こんにちは!なっつです。
2018年夏ベルギー旅行。今回は南部ワロン地方の町デュルビュイを訪れます。
旧市街の歩き方やカメラスポット、訪れたお店など紹介したいと思います♡
Contents
町並みと歩き方
世界一小さな町?
デュルビュイは「市」の称号が与えられた時の人口・面積から「世界一小さな町」と呼ばれ、このキャッチコピーは広域合併した今でも使われています
実際に歩いてみると旧市街は本当にコンパクトでした。まずはシャトルバスでデュルビュイに訪れた場合の道順・歩き方をレポートしますね♪
バスターミナルから旧市街へ
バルヴォー駅からの期間限定シャトルバスは旧市街の西にあるバスターミナルに到着します。
ブリュッセルからデュルビュイまでの移動方法はこちらの記事をどうぞ
⇩地図でいうと大体このあたり!
地図上には記載されてませんが、バスターミナルのすぐそばに橋が架かっていて対岸のメインロードに渡ることが出来ました。
奥に見えるお城のふもとが中心部になっているので、ひとまずお城を目指して歩きます
橋を渡ると見えるのはLa Ferme au Chêne。地ビールが味わえるレストランです。
この奥の道を左折すると、、
メインロード Rue du Comte Théodule d’Ursel に出ました
帰りのシャトルバスも到着と同じターミナルから出発します。レストラン横に立つこの看板を目印に☆
メインロードをお城方向へ歩くこと約5分。石造りの綺麗な町並みです✨
↑木組みのカフェが建つ分岐点を車道沿い(左側)に進むと、お城と教会にたどり着きます。
お城はウルセル伯の居城で現在もその子孫が暮らしているそうですが、残念ながら一般公開されておらず中には入れません ><
お城の奥の道を左折して橋を渡るとトピアリーが並ぶ公園 Parc des Topiaires があり、観光スポットとなっています。 営業情報
カメラ散歩におすすめスポット
先程の分かれ道に戻り右側の細い道を進むと、そこには石畳の路地が広がってました!
デュルビュイの可愛い町並みをカメラにおさめるなら、このあたり一帯が雰囲気良くてオススメ
緑やお花で飾られた石造りの家々はまるで絵本の世界でした♡
旧市街は10分もあれば一周できるほど小さくて地図なしで歩いても迷うことはありません♪ 路地の写真を撮ったり気になるお店を覗いたり…思うまま散策できて楽しかったです!
↑ガイドブックで必ずと言って良いほど登場する”ザ・デュルビュイ”なスポット。蔦のからむ石塀とレンガの建物が良い感じです♡
場所はコチラ。
デュルビュイのお店
デュルビュイは土日に訪れると観光客で賑わってるみたいですが、私が訪れた金曜日は閉まってるお店も多く閑散としてました。
観光地らしいお土産屋さんも殆どなく小さな商店の一角にスノードームやポストカードが売られてる程度。そんな中でお土産探しに利用したのが、コチラのお店でした!
訪れたお土産店
ジャム工房コンフィチュルリー・サンタムールの直営店。 お店サイト
オーナー兄弟が森で採った果物やお花で作るジャムが人気です。ジャム瓶は買いすぎると重くなるのが難点ですが、お土産に渡せば喜ばれること間違いなし✨
他にも調味料やお酒などデュルビュイと近隣の名産品が揃っていました。ガイドブックで紹介されてる影響でタンポポジュレを買いに来る日本人が多いらしく…
店員さんに話しかけると、瞬時に日本語で返してくれました(笑)
私が購入したタンポポジュレ(左)と粒マスタード(右)。日本ではあまり馴染みないタンポポジュレですが、ヨーロッパでは一般的に食されているそうで。
例えるならハチミツをゼリーにしたような味でした。花びらと砂糖と柑橘類を煮込んで作られてるのですが、味は完全にハチミツ!!
パンに塗ったりヨーグルトなどに入れて食べると美味しかったです。
レストランがいっぱい
実は美食の町として知られるデュルビュイ。
日本の天皇皇后も訪れたジビエ料理店La Sanglier Des Ardennesをはじめ本格フレンチレストランがいっぱい !!
町の規模に対してレストランの数が多すぎてちょっと心配になりますが(笑)、休日になるとベルギー国内や隣国から多くの人が美味しい料理を求めてやって来るんだそうです!
ちなみに私達が訪れたのはLA TABLE DE MANONというレストラン。昼から贅沢にコース料理を頂きました。
質の高い料理とサービスに大満足!✨
と写真たくさん撮らせてもらったのですが、、お店のサイト見直してみるとその後旧市街から離れた郊外に移転しちゃったみたいで><
今は車がないと行きにくい場所なので詳細割愛させて頂きますね(泣)
ミニ列車で展望台へ
最後に訪れたのは山の上にあるベルヴェデーレ展望台です。
展望台から見るデュルビュイの旧市街。深緑の渓谷にグレーの家々が映えて、素敵な眺めでした☆
この景色を実際に見るには町の中心部から期間限定で出てる展望台行きミニ列車(プチトラン)を利用します。
チケット売り場&乗り場はコチラ。観光案内所の近くです。
運行期間とタイムスケジュールはハッキリ分からなかったのですが、夏場の場合、土日祝は10時半から・平日は13時から17時までの間の1日何度か往復してるようです。※雨天時は除く
最新情報はサイトをご確認ください。
私達は最初14時頃に乗り場へ行ったけどその時はスタッフさんもお客さんもいなくて、チケット売り場の窓に「次の発車時刻16:30」の案内が掲示されてるのみでした。
で、時間をつぶして16時ぐらいに再訪したところ手前に列車が停まっててチケット売り場も開いてました!
係の人が乗り場に常駐してる訳ではなく、運行に合わせてやって来るかんじなのですね
料金は大人ひとり€6(2018年夏旅行時)。チケットを買ったら車内の好きな席に乗り込みます。なかなか乗客が集まらず20分ぐらい発車遅れましたがw、ドライバーさんにチケット回収され、ようやく出発です!!
デュルビュイの概要や名所を説明してもらいながら中心部を抜け、山道を登ります。
10分ほどで山上の展望台に到着 !!
中心部から頑張れば自力で歩けそうな距離でしたが、おそらく個人で訪れても展望台には入れないと思われます。展望台の門には鍵がかかってて、ドライバーさんが開け閉めしてました。中で管理する人なども見かけなかったので、ミニ列車の利用者しか入れない仕組みなのだと思います。
塔の中は階段ですがそんなに高くないので5分程でのぼり下り出来ました!入場料は最初に払った€6に含まれています。
中心部からの往復含めて、所要30分ほどのお気軽ツアー ♪当日乗り場に行ってみて動いてるようでしたら是非参加してみて下さい☆
まとめ
ということでデュルビュイには有名観光スポットがある訳ではありませんが、美味しい食事を食べたり町並み・自然を満喫しながらゆっくり過ごすような場所だと感じました✨
電車やバスの時刻をしっかり調べておけば日帰りも可能ですので、可愛い町や田舎町が好きな方は行き先候補に入れてみてはいかがでしょう
ベルギー旅行でお世話になったガイドブック