魔女の宅急便の街みたい!ストックホルム市庁舎の塔からの展望が絶景




 

こんにちは!なっつです。

わたし
ヨーロッパが好きで毎年連休を見つけては弾丸旅行しています。

母と叔母との北欧旅行、スウェーデン最終日の朝。この日は午後からヘルシンキに向かって移動開始するため、午前中だけで行けるストックホルム中心部の観光地を探しました。それで見つけたのがコチラ。

ストックホルム市庁舎です!

今回はこのストックホルム市庁舎の塔について観光方法を紹介します✨

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

ストックホルム市庁舎の見どころ

中央駅から歩いて5分という便利な立地にあるストックホルム市庁舎。

メーラレン湖を望むように佇む、レンガ色の建物です。ヴェネツィアのドゥカーレ宮殿をはじめヨーロッパ各地の名建築からインスピレーションを受けたデザインはナショナル・ロマンティシズム建築の傑作として評価されています。

高さ106mの塔には夏季限定で登ることができ、旧市街ガムラスタンや周りの島々を一望できます。また、この市庁舎はノーベル賞の記念晩餐会が行われる場所としても有名。晩餐会のダンスホール「黄金の間」などの見学が可能です。

そんな市庁舎でやりたいことを3人それぞれ挙げてみました。

叔母
ノーベル晩餐会の会場は見てみたい!
わたし
水の都・ストックホルムを塔から一望したい!
高いとこは無理!

…はい。相変わらずバラバラの意見でございます。。

そんな時に良い方法、前日に引き続き別行動です私は塔へのぼり、母と叔母は晩餐会場を見学することにしました。これを気を遣わず出来るのは親子旅の良い所かもしれませんね(笑)

見学までの流れ・予約方法は?

晩餐会場も塔も、どちらも個人で勝手に入って見学することはできません。それぞれ時間で区切られたツアーに参加する形になっています。

しかもツアーはネットや電話などでの事前予約は受け付けておらず、カウンターで当日予約しなければなりません。ツアー開始時刻は公式サイトから確認できるので、当日の朝から市庁舎へ訪れて希望の時刻を申し込む必要があります。

各ツアー人数制限があり、人気の時間帯はどんどん埋まっていってしまいます。私たちもなるべく早い時間のツアーに参加したかったので、市庁舎オープンに合わせて朝9時から訪れました。

こちら側が観光客用の入り口。建物に入って中庭を進むと正面にメーラレン湖が見えます。チケット売り場は湖を望む庭園の手前、アーチの下あたりにあります。

晩餐会と塔では受付場所・料金・ツアー開始時刻が異なるため、それぞれに並んで申し込みます。

海に向かって左側が塔のツアーのチケット売り場、右側が市庁舎(晩餐会場)ツアーのチケット売り場となっています。

  • 母たち⇒9:30から所要45分で市庁舎ツアー
  • わたし⇒9:15から所要40分で搭のツアー

オープン直後から並んだ甲斐あり、朝一番のツアーに参加することができました。(時刻は旅行当時のもの)  ちなみに塔に上るツアーは夏季(5~9月)のみ。冬は催行されませんのでご注意ください !!

塔の入り口に並んでると、9時過ぎに扉が開いたのでチケット購入。40SEK(約500円 / 2013年当時) クレジットカードも利用OKでした☆

そのまま9:15にスタッフさんの案内で登り始めます。塔の中は途中までエレベーターがあり、残りは細い階段を登りました。最初から階段という茨の道 (笑) を選ぶこともできますが、見学時間は上り下り含めて40分という制限があるので、時間的にあまりオススメしません。

塔の内部は、なんと博物館になっています。エレベーターを降りて階段に移動する途中で見学できるようになっているのですが、これも制限時間を考えるとゆっくり見てる時間はありませんでした。

塔の上からの景色

塔の上まで登るには所要約10分。エレベーターを降りたあとはぐるぐる細い階段をのぼって、のぼって…

着きました!

地上100mの頂上からは柵越しですが360度ストックホルムの街を見下ろせます。

北側は中央駅。

南側はセーデルマルム地区。

西側はリッダー湾。

そして東側の旧市街ガムラスタンは・・・思いっきり逆光!(笑)

これは完全に私の計画ミスなのですが、ストックホルム一番の見どころであるガムラスタンは市庁舎から見て東側に位置するので、朝の時間帯はちょうど逆光になるのです。ガムラスタンを順光で見るには、もう少し遅い時間帯のツアーを選ぶほうが良さそうです。

わたし
写真撮影の方向までは考えていなかったのでとても勉強になりました…。

とは言いつつも、塔から見る水の都ストックホルムはやはり感動的な美しさ。湖と町並みが調和する景色は『魔女の宅急便』のジャケットそのものでした♡

10分ほど景色を見てるとスタッフさんから「そろそろ降りて下さい」の声がかかりました。名残惜しいですが、再び階段ぐるぐる降りて行きます。

開始時間も所要時間も塔のツアーのほうが早かったため、市庁舎ツアー参加中の2人を待つ間は中庭を散歩して過ごしました。

地上からもメーラレン湖越しに対岸のガムラスタンが見えました◎

まとめ

中央駅のすぐそばで絶景に出会える市庁舎の塔。

  • 搭に入れるのは夏季のみ
  • ツアー制で時間が区切られてる
  • 事前ネット予約は出来ない

見学の際はこの3点に要注意です。ツアーが混雑してる可能性があるのでチケット購入は朝に済ませているとスムーズですが、そのまま朝イチのツアーに参加すると私のようにガムラスタンは逆光になってしまいます・・・

「逆光は避けたい!」という場合は、まず当日朝(できれば9時頃)に訪れてお昼前後の搭ツアーを申し込み、さらにそれまでの時間で参加できるように市庁舎ツアーを申し込めば効率的に両方を楽しめるかと思います☆

私はそもそも午前中しか観光する時間がなかったので朝イチのツアーを選択するしかありませんでしたが、搭からのストックホルムの景色は(逆光ながらに)素晴らしいものでした。夏場のストックホルムに訪れるという方は是非市庁舎の塔に登ってみてください。おすすめです✨

最後まで読んでいただいてありがとうございました!

  • Stadshuset DATA
  • Hantverkargatan 1, 111 52 Stockholm,
  • +46 8 508 290 00
  • ウェブサイト

この旅行の全体概要

  • 母と叔母と私の女3人旅行
  • 期間:2013年8月末~9月初旬
  • 9泊11日でデンマーク・スウェーデン・フィンランドを周遊

\スウェーデンへのツアーを探す/


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