こんにちは!なっつです。
2020年春からポルトガルで新生活をはじめる予定が一転、新型コロナウイルスの影響により出発延期することとなりました。
そこでこの記事では、アパート探しに利用したサイトUniplacesでの予約~キャンセル経験を共有したいと思います!
Contents
ポルトガルでのスタジオ探し
今回ポルトガル到着後数日分のアパートホテルは予約していましたが、そこに1年滞在するには宿泊代が高すぎました。かといって英語もポルトガル語も満足に話せない状態での部屋探しは不安・・・
ということで、事前にネットで探していくことにしました。
私たちの希望はこんなかんじでした↓
- 前半3ヶ月はポルトガル第2の都市ポルト滞在 残り9ヶ月は大学の街コインブラに滞在
- 専用キッチン&シャワーが付いたスタジオタイプ(日本でいうワンルームアパート)の部屋
- 留学する学校に通いやすい立地であること
- 希望家賃はポルトで500ユーロ以下 コインブラで350ユーロ以下
最初は有名な民泊サイトairbnbで探していましたが、「学校近く」という立地条件で予算内の部屋はなかなか見つけられませんでした。キッチンやバスはシェアの物件が多いので、「スタジオタイプ」という条件も難しかったようです。それで他に検索サイトがないか調べて知ったのが、今回ご紹介するUniplacesでした。
Uniplacesとは?
まずはUniplacesについて聞き馴染のない方もいらっしゃると思うので概要を紹介します。既にご存じで「今回のコロナ騒動に関するキャンセルのことを知りたい!」という方はページ下部の 3 キャンセル方法 まで飛ばしていただいてOKです☆
Uniplacesとはヨーロッパへの留学生に向けたお部屋探しサイト。シェアハウスやシェアルーム、スタジオ(ワンルームアパート)など自分の条件に合う部屋を検索し、そのまま予約ができます。
出典 Uniplaces
留学生向けなので取り扱いは大きい大学のある街が中心ですが、学生だけじゃなくビジネスや長期旅行の方も利用できます!(一部、学生専用の部屋もあるようです)
ポルトガルでの賃貸物件探しサイトは他にもいくつかあるけど、その多くは気になる物件を見つけたら大家さんに連絡取って空き状況を確認し、現地で下見に訪れて契約という流れになります。
その点Uniplacesは内装設備も空室状況も契約事項も、すべてサイト上で確認しながら選べるのが魅力。
出典 Uniplaces
日本にいながら現地の物件を探して予約までできるのは、私たち夫婦みたいな海外生活初心者にとってかなり有難かったです。
注意点としては部屋の賃料とは別にUniplacesに対してもサービス利用料(ひと月の家賃の半分・初回のみ)を支払う点。日本でも不動産屋を通してアパートを借りる時は仲介手数料を支払いますよね。そんな感覚だと思います。
検索方法
簡単に検索~予約の流れを紹介しますね!
まずUniplacesのサイトを開きます。
出典 Uniplaces
滞在したい街と入退去日を入力して Search ボタンを押すと・・・
該当の部屋一覧が出てきました!家賃に光熱費が含まれているか、何日から空いてるといった情報が一覧表示されるので分かりやすいです。
左のサイドバーから条件を指定して絞り込み検索も可能 家賃の上限や入居人数、部屋タイプ(シェアルーム or シェアハウス or スタジオタイプ)、設備など、条件を絞って探せます。
地図バナーView on map をクリックするとマップ表示もできます。
立地重視で探したい方に便利ですね!
気になる物件をクリックするとお部屋の詳細を見れます。
内装写真は動画や間取り図で紹介してる物件もあり分かりやすいです。その他ハウスルールや設備といった情報も細かく公開されています。滞在した方のレビューが書かれてる場合は是非チェックしておきましょう。(ホテルと違って利用者の回転が遅いので、基本的にどこもレビューは少なめです)
Rental conditionという欄は特に要注意!キャンセルポリシーや最低宿泊日数、デポジット、家賃以外に必要な手数料など、重要な情報が記載されてるので、念入りにチェックしましょう。
私たち夫婦が手こずったのは入居者がふたり以上だと追加料金がかかる物件!! 例えば “€350/month” と書かれていて安さに飛びついても、よくよくRental conditionを見ると “Per tenant fee €100” やら “Extra fee €50” やらで
みたいなことが結構ありました(笑)
予約方法
物件を決めたら予約リクエストを送ります。
ページ右上にある Sign up ボタンからTenant用アカウントを作成したうえで
物件詳細ページ下部にある日付と入居者数など合ってるか確認。問題なければ Request to book をクリック。予約画面に進めます。※画像は実際予約したスタジオとは異なります
予約リクエストは3ステップ✨
- ハウスルールや入退去時の注意点を確認
- 自分の情報(名前やアドレス、自己紹介文など)を入力
- 支払いカード情報を入力
自己紹介欄には自分の職業や年齢、夫婦で行くこと、渡航目的、どうしてその部屋に滞在したいかを英語で記載しました。
家主さんからリクエストが承認されれば予約完了となり、最初1ヶ月分の家賃+サービス利用料がUniplacesに支払われます。
ちなみに最初1ヶ月分の家賃というのは半月区切りで計算されます。例えば6月16日が入居日のばあい請求内訳欄の に書かれている通り、6月後半と7月前半の家賃が今回の支払いでカバーされます
デポジットやその他手数料などリストに表示されてる金額については、入居時家主さんに支払うようです。
この画面が出たらページ上での手続きは完了✨承認結果はリクエストから24時間以内に登録のメールアドレス宛に届きます。私たちも無事に承認されました
キャンセル方法
希望通りのスタジオを抑えることができて大満足!
