別府観光なら亀の井バスの乗り放題券!展望台や鬼滅聖地にも行けたよ




 

こんにちは!なっつです。

わたし
なかなか旅行できない日々が続いているので最近は国内旅の思い出を綴っています。

今回は大分県別府市をぐるっと観光。私が利用したバス乗り放題券周った場所についてシェアしたいと思います。

別府市内の人気スポットを一気に満喫できたので、「1日でお得に観光したい!」という方の参考になると幸いです。

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

別府観光はバスが便利

ワーケーションで1ヶ月間を過ごした湯のまち別府。

私はJR駅周辺別府温泉エリアに宿泊したので歩ける範囲の見どころやグルメは満喫できたものの、市内北側の観光スポットになかなか足を伸ばせていませんでした。

湯けむり展望台

多くの方が「別府」と聞いてイメージする湯けむり風景地獄めぐりは、実は別府駅から離れた鉄輪温泉エリアに位置するのです。

歩いて周るには距離がありすぎるし、坂が多いのでレンタサイクルも向きません・・・

他にも『鬼滅の刃』聖地として最近話題の八幡竈門神社は亀川温泉エリアだし、元祖地獄蒸しプリンが食べられるのは明礬温泉エリア。

そんなわけで車を持たない観光客が別府市内を周遊するには、路線バスを利用するのが便利!市内には亀の井バスや大分交通が運航するバスが往来し、市民や観光客の重要な交通手段となっています。

亀の井バス

観光にオススメなフリーパス「MyべっぷFree」

別府の街を行き交う亀の井バスでは「MyべっぷFree」というフリーパスが販売されています。それぞれのエリア・期間内の亀の井バスが乗り放題になります。

  • 1日ミニフリー乗車券(別府市内/内成棚田/城島高原エリア):大人900円/学生700円/小人450円
  • 2日ミニフリー乗車券(別府市内/内成棚田/城島高原エリア):大人1,500円/小人750円
  • 1日ワイドフリー乗車券(上記エリア+湯布院/アフリカンサファリエリア):大人1,600円/小人800円
  • 2日ワイドフリー乗車券(上記エリア+湯布院/アフリカンサファリエリア):大人2,400円/小人1,200円

※2021年6月記事投稿時/最新情報は公式サイトでご確認下さい

今回私が利用したのは1日ミニフリー乗車券。別府市内を1日で見て周るのに便利です。

買える場所は別府駅構内の観光案内所、鉄輪・北浜にある亀の井バスセンターなどなど。

私は北浜にある亀の井バスセンター(写真左)で購入しました。隣の隣に大分交通のバスのりば(写真右)があり間違えやすいのでご注意を。

わたし
MyべっぷFreeで乗れるのは亀の井バスが運行するバスのみです!
亀の井バスフリーパス

こちらが購入したチケット。事前購入が可能で、コインなどで利用する年月日を削ります。一度削ってしまうと該当日以外は無効になるので、利用する直前に削るのが良いと思います。裏面は路線図+各施設の特典割引券になっていました。

訪れた場所

それでは、以下で私が実際にリーパスを使って訪れたスポットを紹介しますね!

記載の時刻はバスの発着時刻という訳ではなく、おおまかなタイムスケジュールになります。実際に訪問する際は、各バス停に到着した際に帰りの出発時刻を確認してから観光開始すると安心スムーズです。

別府駅

7:30/ 別府駅西口(写真右)から本日の観光スタート!

