こんにちは!なっつです。
英語も方向感覚も危うい母・叔母・娘でめぐる北欧10日間 今回はデンマークのフレデリクスボー城を半日観光します。
フレデリクスボー城とは?
フレデリクスボー城とはコペンハーゲン近郊の町ヒレロズにあるお城です。クリスチャン4世の居城として建築され、北欧で最も大きなルネサンス様式の宮殿となっています。
ガイドブックでデンマークの観光スポットを探していたところ、たまたま見たこの写真に目がとまりました!パラス湖に浮かぶ3つの小島の上に建てられているため、まるでお城まるごと湖に浮いてるかのよう✨
この湖越しの景色を実際に見てみたくて行くことにしました。
フレデリクスボー城への行き方
コペンハーゲンからフレデリクスボー城には近郊列車「エストー」で行けます。私たちはアマリエンボー宮殿近くの地下鉄駅Kongens Nytorvから乗車して、エストーに乗るためNorreport駅へ。
- Kongens Nytorv→Norreport 地下鉄で約5分
- Norreport→Hirrerod 近郊列車エストーで約40分
地下鉄とエストーの運賃はコペンハーゲンカードで無料になりました☆コペンハーゲンカードを買っておくと市内交通だけでなくお城の入場料も無料になるので便利です。
詳細はこちらの記事にしています
エストーの車両はこんなかんじ。
14時過ぎにフレデリクスボー城がある町・ヒレロズに到着。駅のそばにあったケバブ屋さんでさっと腹ごしらえして、お城へ向かいます。
フレデリクスボー城の場所
駅からお城までは徒歩約20分。駅前に出てた案内に従って、細い道を進みます。ヒレロズの地図はガイドブックにも載ってなかったので、Googlemapのスクショや印刷などを事前に準備していくことをおすすめします。私たちは人に聞きまわりながら、なんとかたどり着きました。
湖の向こうにお城が見えてきました!(思い切り工事中だけど…)
湖沿いの遊歩道をお城に向かって歩きます。
ちなみにこの湖、夏場の天気良い日は遊覧クルーズもやってます。コペンハーゲンカードで参加できるので時間のある方は是非☆ 遊覧船のサイト
フレデリクスボー城内見学
エントランスで迎えてくれるのは「ネプチューンの噴水」。ここから城内へ入って受付へ行きます。
- フレデリクスボー城 DATA
- Frederiksborg Castle DK – 3400 Hillerød
- 4~10月:10:00~17:00
- 11~3月:11:00~15:00
- 最新の開館情報はサイトをご確認下さい
入場料は大人ひとり75DKK(約1100円/2019年確認時)。ですがコペンハーゲンカードで無料になりました♡
内部は豪華な大ホール。
現在の城内は歴史博物館として使用されており、美術品や調度品の展示が見られます。
王室の紋章がたくさん飾られていました。私は見つけられなかったけど、実は日本の紋章も飾られてるそう✨
庭園とお城とスワンおじさん
お城の外に出ると、バロック様式の庭園が広がっていました!
私がフレデリクスボー城を知るきっかけになったコチラの写真も、この庭園から撮られているようです◎
手入れされた立派なお庭✨ お花と湖越しのお城がキレイです。
私たちはここで集合場所だけ決めて、3人各々に庭園散策タイムにしました。
…ところが、しばらくして気づいたら、母が知らないおじさんに連れられ遠くへ歩いて行ってるのが見えました。
おじさん誰!?
母どこへ連れてかれてるの~~!?
ダッシュで追いかけて話を聞くと、そもそも母から「こんにちは~」(日本語)って話しかけたそうなんですね。
それでおじさんは
「階段の上にあがればお城がきれいに見えておすすめだよ」
ということを教えてくれたらしく。
でも母に英語が通じてないようだったので自ら連れてってくれようとした。という訳なのでした。
…おじさんやさしい!!
一瞬でも疑ってごめんなさい。
お城の絶景ポイントはすぐ近くみたいなので私も便乗して庭園沿いの階段をのぼりました。
おじさんはこの近くに住む地元の方でフレデリクスボー城の庭園は毎日の散歩コースなんだそうです。日本の映画がお好きだそうで、クロサワの魅力を熱く語ってくれました。
そして階段の上へ到着。
フレデリクスボー城を真正面から眺められます。このへんには他に観光客もいなくて、お城の景色をひとり占めしてる気分。
素敵な景色をおしえてくれたおじさんに感謝✨穴場のビューポイントです!
庭園はお城に入場しなくても入れるので、ヒレロズを訪れる方は是非ぜひ行ってみて下さい♪
場所を貼り付けておきますね。
絶景に感動しつつも、集合場所で叔母を待たせてるからそろそろ戻らないと。
私がおじさんにお礼&お別れを言っていると、母がおもむろにカバンから折り鶴を取り出しました。
実は母は今回、旅先でお世話になった人にプレゼントするため日本から大量の折り鶴を持参してきていたのです。(ロストバゲージ中なのに、鶴だけはちゃっかり手荷物に入れてたのね…)
This is オリガミ。ジャパニーズ・スワン!
そうだ!ここの階段をさらに上ればスワンのいる池があるよ!
今から連れてってあげるよ!
なんて言い出せるハズはなく。さらに階段をのぼることになる母娘なのでした(笑)
しかも池に辿り着くもスワン留守中で見当たらなかったっていう結末
今度こそおじさんと別れたあとダッシュで階段を下り、叔母とは無事に合流!
17:00過ぎにエストーに乗り、コペンハーゲンのNorreport駅まで戻ります。最後にコペンハーゲンカードで展望台・ラウンドタワーにのぼって、この日の観光を締めくくりました☆
海外で折り紙が大好評な件
…ちなみに!鶴は”ジャパニーズスワン”ではなく正しくは”crane”と言うそうです(笑)
海外で日本の折り紙を渡すと、毎回ものすごく喜ばれます。
現地の人曰く「たった1枚の紙から形を作り出す日本人の細やかさ」に感動するんだそうです。鶴しか作れない私レベルでも「これ君が作ったの?」「器用だね!」って褒めてもらえます♡笑
旅先で現地の人との交流するのにオススメなアイテムです。
鶴専用の折り紙。国旗柄になっているので、渡す相手の出身国に合わせて柄を選ぶと楽しいかも♪(残念ながらデンマーク国旗は入っていませんでしたが‥)
まとめ
コペンハーゲン中心部から電車40分ほどで行けるヒレロズは半日観光にぴったりのスポット!
のどかな自然+レンガ造りのお城は、おとぎ話に出てきそうな風景でした。
今回私たちが訪れたフレデリクスボー城以外にもコペンハーゲン近郊には魅力的なお城が点在しています。是非見に行ってみてくださいね☆