春からのポルトガル生活に期待を膨らませていたのですが・・・
そう。新型コロナウイルスによる世界状況が思ってた以上に悪化してしまい 渡航延期 することに。せっかく気に入って予約したスタジオも、残念ながらキャンセルせざるを得ない事態となりました。
なのでここからは悲しいけどUniplacesキャンセルの体験とその方法を綴りたいと思います!!
まずは予約していた部屋のキャンセルポリシーを見てみましょう。予約時に作ったアカウントでUniplacesのサイトへログインします。
出典 Uniplaces
Hello,(自分のアカウント名) というタブにあるyour stays から予約リストを確認できます。
各ステイ先情報の右下にキャンセルポリシーが表示されてます。例えば私たちの予約していたスタジオは2軒とも家賃は入居60日前までなら払い戻しされるようです。(払い戻し可能期間の設定は物件により異なります)
キャンセル可能期間の場合
コインブラのスタジオについては入居日まで60日以上あったので、そのまま Cancel booking ボタンからキャンセルしました。
キャンセル理由を選んで、
返金額を確認したら Confirm cancellation をクリック。初回家賃はまるまる払い戻しされましたが、Uniplacesに支払ったサービス利用料は戻ってきませんでした(泣)
このあとキャンセルと払い戻しの通知が登録メールに送られてきました!
キャンセル可能期間が過ぎている場合
問題はポルトのスタジオです。入居日10日前というタイミングなのでキャンセルポリシー通りなら払い戻しはありません。
ただ今回はヨーロッパへの入域が制限されたやむを得ない状況なので、ダメもとで返金交渉してみることにしました。
最初大家さんに連絡を取ったところ、Uniplacesとコンタクトを取るように言われました。
Uniplacesにはサイトのヘルプ画面から問い合わせできます。
Contact Support と書かれたバナーボタンをクリック。
問い合わせフォームが出てくるので名前やメールアドレスなどの情報を入力。Subject欄は件名、Description欄には予約番号やリスティングIDなどの参照番号を記述したうえで、問い合わせ内容を記述します。物理的に渡航不可能な現状と、払い戻し可能期間を過ぎてるけどなんとか検討してもらえないかという旨を英語で書いて Submit ボタンから送信しました。
そして待つこと約1週間。入力したメールアドレスあてに返信が来ました。新型コロナウイルスの影響で問い合わせが殺到しているため返答に時間がかかってしまったそうです。
肝心の結果は・・・?
”申し訳ありませんがキャンセルポリシー上、今回のような状況でも決められた期間を過ぎてからの払い戻しはできません。”
とのことでした><
キャンセル自体は受け付けできるけど、1ヶ月目の家賃はもう家主さんのところに送金してしまったしサービス利用料についても一切返金はおこなってないそう。代わりに次回利用時のサービス料ディスカウントで対応してるそうなので、もし再出発が決まればそれは利用しようと思います。
10万円近い金額が戻らなかったのはかなり痛いですが・・・60日前(2月1日)までにキャンセル判断できなかったのは自分たちだし、今できることはやったし、運がなかったと諦めるしかありません ><
まとめ
オンラインでヨーロッパの部屋を見つけられるUniplaces。街が限定されてるのと最低宿泊日数が決まってる点で利用者は限られますが、人によってはかなり便利なサイトなのではないでしょうか✨
こんな方にオススメ
- 留学やビジネスで渡欧するけど現地でイチから部屋探しは不安
- 長期滞在でホテルに泊まるのは高いから宿泊費を抑えたい
- 1ヶ月ぐらいひとつの街のアパートで暮らすように滞在してみたい
- 外国人とシェアハウスしてみたい
いつか安心して海外渡航できる時が戻ってきた時にはUniplacesで空き部屋チェックしてみてくださいね!
こんにちは!
部屋探しって結構大変そうですね。
今回は100年に一度あるか無いかという異常事態なので、
このような体験を記事で残してくださるのは、大変有難いです!
でも、帰ってこないお金は痛いですね(無)