こんにちは!なっつです。
北欧周遊旅行の中でヴィスビーへ日帰り旅行しました。
ヴィスビーとはストックホルムの南東に浮かぶゴットランド島の町。薔薇と廃墟が美しい旧市街が有名で、日本では『魔女の宅急便』の参考にされた町としても人気です。
母・叔母・娘(私)での3人旅行だったのですが「この日はゆっくり買い物したい」という母と叔母をストックホルムに残して私1日だけのひとり旅!
ヴィスビーへの飛行機移動については情報が少なかったので、なるべく細かく移動の様子を書こうと思います。当日バタバタだったため写真は少なめですが少しでもヴィスビー訪れる方のご参考になれば幸いです☆
なおヴィスビー観光の様子は別記事にしています。
ヴィスビーで「魔女の宅急便」をめぐる

ヴィスビーで廃墟をめぐる

Contents
航空券は事前予約しました
ストックホルムからゴットランド島・ヴィスビーへは日本で飛行機を予約して行きました。フェリーも出ているのですが今回は日帰りにつき、所要時間少ない飛行機で行くことにしました。航空券は往復4万と高額だったけど、ずっと行きたかった場所なので奮発します!
- 往路:Stockholm bromma 09:45発 – Visby 10:25着
- 復路:Visby 18:30発 – Stockholm bromma 19:10着
上記の価格と時刻は私が訪れた当時のものなので、訪れる方は実際の訪問日で検索してみてください
お得な航空券検索画面はこちら
ヴィビーへの飛行機での行き方
それでは当日の様子を記録しますね!
まずはヴィスビー行きの飛行機が発着するブロンマ Bromma 空港へ移動するため、ストックホルムのバスターミナルへ。ブロンマ空港への行き方は(私の知る限り)ガイドブックに記載されてないので、事前に調べて行くことをオススメします
中央駅のバス乗り場
ブロンマ行きのバスが発着するシティ・ターミナル City terminal はこちら。
ストックホルム中央駅の向かいに建つ茶色いビルです。2Fのカウンターでチケットを購入しました。運賃は往復155SEK(約1900円/2013年当時)
カード払いであれば車内で運転手さんからも買えます。スウェーデンはカード社会なので、旅行に行く前に作っておくと安心です。VISAのエポスカードが無料なのに海外旅行保険(利用付帯)も付いててオススメ
2Fカウンター前にある扉から外へ出ると、乗り場に直結しています。
前日アーランダ空港から市内へ来る時に乗ったバスもこのターミナルに到着しました。
ブロンマ空港行きバスの次発は20分後。一時間に2、3本出てるようです。
ブロンマ空港行きのバス
運転手さんに先ほど買ったレシートのような往復チケットを見せると、TUR / RETUR の TURの文字の横にチェックを入れてくれました。
帰りもこのチケットを見せたらRETURのほうにチェックを入れられます。
ストックホルム近郊・ブロンマ空港
ブロンマ空港はスウェーデン国内の路線がメインに発着する空港。ストックホルム北西に位置します。ストックホルム中央駅からはバスで約15分ほど。近かったです。
ターミナルが4つもあるアーランダ空港に比べるとブロンマ空港はとってもコンパクト。
一階建てで、中に売店がひとつあるだけです。
私は勝手に
- 関空=アーランダ(郊外にある国際空港)
- 伊丹=ブロンマ(都市近郊にある国内線用空港)
…そんな規模を想像してたけど、ブロンマは伊丹空港よりずっと小さかったです。
入り口にある自動チェックイン機で予約番号を入れて、搭乗券を出しました。印字されたシート番号をチェックすると…
「Seat:FREE」
飛行機なのに自由席 !! はじめてのパターンに驚きつつ、手荷物検査を受けてゲートへ。
プロペラ機でゴットランド島へ
出発時間の10分ほど前になると搭乗がはじまってプロペラ機まで歩いてタラップをのぼりました。機内に入ると左右2列ずつの4列シート。私は並ぶのが遅くて既に窓側は満席でしたが、せっかくの自由席なんだから窓側狙ってもっと早く並べば良かったです><
キキが見たような空からのスウェーデン見たかった…
私がよほど窓の外見たそうな顔してたのか、窓側に座ってた親切なおじさんが代わりにカメラのシャッター押してくれました♡
念願の、空からのゴットランド!魔女宅で見た「天使にお届け物」行く景色みたいです♡
そうこうしてる間に30分ほどで到着しました。飛行機だとほんとに近いです。
飛行機から降りたら歩いて出口へ。
国内線なので審査や荷物受け取りに並ぶこともなく、そのまま外へ出られます。
旧市街への交通手段は?