地獄めぐりの1番人気・海地獄

8:00 / 海地獄前

別府観光といえば地獄めぐりが有名ですね。共通券を買って7つの地獄全てを周っても良いのですが、ピックアップするなら国の名勝に指定されている海地獄・竜巻地獄・血の池地獄・白池地獄あたりがオススメ。

私は以前に7つ周ったことがあるので、今回はその中で最も見応えあった海地獄に絞り再訪しました。

海地獄

約1200年前の鶴見岳噴火の際に誕生した海地獄。成分に硫酸鉄を含み、その名の通り海のようなコバルトブルーの水面が特徴です。その温度はなんと98度。深さ200m以上と別府にある地獄の中でも最大規模となっています。

海地獄

十文字原展望台で別府の街に挨拶

9:15/ 日本の夜景百選・十文字原展望台前

十文字原展望台

市内北西部に位置する十文字原展望台へ。

十文字原展望台

周辺は雄大な山々に囲まれた草原で、まるで日本じゃないみたい。風が爽やかで心地よかったです。

十文字原展望台

別府市街地と別府湾の向こうに大分市も見えました。

十文字原展望台

明礬温泉&地獄蒸しプリン

10:00/ 地蔵湯前

明礬温泉

別府八湯の1つ、明礬温泉。バス停周辺には江戸時代から続く「湯の花」を作る小屋が並んでいます。

明礬温泉

明礬温泉にはいくつかの立ち寄り湯があり大体500~2000円ぐらいで入れます。鉄輪や別府駅エリアには100~300円ほどで入れる大衆温泉が多いので少し高い印象を受けますが、「開放的な大自然の中でゆっくり温泉を楽しみたい」という方にはオススメです。

私は観光案内所で割引券(1200円→900円)をもらってたので湯屋えびすに訪れました。

出典:日帰り温泉 湯屋えびす

大空を眺めながら、鳥のさえずりをBGMに乳白色の温泉に浸かる時間は、控えめに言って最高でした!!!

日帰り温泉 湯屋えびす

※写真の露天風呂は奇数日・偶数日によって男女入れ替え制なので要注意。

わたし
カップルや夫婦で行くと、どちらかが不公平に感じるかもしれません(笑)

温泉のあとは歩いて近くの岡本屋売店へ。

明礬温泉岡本屋売店の地獄蒸しプリン

温泉噴気で蒸した元祖地獄蒸しプリンが人気で、甘くて香ばしい味が湯上りおやつにピッタリ♪ 温泉卵も美味しかったです!

岡本屋売店

鉄輪で乗り換え

12:15 / 鉄輪

次の目的地へ向かうため一旦鉄輪バスターミナルへ。そばには地獄めぐりのひとつ、白池地獄があります。

白池地獄

また、好きな食材を購入して調理する地獄蒸し工房も近いので、お昼ご飯に利用してみてはいかがでしょう☆

わたし
・・・と言いつつ、一人旅の私にとってこういう体験型施設はハードルが高いので今回はやめておきました(笑)

プリンと卵を食べたばかりということもあり、お昼は後ほど紹介する茶店にて食べることにします!

『鬼滅の刃』の聖地!?八幡竈門神社

12:45 / 内竈入口

今回の別府滞在中ぜひとも行きたかった八幡竈門神社。この名前にピンときた方もいらっしゃるかもしれません。あの『鬼滅の刃』の聖地と噂される神社です。

八幡竈門神社

境内には人喰い鬼の伝説や、龍の水神様、神楽殿など、鬼滅の世界観と共通する点が盛りだくさん!

わたし
全部書き出すとこの項目だけ長くなってしまうので控えますね・・・

授与所では作品との類似点を教えて頂いたり、キャラクターのカラーを彷彿とさせるお守りも授かれました。

八幡竈門神社

鬼が造ったと伝えられる石段の正面には青い海が✨

秋分の日と春分の日には、ここから鳥居越しの朝日が眺められます。

ついでと云ってはなんですが鉄輪から内竈入口へのバス路線は、地獄めぐりのうちの2つである血の池地獄竜巻地獄も通ります。この2つは個人的には海地獄に次ぐ見応えだと思うので、時間があれば是非寄ってみてくださいね♪

