京都の自転車移動に便利☆シェアサイクルPiPPAピッパ体験記




 

こんにちは!なっつです。

わたし
なかなか旅行できない日々が続いているので最近は国内旅の思い出を綴っています。

今回は、初めて乗ったシェアサイクルPiPPAの利用レポを書きたいと思います。

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

PiPPA(ピッパ)って?

出典 PiPPA公式サイト

PiPPAとは2018年に始まったシェアサイクルサービスのこと。街の各所にポートと呼ばれる貸出・返却できる場所があって、会員はポートからポートまで気軽に自転車を借りられます。私の地元で普及してなくて存在知らなかったのですが、京都や宮崎などで多く展開されているようです。

  1. スマホで専用アプリをダウンロード
  2. 会員登録
  3. 支払いプランを選んで料金チャージ
  4. 自転車にあるQRコードとスマホで開錠

という流れで利用できます。

その利用料金は30分につき110円!!

スマホアプリが使用できる環境且つクレジットカードなど必要にはなりますが、この金額はかなり魅力的なのではないでしょうか✨ 京都で展開する他のシェアサイクルサービスを見てみても、30分あたりの料金はPiPPAが1番安いようです。

※110円/30分は一時利用する場合の金額。月額利用やデイパス利用などのプランも用意されており、またエリアによっても料金体系が異なるので詳しくは公式サイトをご確認ください。

実際に利用してみました

今回の京都滞在で私が宿泊したのは北野天満宮近くのゲストハウス。

周辺は商店街で、ゆったりと滞在しやすいエリアです。大好きなポルトガル菓子店カステラ・ド・パウロが近所という理由もあって選びました(笑)

ただ、市内北西部に位置するため鴨川より東のスポットを訪れるには若干距離があるんですよね。

わたし
今日は哲学の道と南禅寺に行きたいけど、歩くには遠いしバスは混んでるし、タクシー乗るほどのお金はない…

ということで、PiPPAを使って移動することにしました。

まずは専用アプリをスマホにダウンロード

必要な項目を入力し、電話番号・Facebookアカウント・Googleアカウントいずれかの方法で認証すると会員登録が出来ます。

続いて利用料金をチャージ。メニューから「料金の支払い」画面に入り「チャージ」を選択。各種クレジットカードやスマホ決済にて支払いできます。

最初なのでひとまず最低チャージ単位である330円だけチャージして、実際に利用して気に入れば後日追加しようと思います。

これでいつでも利用できる状態になりました。アプリ画面のマップから近隣のポートを探してみます。京都市内は100以上のポートが提供されていて、宿近くにも2カ所ありました。(※2020年秋利用当時)

地図上の「P」マークをタップすると各ポートの詳細画面になり、貸出状況などが確認できます。

貸出可能台数4台あるので、充分借りることはできそうです。

画面の案内に従いポートへ行ってみると、住宅地の一角に発見!PiPPAの赤い看板が目印です。ポートによってはひっそり目立ちにくかったりしますが、詳細画面の写真が丁寧なので見つけやすいかと思います。

PiPPA(ピッパ)駐輪場ポート

ちゃんと案内通り4台の自転車が並んでました!(自分のぶん出庫後に撮ったので写真は3台ですがw)

白×赤×黒のカラーリングが目を惹きますね。

PiPPA(ピッパ)駐輪場ポート

さっそく利用開始したいところですがその前に、返却エリアにも目星つけてポートの位置と返却可能数に余裕があるかチェックしておくのが良いかと思います。

わたし
返却ポート探し回って30分超えるのはもったいないのでね…

目的地を決めたらようやく利用開始。

PiPPA(ピッパ)の自転車

後輪に鍵とQRコードが付いています。開錠方法は3通りあって

  • スマホをかざして「開錠する」をタップ
  • スマートキーのQRコードをスキャン
  • スマートキーのQRコード下に記載されている番号を入力

のいずれかで開きます。

ロック解除すると利用中の画面になり、時間のカウントが始まりました!