さぁ、次はヴィスビー市内への移動です!空港から旧市街に行くにはシャトルバスが出てるとガイドブックに書いてたのですが、乗り場らしきものが見当たりません。
他の乗客を観察してみると皆さん地元の方みたい。お迎えの車が来ていたり、慣れた様子で歩いて去って行ったり・・あっという間に誰もいなくなりました。
人に聞こうと空港の屋内に戻っても、職員さんさえ見当たらない。
到着時はたくさん待っていたタクシーも、5分後には移動しちゃってました。
…でも、日本でも小さい空港や駅はこんなかんじですよね。到着時間めがけてタクシー集まるけど、乗客いなければすぐ去っていきますよね…。
もう一度バス乗り場を探しましたが、やっぱり案内板や時刻表の痕跡さえ見当たりません。嫌な予感がよぎります。
実はガイドブックには「夏季のみシャトルバスあり」との記載がありましたが私は「9月初旬なら夏季だから大丈夫だろう」と特に気にとめていなかったのです。読みが甘すぎました><
悩んでいたその時、道の向こうに地元人らしきおばあちゃまが歩いているのが見えました。
第一村人発見です!←
駆け寄って旧市街へのバスの乗り場はどこか尋ねてみると、乗り場は空港出たところで合ってるけど、たぶん8月中旬までしか運行してないとのこと。
嫌な予感的中。というか完全に私のリサーチ不足です。
バスがないなら仕方ないので、
よし、歩いて向かおう‼ と、覚悟を決めた時です。
なんとおばあちゃんが、
「私は車ないから連れてってあげられないけど、ちょっと待っててね」
手をあげて 他の車をヒッチハイクしてくれました。
わわわ!
ありがとう!!! タック!!!
なんて優しいおばあちゃん!
普段なら旅先で知らない人の車乗せてもらうのは避けるべきかと思うけど、このおばあちゃんの紹介なら安全なはず。
車の方も快く乗せてくれました。仕事場に向かう途中だけど旧市街は通り道なんだそうです。
10分ほどで旧市街の城壁前に到着。
と、帰りの心配までしてくれました。
もう、ヴィスビーの第一印象最高です!!
はじめて行く国や町の印象って、出会った人に左右される部分が大きいと思うんです。
まだ旧市街を見てないけどヴィスビーが大好きになりました♡
ストックホルム中央駅出発から2時間半。親切な人達に出会えたおかげで午前中から旧市街観光を始めることが出来ました。
帰り道のお話も少しだけ
観光の様子は別記事にしたので、ここでは帰り道の話に飛びます。
町歩きに満足したあとは、朝の反省を活かして帰りは早めにタクシー乗り場へ!教えてもらった旧市街の城壁外にTAXIの標識が立っていて、スムーズにつかまえられました。
乗り場はこちら
後部座席のドアを開けようとすると女性の運転手さんに
…隣を勧められました。乗客私だけなのに運転手さんと横並びで座るって、なんか不思議じゃないですか? 笑
海外のタクシーといえば強盗対策で運転席がガラスで仕切られてる国だってあるのに・・この座り方はスウェーデンスタイルでしょうか。治安が良い証拠ですね!
超フレンドリーな運転手さん、空港までの10分間弾丸トークが止まりませんw 真横でおしゃべりしてると運転手&乗客というより友達とのドライブみたいでした
空港→旧市街の移動時は一般の車に乗せてもらったおかげで分からなかったタクシー代ですが、旧市街→空港は137SEK(約1700円)でした。
4kmほどの距離とは思えないほど高額 !! でもスウェーデンではこれが相場なんです(泣)
ヴィスビー空港の搭乗口で待ってると間近で他の飛行機の離着陸が見えました☆
機体の写真を撮ってたらうっかり乗り込むのが遅くなって、またしても窓際座れず!!
空港からは行きとそのまま逆の経路。帰りのほうがバスの乗り継ぎもスムーズで、18:30にヴィスビーを離陸して20:00前にはストックホルムのホテルに戻れました!
最後に、ヴィスビーへ飛行機で行く場合の注意点
以上、ストックホルムからヴィスビーに飛行機で訪れた話でした。飛行機はフェリーよりも所要時間少なく日帰りには便利ですが、かなりの移動費がかかりますね。
速さ重視ならもちろん飛行機が良いですが、時間が許すならフェリーの方が手頃で利用しやすいと思います。フェリーならヴィスビーの旧市街に到着するから、そのまま歩いて観光開始できるのも魅力◎
飛行機で訪れて感じた注意点
- ストックホルムもヴィスビーも市街地~空港間の移動が高額でした。航空券代とは別に4500~6000円ぐらいの出費を見てた方が良いといえます。
- ヴィスビー空港から旧市街へのシャトルバスは夏季(6月中旬~8月中旬頃)のみ。こちらのサイトにて運行日をご確認ください。
乗った方のブログなどを拝見してると、運行シーズンなら飛行機到着時間に合わせて空港を出たところに停まってくれてるそうです。
運賃は現金払い不可。 - タクシーは飛行機到着の直後しか停まってくれてないので、乗る場合はお早めに…。
- ヴィスビーへのプロペラ機は自由席なので搭乗ゲートに早く並んで乗り込めば、窓側席に座れるかも!?
私は飛行機で訪れてみて失敗や反省点がいっぱいありますが、それでも幸い色んな人に助けられたおかげで良い思い出もいっぱいの道中になりました!
ストックホルムで滞在したホテル
agoda
