こんにちは!なっつです。
アイスランド新婚旅行の帰り道。レイキャビク出発後ストックホルムとヘルシンキを乗り継いで日本へ戻りました。その道中で思いがけずビジネスクラスに乗れたので、今回はその体験についてシェアしたいと思います
Contents
ビジネスクラスにアップグレード!いきさつは?
帰りの旅程
アイスランドから日本へ。私たちのフライトスケジュールはこんなかんじです。(発着時刻は2016年当時のもの)
帰りの旅程
- 帰途1日目:
- レイキャビク07:40発
- ストックホルム12:25着
- (ストックホルム泊)
- 帰途2日目:
- ストックホルム08:40発
- ヘルシンキ10:35着
- ヘルシンキ17:15発
- 帰途3日目:
- 関空08:35着
レイキャビク⇒ストックホルムはアイスランド航空利用、ストックホルム⇒ヘルシンキ⇒関空はフィンエアーを利用します。
まずはレイキャビク=ケプラヴィーク空港で当日チェックイン。カウンターにて確認したところ、この旅程だと日にちまたいで違う航空会社を2回乗り継ぐから、レイキャビク~日本までのフライト全てをまとめてチェックインすることは無理なんだそうです。
スーツケースに関してもストックホルムにて一度ピックアップが必要で、翌日フィンエアーに乗る時に預け直すよう案内されました。
ということで帰途1日目はひとまずストックホルムまで移動。空港近くに建つホテルに宿泊しました!( 利用ホテル詳細)
そして帰途2日目の朝。
ストックホルム=アーランダ空港で日本までのフライトをチェックインします。自動チェックインの機械にEチケットの予約ナンバーとパスポート情報を入力すると、搭乗券がプリントされました。
まずストックホルム⇒ヘルシンキが印刷され、
続いてヘルシンキ⇒関空の搭乗券も出てきました。
ストックホルム⇒ヘルシンキ便のチケット画像をもう一度。
チケットの右端に、なんとBUSINESS CLASSと印字されています!
でも予約のEチケットには間違いなくエコノミーと記載されているし、先ほどのチェックイン機での操作を思い返しても座席クラスを選択するような場面はありませんでした。
噂に聞くアップグレードというやつでは??
アップグレードの理由を考えてみる
アップグレードとは細かく言うと「インボランタリー・アップグレード」。エコノミー席がオーバーブッキングで満席かつビジネス席に空きがある時に、エコノミーの誰かに良い席へ移動してもらうというもの。私たちはどうやらその誰かに選ばれた様です!
- どの乗客がエコノミー席から移動するのか?
- なぜ私たちがアップグレードされたのか??
選ぶ基準は航空会社にもよりますが、アップグレードの対象になりやすいとされる条件を私たちに当てはめて考えてみました。※あくまで私が聞いたことある噂です

でも私たちみたいに自動チェックインでの発券だと仕事とか新婚旅行なんて分からないし、これらの理由は当てはまりません。
あと考えられる理由としては
- 出発の2時間半前という早い時間に発券した
- ストックホルム⇒ヘルシンキだけでなくヘルシンキ⇒大阪までフィンエアーを予約してた
長距離区間フィンエアーを利用するから、機械が優先してくれたのかも!? と勝手に推測しています。
真相は分からずじまいですが、とにかく私たち、人生初のビジネスクラスです!✨
乗ってみた感想
フィンエアーの場合、日本の都市~ヘルシンキのような長距離路線のビジネスクラスにはこんなサービスがあります!
- 1時間分の機内Wi-Fi
- チェックイン、セキュリティおよび搭乗時の優先サービス
- ビジネスクラスラウンジ利用
- 手荷物3個(1個当たりの最大重量23kg)
- 限定の無料の食事とワイン、各種軽食
- マリメッコのパーソナルアメニティキット
- ビジネスクラスのフルフラットシート
参考 フィンエアー公式サイト
ただ、今回私たちが乗ったのはストックホルム~ヘルシンキという短距離路線なので、上記とは異なるサービス内容です。
まず、機内の座席はエコノミー席と変わらない普通のシートでした。
また、フィンエアーといえば北欧デザインのアメニティポーチがもらえるのが有名ですが、残念ながら短距離路線はアメニティサービス自体ありません。なので機内の快適度でいうとエコノミーと大きな違いは感じませんでした。
それでもビジネス航空券ならではの良い点もありました!私たち夫婦が体験したメリット5つを挙げてみます☆
メリット①預け荷物超過分が32kgまで無料に!