PiPPAの自転車

電動ではありませんが、乗り心地は意外と軽かったです。京都中心部は平坦な道が多いので走りやすいですね。3段階のギア調節が可能。浅めだけどカゴも付いてます。

京都御所

10分ほど走ると京都御所に突き当たりました。少しだけ寄り道してみます。

ちなみにポート以外の駐輪場でも画面の「一時駐輪」をタップして駐めることが出来ました。ただし利用時間は継続されるので、長時間の寄り道なら一旦ポートに返却するほうが良いでしょう。

京都鴨川

鴨川まで来ました!

あらかじめチェックしておいた返却ポートはこの近くなのですが、まだ利用可能時間が10分近く残ってるので一瞬だけ河川敷を走ってみました。京都の自然風景を眺めながら川沿いサイクリングは最高に爽快でした。

無事返却ポートに到着。

PiPPA(ピッパ)の自転車

PiPPA用の白線内に駐輪したら鍵を手動で施錠し、アプリ画面の「利用終了」をタップして返却完了です。

30分ギリギリまで京都の景色を楽しみながら移動できて大満足✨ 返却後は哲学の道周辺のお寺をめぐったり、南禅寺や蹴上インクラインを歩いて秋の京都を満喫しました。

帰りは先ほど返却したポートとは別の、東山エリアにあるポートへ。同様の手順でPiPPAを借り、宿近くのポートまで再び自転車こいで戻りました。

利用して感じたメリット

「旅先で自転車観光しよう!」という時に、まず思い浮かぶのはレンタサイクルだと思います。

京都には自転車レンタルを実施しているお店も多く、中には1日1000円ほどで借りれるところも。一度借りてしまえば数時間は自分の物として乗れるので、行動範囲がぐっと広がりますよね。市内に点在するお寺を巡る時などに便利です。

ですが、例えば私は今回駐輪したあとお寺をめぐりながら哲学の道を南へ縦断し、南禅寺の水路閣~蹴上インクラインを抜けて東山エリアへ・・・というように、ひたすら徒歩向きの道を進みました。

そんな時にレンタサイクルだと帰途に着くとき再び最初の駐輪場まで戻る必要がありますよね。中心街であれば駐輪代もかかってしまいます。

シェアサイクルはその都度ポートを探して貸し出し・返却する手間こそありますが、自転車移動が終わったらパッと徒歩観光に切り替えられるという身軽さがあります。乗車時間に対してのみ利用料を払う感覚なので、無駄が少ないなと感じました。

「目的エリアに着いてからは歩いて周りたい」という方や「帰りは電車やバスを使うから片道だけ利用したい」という方には、かなり便利なのではないでしょうか!

利用して感じた注意点

逆にシェアサイクルゆえ注意すべきことは、いつでもすんなり自転車を捕まえられる訳ではないという点。

往路(北野→哲学の道)では問題なかったのですが、実は帰り(東山→北野)は空いてる自転車を見つけるのに手間取りました。観光を終えた夕方、周辺ポートを確認したところ軒並み貸出可能数がゼロになっていたのです。

おそらく郊外の家や宿から中心部を訪れた人が、帰宅手段として利用していたのでしょう。かくいう私もその一人なのですが(笑) 中心へ行くほど貸出可能数が少ないという事態が起こっていました。

私の場合結局1.5kmぐらい離れたポートを見つけて事なきを得ましたが、新生活シーズンや観光シーズンなどは要注意かもしれません。

まとめ

とはいえ、京都の街なかを移動する手段としてPiPPAはとてもオススメ!330円チャージから気軽に始められて、30分以内の場所なら実質110円で片道移動できます。混雑を避けつつ気軽に目的地近くまで行くことが叶いました。

わたし
私もすっかり気に入ってしまい、翌日は北野~伏見稲荷大社までサイクリングしました!

公式サイトを見る

そしてシェアサイクルはヨーロッパの街でもよく見かけたので、いつかまた海外旅行できた暁には移動手段として取り入れたいと思ってます。

ダブリンのシェアサイクル

最後まで読んで頂いてありがとうございました!

Recommend

Recommend ピックアップ記事