こんにちは!なっつです。
今回はベルギーで訪れたブルージュの日帰り旅行記です。
ブルージュは、ベルギー北部にある西フランドル州の州都。運河沿いに中世の建築が並ぶ美しい町です。
個人的には首都であるブリュッセル以上に「行って良かった」と感じた場所。その魅力をレポートしたいと思います!
歴史地区をぐるり
見どころは運河に囲まれたブルージュ歴史地区。
教会や鐘楼などの観光スポットはこの直径2kmほどの歴史地区に集まっています。周った順番にたどっていきますね♪
まずは駅から人の波について歩きます。
運河に架かる橋を渡ると、ここから石畳とレンガが続く道が広がってました。中世への入り口です♡
①愛の湖公園 Minnewater Park
旧市街南側にある自然豊かな湖畔の公園。家族やカップルで散歩する地元の人々の姿が見られます。
愛を語らうシニアカップル(?)や、
木陰で休む白鳥達にも出会えました☆
②ベギン会修道院 Beginhof
1998年、世界遺産に登録された修道院。中庭の木々越しに白い建物が映えます。
一部内装も公開されていますが、写真撮影はNG。現在はベギン会ではなくベネディクト派の修道女が暮らしています。
- DATA
- Wijngaardstraat, Bruges
- 10:00~17:00
- €2
- 最新情報はサイトをご確認下さい
愛の湖公園や修道院の辺りは中心部と比べて観光客が少ないので、ゆったり静かに時間を過ごしたい方にオススメです♪
③運河沿いの道
メイン通りに沿って町の中心であるマルクト広場まで歩きます。
ひときわ高い鐘楼が広場の目印。
鐘楼を目指して歩けば道に迷うことはありません☆
手回しオルガンや繊細な手編みレースなど、古いモノ、可愛いモノが沢山詰まった町並みにシャッターが止まりませんでした♡
中世ヨーロッパに迷い込んだみたいで、目的なく歩くだけでも楽しいです!
春~秋の土日祝にはダイフェル運河沿いで蚤の市も開催されています。
マーケットの詳細は別記事をどうぞ
私は利用してないのですが馬車で町を周ることも出来ます♪
マルクト広場や町の各所に乗り場がありました。
ボートツアーも大人気。楽しそうです!
乗り場は運河沿いに5カ所あり、3月~11月中旬のあいだ運行してます。所要約30分で€8。
詳細・最新情報はこちら
④マルクト広場と鐘楼 Markt&Belfort
観光客で賑わうマルクト広場にやって来ました。
鐘楼、市庁舎、美術館・博物館、ギルドハウスなどが並んでいます。
広場中央に建つのはブルージュの英雄ピーター・ド・コニングとヤン・ブレーデルの像。
階段状の屋根が特徴的なホテルやレストラン。
壮麗豪華なブリュッセルのグランプラスの建物と比べると、背が低くカラフルで可愛い印象を受けました ♥
中世の衣装を着た人々が馬車で広場を横切ったりして、、絵に描いたようなヨーロッパの景色に感動!
水曜日には朝市も開かれます。果物や野菜がメイン☆
旧市街入り口からずっと見えていたゴシック様式の鐘楼。内部には47個もの鐘があり、15分置きに音色が響きます。
高さ83mある搭は上にのぼることも可能。
- DATA
- Markt 7, 8000 Brugge
- 09:30~18:00
- €12
- 最新情報はサイトをご確認下さい
内部は階段が狭いため入場制限を行っています。そのため行列に並ぶこと必至!開館直後なら比較的すいてます。
366段の階段をのぼり切るのは大変ですが、頂上から見下ろすブルージュの景色は圧巻 !! 健脚の方はぜひ☆
⑤風車 Sint-Janshuis Mill
マルクト広場からさらに歩くこと約20分。歴史地区中心部から離れますが、旧市街東の運河沿いの土手に行くと、なんと風車を見ることが出来るんです。
かつては運河沿いにたくさんの風車が並んでいたらしいのですが、現在残っているのは3基ほど。
オランダの風車と比べると質素で小ぶり。でも真ん前を馬車や自転車が横切ってくかんじが良かったです◎ 馬の蹄と風車のギギギ‥と、遠くから聞こえる鐘の音。なんてのどかな光景でしょう✨
この辺も観光客が少ないので、喧騒を離れてのんびり歩くのにぴったり。
大型犬を連れた地元少年が斜面でくつろいでたりして、
ミーハーな私は大興奮 笑
まさにこんな景色でした♡
ブルージュで訪れたお店
現在⑤の町はずれまでやって来ました。
駅方面に引き返しつつ、気になってたお店に寄り道して帰ります。
⑥Tea Room Laurent(ローラン)
ワッフルめぐりの記事でも一度ご紹介させて頂いたティールーム。町の中心の西側、救世主大聖堂そばにあります。
ワッフルのほかパスタなどの食事メニューも扱っているのでランチ利用できます。
- DATA
- Sint-Salvatorskerkhof 5, 8000 Brugge,
- 050/33 94 67
- 09:30~19:30
- ※サイト情報確認中
お会計€20以上ならカード利用OKとのこと。
⑦Tea Room De Proeverie(プロヴリー)
緑のテントが目印のティールーム。向かいにあるSukerbuycというチョコレートショップと提携していて、ケーキやワッフルだけでなく手作りチョコレートも食べられます。
店内も緑色基調で可愛い✨近所の老夫婦がお茶しに来るような素敵なお店でした♡
あたたかいミルクに自分でチョコレートを注いで飲むホットチョコレートが絶品!✨
- DATA
- Katelijnestraat 5, 8000 Brugge,
- +32 50 33 08 87
- 09:30~17:00
- 最新情報はサイトをご確認下さい
⑧Chocolate Shop DUMON(デュモン)
こちらも以前に紹介させてもらったお店になりますが…
超おいしいチョコレート屋さんです♡
私はこのお店にもう一度訪れるためにブルージュに行きたいぐらい、DUMONのチョコレートが忘れられません。
ベルギーの伝統的なチョコレートであるプラリネはもちろんチョココーティングしたフルーツなど。良心的な価格で買うことが出来ます。
- DUMON WALPLEIN店 DATA
- Walstraat 6 8000 Brugge
- 10:00~18:00
- 最新情報はサイトをご確認下さい
ブルージュへの行き方は?