甘味茶屋

14:00 / 春木

鉄輪の東側、趣きある店構えの甘味茶屋。甘味処ですが大分の郷土料理も色々味わえるので、ちょっと遅めの昼ご飯を。

甘味茶屋

とり天とだんご汁のセット定食。大分のとり天はお店により味付けやタレが様々ですが、ここのは柚子胡椒とポン酢が添えられたタイプでした。

わたし
衣のサクサク感によく合って美味しかったです♡

甘味茶屋

湯けむり展望台

15:00 / 徒歩にて

甘味茶屋から15分ほど坂道&階段をのぼると、住宅街の一角に絶景スポットがあります。

その名も湯けむり展望台

湯けむり展望台

壮大な鶴見岳、扇山、そして別府の街並みが一望できます。

湯けむり展望台

別府といえばやっぱりこの湯けむり風景ですよね!平成13年にNHKが募集した「21世紀に残したい日本の風景」において、なんと富士山に次ぐ全国第2位に選ばれています。土日祝の夜にはライトアップもおこなわれるんだとか。

鉄輪温泉街を散歩

16:00 / 徒歩にて

貴船城下の道を抜けて、鉄輪の中心部へ戻ります。

別府の景色

貴船城入口~鉄輪はバスも運行していますが、道中見える別府の景色がとても素晴らしかったので、歩いて正解でした!

別府のみはらし坂

特にみはらし坂周辺の眺めは、湯けむり・街・海の景色が一堂に集まっていてオススメです。

別府のみはらし坂

お店や観光スポットの多くは17時になると閉まり始めますが、夕暮れ時の温泉街は風情たっぷり。もくもく上がる湯けむりを間近で楽しみながら、のんびり散策しました。

別府蒸し湯広場

こちらはむし湯広場にある無料の足蒸し。1日行動して疲れた足を、じんわりと癒してくれました!

別府蒸し湯広場

十文字原展望台で夜景観賞

18:00 / 日本の夜景百選・十文字原展望台前

最後に、朝訪れた十文字原展望台へ再び向かいます。「日本の夜景百選」とバス停の名前に入ってるぐらいだから、夜バージョンも見ておきたかったのです(笑)

十文字原展望台

別府湾沿いの街がキラキラと輝き、日中とはまた違った美しさ✨

ただ、車で訪れる方が多いのでしょう。バス停~展望台の道は人けも街灯もなく危ないので、夜は懐中電灯が必須です。動物や車にも要注意!

18:30 / 別府駅西口

別府駅まで戻ってきました。私は14時にとり天定食を食べたので宿に直帰しましたが、余力があれば晩ごはんを食べに寄るのも良いですね。

別府タワーライトアップ

まとめ

今回のこのルートで通常運賃を計算すると・・・

  • 別府駅西口→海地獄前(約20分) 330円
  • 海地獄前→日本の夜景百選・十文字原展望台前(約12分) 280円
  • 日本の夜景百選・十文字原展望台前→地蔵湯前(約15分) 150円
  • 地蔵湯前→鉄輪(約10分) 250円
  • 鉄輪→内竈入口(約8分) 240円
  • 内竈入口→春木(約17分) 220円
  • 鉄輪→日本の夜景百選・十文字原展望台前(約15分) 300円
  • 日本の夜景百選・十文字原展望台前→別府駅西口(約30分) 470円

合計2240円。それがフリーパスを利用したことで900円で済みました!じゅうぶん過ぎるぐらい元は取れたと思います(笑)

湯けむり展望台

古くから「別府八湯」と呼ばれ8つの温泉郷それぞれが発展してきた別府の街。その影響もあるのか市内の見どころは点在していて周遊にはバスが必須。1日に何度でも利用できるフリーパスはかなり重宝しました。

特に明礬温泉や十文字原展望台に往復しようとすると、それだけで1000円ぐらいかかるので、乗り放題を利用する方がお得です。フリーパスは降車時に運転手さんに見せるだけという手軽さも現金払いと比べて魅力。別府観光の際はぜひ利用してみてくださいね。

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

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