フィンエアーのエコノミークラスでは23kgを超えると超過手荷物料金を払わなければいけないのですが、ビジネスクラスの場合は32kgまで追加料金がかかりません☆今回私のスーツケース重量はレイキャビク出発時は20kgほどだったのに、ストックホルムの町で買い物したためうっかり24kgになってしまってました。
もし今回エコノミーのままだったら、思わぬ出費がかかるところでした!幸運にもアップグレードに救われたという訳です✨
メリット②ビュッフェ付きのラウンジが利用できた
ビジネスクラスの場合、搭乗券(左下)にラウンジ情報が記載されてました。搭乗待ちのあいだ利用することが出来るようです。
第2ターミナルの手荷物検査後、Himmel&Havというレストランの奥に発見!
入り口で搭乗券とパスポートを提示
内部は北欧らしくお洒落で広々。快適な空間です。
リクライニングチェアや一人掛けソファ、カウンターチェアなどが並び、皆さん仮眠をとったりパソコン仕事をしたり食事をしたりして思い思いの時間を過ごしていました。Wi-fiも使えました。
ラウンジ内には軽食ビュッフェもあり、パンやハム、サラダなどの軽食、クッキーなどのお菓子が並んでました。コーヒーやジュースがお替りできるドリンクバーも♪
メリット③優先搭乗できた
ビジネスの乗客はセキュリティチェックや搭乗時、優先的に進めます。いつもは当たり前に並んでる長い列ですが、これが無くなると飛行機移動での疲れが全然違いました!
エコノミーの列を横目にさくさくっと進む私たち…テーマパークのファストパスのような感覚です✨
さらにヘルシンキから関空へ向かう便でも、席や食事に関してはエコノミーのサービスなのですが、搭乗券に「PRIORITY SECURITY(優先)」の記載。
普通のエコノミーチケットの乗客より早くに搭乗できました☆
メリット④マリメッコ食器の軽食
55分だけのフライトにも関わらず、機内ではビジネス客用の軽食を出してくれました!この時のメニューはサーモンと野菜のマリネ。あっさりしてるのでラウンジで軽食食べたあとでもペロッと食べれちゃいます♪
しかも食器がマリメッコ♡
うしろに写ってるのはフィンエアー特製のブルーベリージュース。サッパリ美味しくておすすめです。
メリット⑤降りる時もスムーズ
飛行機って着陸してベルト着用サインが消えたあと、エコノミーの列が進み始めるまでに時間かかりますよね。立ち上がって荷物用意したものの全然列が進まなくてソワソワしたり、結局もう1回座ってみたり、飛行機乗るとよくある経験です 笑
でも今回はビジネス席の1番前だったので、飛行機の扉が開くと1番最初に降りることが出来ました!
小さい飛行機だから窓からボーディング・ブリッジを接続する様子も見えました☆
ヘルシンキに10:35に到着したあと17:15の出発まで乗り継ぎ時間は6時間。「6時間で市内に出るか空港で過ごすか」を到着間際まで悩んでいたのですが、スムーズに飛行機を降りれたのが決め手となり市内観光に踏み切れました!
まとめ
以上、私たちの「初めてのビジネスクラス体験記」でした!
長距離路線のビジネスみたいに豪華な食事、快適なフラットシートはありませんが、それでもいつもより少し特別な時間を過ごせたことは間違いないです。
離陸前のコックピットが席から見えたり、CAさんがスタンバイしてる席と近いので気さくに話しかけてくれたり♡
私たちは運よくアップグレードに選ばれましたが、フィンエアーではエコノミー席の予約後に自分からアップグレードを申し込む方法もいくつかあります。
- フィンエアーのサイトで可能なアップグレードに申し込む
- 貯めたマイルを使ってアップグレードする
- チェックイン時にアップグレード席を購入可能か聞いてみる
- 当日搭乗ゲートでアップグレード席の購入客を募集してることも…
今回で短距離ながらビジネスの魅力に触れることが出来たので、いつか長距離でのアップグレードに申し込んでみるのも良いなと思いました。
追記:2018年の旅行でのフィンエアー利用時、またもやアップグレードされましたぁ!しかも今度は長距離路線です✨ 体験記はコチラ↓