最後にブルージュへの電車での行き方をメモしますね。ブリュッセルからブルージュへは急行列車ICで1時間ちょっと。ブリュッセル中央駅Bruxelles-Central、北駅Bruxelles-Nord、南駅Bruxelles-Midiのいずれからも発着しています。
ICとは都市間を走る急行列車。追加料金などは要らず普通列車と同じ運賃で乗れます。予約は不要ですが、発着時刻だけでも調べておくとスムーズに行動しやすいです。
チケットの買い方
チケットは窓口か券売機で購入可能☆ここでは券売機での買い方を紹介しますね。
ベルギー国鉄の券売機。
TOP画面右下でEN 英語を選択すれば操作しやすいです
左の欄からStandard Ticketをタッチ。
行き先を入力。アントワープやブルージュ、空港行など主要の行き先はショートカットボタンが用意されてます。今回はブルージュBRUGGEのボタンを選択。
片道/往復、乗車クラス(1等or2等)、乗車日、乗車人数を選択します。
内容に間違いなければPayボタンで進みます。(画面は別の場所に行く時に撮影しているので表示金額が異なりますが基本の操作方法は同じです!)
券売機にもよりますが、この機械はクレジットカードでの支払いしか出来ませんでした。右手にある差込口にカードを入れて操作します。
ヨーロッパの券売機は現金が使用出来ないことがあるのでカードを持参してると安心です。もし新しく作るなら入会金・年会費無料、海外旅行保険(利用付帯)も付いてくるエポスカードがおすすめ
支払いを終えるとレシートが要るかどうか聞かれるので選択。取り出し口にチケットが出てくるのを待ちます。
運賃は?週末がお得!
運賃は2等で片道€14.7 (2018年記事投稿時) ですが週末なら往復割引が適用になります。金曜19:00~日曜に乗車する場合、運賃が半額になって往復で€14.7!!
週末割の適用日に通常チケットを購入しようとすると「Weekend Ticketの方がお得ですが利用しますか?」という案内が自動で画面に出てきました。
TOP画面からWeekend Ticket(左欄上から二番目)の購入画面に入ることも出来ます。
また、電車で色んな街を訪れる予定ならレイルパスという回数券もおすすめです。
乗車時はルートにご注意を!
無事乗車券を買えたら、電光掲示板の案内に従ってホームへ。改札はありませんが車内検札が行われる場合があるので切符は失くさないようにしましょう。
ブルージュは終点ではないので、行き先に大きく表示されてることは少ないです。
直行で行くには通常OstendeやKnokke、 Blankenberge行きに乗ることになるはずですが、念のため乗る前に駅員さんに「ブルージュに約1時間で着くか」聞くのが確実です。
例えばこれは私が乗ったKortrijk行きという電車!時刻下の停車駅一覧にBruggeの表示があるのを確認して乗り込んだのですが…
迂回ルートだったため2時間以上かかってしまいました。
こっちは1時間で着くルートの電車⇧ 人気路線のため車内はけっこう混んでます。
到着時も改札はないので、そのまま外へ出られます☆
古都ゲントも通り道です
もし帰りに時間があれば、ブルージュ~ブリュッセルの途中にある町Gentゲントでの途中下車もオススメ。
ゲントは12世紀から栄えた古都。繁栄期の大聖堂や市場が残る歴史ある町並みです。
まとめ
以上、ブルージュの町並みと行き方の紹介でした!
ブルージュにはブリュッセルとはまた違う魅力がたくさんありました。
日本で例えるなら、交通の便が良く美味しい食べ物もいっぱいのブリュッセルは大阪に似ています。対して町中に伝統が残る観光都市ブルージュは京都みたい☆例えついでに古都ゲントは奈良で、ファッションの街アントワープは神戸? ベルギーはなんだか近畿地方に似ていました(笑)
日本に訪れる外国人旅行者の多くが京都に惹かれるのと同じように、ブルージュのヨーロッパらしい古い町並みに惹かれる日本人はきっと多いはず
日帰りでも宿泊でも楽しめる街だと思うので、ベルギー旅行の際は是非訪れてみてくださいね。
ベルギー旅行でお世話になったガイドブック
こんにちは!
私も海外旅行が大好きで、年に一回は頑張って行っているので、こちらのサイトはとても楽しいです!
そして私もブルージュに行く時に遠回りの電車に乗ってしまい、慌てたのを思い出しました。
車掌さんに倍時間がかかると聞いてヘコんだことや、一人だったので脳内で「世界の車窓から」ごっこをして荒ぶる心をしずめたり…
でも遅れたおかげ?で、素敵な日本人女性と知り合い、一緒に塔に登ったりお昼を食べたんです!
人見知りな私としては初めてのことで、とっても思い出深い場所を楽しく思い返せました!!
まだ行ってないところも行ったところも、楽しく読んでます!