますね。
操作はすごく簡単です!
まず地下鉄駅などで、このような券売機を探してください♪ 空港のバス乗り場にも同じものが設置されてます。
英語で操作するには画面下のイギリス国旗をタッチ。
今回はエアポートシャトルバスのチケットを買うので左下 マークの Airport shuttle bus single ticket を選びます。
100Eバス用の専用チケット片道分。問題なければ Confirm で進みます。
現金かカードか選べます。
私が利用した東駅ではカード・現金ともに使用できましたが、10,000以上のHUF紙幣は利用出来ませんでした。ヨーロッパの券売機は現金や高額紙幣が利用出来ないことがあるのでカードを持参してるほうが安心です。
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脱線しましたがチケットの話に戻りますね。支払い完了すると取り出し口からチケットが出てきます。
日にちが印字されてるので当日のみの有効なのかも…?(ごめんなさい確認は出来てません!)
エアポートシャトルバスに乗ってみる
100E線は早朝から深夜まで20分置きに出ていました。
空港⇒市内
- 05:00~01:20の20分置き
- 空港発後、Kálvin tér、Astoria、Deák Ferenc tér に停車。
市内⇒空港
- 03:40~00:40の20分置き
- Deák Ferenc tér発後、直接空港へ。
(03:42~4:42発の便のみAstoriaにも停車)
2018年8月情報/最新はBKKサイトをご確認ください
乗り場は?
Deák Ferenc térの乗り場はこちら。
地下鉄駅Deák Ferenc térから地上に出て、南東にあるVárosháza Parkという公園沿いにあります。
スーツケースを持ってる人がたくさん集まってたのですぐに分かりました!バスの前で待ってる係員さんにチケットを見せて、乗り込みます。
13:00発のバスで出発!!
車内の様子と感想
車内の写真は、ほとんど撮る余裕がありませんでした。なぜならば・・
車内は明らかにキャパオーバー。
それでもどんどん押し込まれる人。人。人。
それぞれ東京と大阪で毎朝の通勤ラッシュには慣れてる私たちですが、このバスでの30分間は日本の満員電車よりも過酷でした!!
写真だと言うほどぎゅうぎゅうには見えませんが、足元にこの人数分のスーツケースがひしめき合ってるのをご想像ください。。。
スーツケースを置く場所が足りないから座席に座ってる人の足の前とか膝の上(!)にまで詰め込まれてます。通路も荷物で埋め尽くされ、私も30分間ずっと片足立ち。片方の足はたぶん誰かの荷物の上でした。
勝手なイメージなんですが、私は「エアポートシャトル」という名称から車両下部のトランクに荷物を預けて乗るバスを想像してたんですね。
こういうかんじの。
なので荷物も一緒に車内へ持ち込まないといけないのが予想外でした!揺れの大きいバスでスーツケースを抱えながら乗るのはけっこう大変。車両下のトランクが無理でも、せめて車内の荷物棚を増やして欲しいなぁと思いました。
ともあれ、何とか空港の到着ゲート前に着きました。バスはターミナル2Aと2Bの間あたりに到着します。
ちなみに私たちは市内⇒空港便を利用していますが、空港⇒市内も到着と同じ乗り場から出ています。
チケットは乗り場に設置された券売機↑で購入できます。
100Eに乗車した感想
現在ブダペストの空港~市内の移動方法としてはこの100Eバスが主流になっています。
確かに市の中心から空港に直行出来るのは便利です!
でも、それゆえに観光客の利用が集中しちゃってて、スシづめ状態になったり下手したら乗れない可能性もあります。私達が乗ったのが特別混む時間帯だったのかもしれませんが、満員で乗車断わられてる人もいました。
もしフライト前に空港行きのバスに乗れなかったら、かなり焦りますよね。
なので100Eを利用して空港に行く場合はギリギリの便ではなく何本か余裕を見て向かうのが良いと思います。
ブダペスト市内~空港移動方法まとめ
100Eに関して少しマイナス意見になってしまってすみません。
っていう疑問に突き当たるわけなのですが、4つの交通手段それぞれに良い点悪い点があります。ひとつづつ概要を紹介しますね。
①地下鉄M3号線+路線バス200E
24hカードやトランスファーチケットで乗れて運賃は1番安い。
- 地下鉄・バスともに
乗り放題券トラベルカード(24hで1650Ft)で乗車可能。 - 1回券で乗車する場合、
通常のシングルチケット(350Ft)で
バスと地下鉄の乗り継ぎすると罰金対象になるので、
必ずトランスファーチケット(530Ft)という乗り継ぎ用チケットを買う。
ただし路線バスなので停車回数が多いです!さらにバスから地下鉄への乗り換えが必要なので、大荷物での移動には大変そうです。
②エアポートシャトル100E
今回私たちが利用した路線。900Ftの専用乗車券が必要です。
Deák Ferenc tér駅に発着するので中心部からバス1本で空港へ行くことが可能。停車駅数も最小限、市内~空港を30分ほどで結びます。
所要時間こそ少ないものの①同様スーツケースをバスに持ち込まないといけないので、混んでいる時に当たってしまうと結構疲れました。
③混載シャトル
空港から8~11人の乗客を乗せ、それぞれの指定した目的地で降ろしてくれます。所要約30~60分。市内から空港に向かうにはピックアップしてもらうため24時間前までに要予約。


混在シャトル予約サイト miniBUD(英語/ハンガリー語)
英語が不安な場合はコチラの日本語予約サイトも便利です。
④タクシー
ブダペスト市内を4つに区切って料金設定されています。市の中心までは7000~8000Ft、所要30~40分。1番高いけど、1番快適に移動出来ます。
まとめ
②以外は実際に乗った訳ではないのでガイドブックやネットで得た情報ですが、概要はこんなかんじです。
私は次回ブダペストを訪れるなら③の混載シャトルを選びます。混載シャトルならタクシーほど高くないし、ホテルまで迎えに来てくれるのはありがたいです!
移動代はできるだけ安く抑えたい気持ちもありますが、やっぱり大荷物での満員バスは想像以上に体力的ダメージが大きかったです。(朝に訪れた温泉効果も吹っ飛びました)
皆さまも旅行スタイルに合わせて良い移動方法を検討してみて下さいね。
来月いくので参考になりました!! ありがとうございます!!