こんにちは!なっつです。
突然ですが、ヘルシンキが舞台の『かもめ食堂』という映画をご存じでしょうか?
その中の1シーンで、もたいまさこさんが暗い空港の中で静かにスーツケースを待っている場面がありました。
↑こんなかんじの。
同じフィンエアーで、まさに同じような経験をしました・・・
そう、今回は北欧旅行内でのプチトラブル。
到着地に荷物が届かなかった体験 をシェアします!
関空からヘルシンキ経由コペンハーゲンへ
簡単にこの旅行の概要紹介からスタートしますね。
TRAVEL DATA
- 母と叔母と私の女3人旅行
- 期間:2013年8月末~9月初旬
- フィンエアー利用(コペンハーゲンINヘルシンキOUT)
- 9泊11日でデンマーク・スウェーデン・フィンランドを周遊
10時半の出発に合わせて朝から関空に集合。
ずっと楽しみにしていた北欧旅、出発です!
今回の旅行はヘルシンキ乗換えのフィンエアー利用。予定通り15時頃ヘルシンキ=ヴァンター空港に着きました。ここで乗り換えてデンマークのコペンハーゲンに向かいます!
日本からの便はシェンゲン協定のエリア外に到着します。手荷物チェックと入国審査を受けて協定エリア内にあるデンマーク行きの搭乗ゲートへ。
2時間半ほど乗り換え時間があったので、搭乗時刻前までムーミンやマリメッコ、イッタラのお店を見て過ごしました!
これはヘルシンキ乗り継ぎでシェンゲン協定加盟国に向かう場合の話で、例えば日本からイギリスなど非加盟国に向かう乗り継ぎの場合はこのエリアに来ることはありません。
18時前にヘルシンキを出発。引き続きフィンエアーにてコペンハーゲンへ向かいます。所要1時間半ほどのフライトのため軽食はありませんでした。
時差があるので18時半にコペンハーゲン空港着。飛行機の遅れもなく順調に到着しました。
コペンハーゲンに荷物が届いてない!
入国審査はヘルシンキで済んでいるため、さーっと歩いて出口手前のベルトコンベアーで荷物を待ちます。
私と叔母の荷物は、すぐに流れてきました。
でも、母の荷物だけなかなか届きません。
待てど、待てど、待てど… じわじわ焦りはじめます。
けっきょく同じ飛行機だった乗客は全員自分の荷物を手にして去って行き、何も乗ってないコンベアーだけが虚しく回っています。
そしてしばらくして、止まりました。
私の荷物は・・・?
ロストバゲージの手続き
さぁ!仕方ないのでロストバゲージの手続きへ。過去にも荷物が届かなかったり破損して届いたことがあったので、悲しいかな手続きは慣れたもの(涙)
コンベアーのそばにあるカウンターに行き、乗ってきた航空券&荷物預けた時にもらった半券を見せて、荷物が届いてない旨を伝えました。いつもチェックインの時に搭乗券裏にしれっと貼られる半券は、こういう時に必要になるんですよね。
こんなやつです!
スーツケースの特徴を聞かれたので、色、大きさ、メーカーを伝えました。
乗り換え時間が短い場合は荷物が間に合わず取り残される可能性が高いとは聞くけど、今回乗り継ぎ3時間もあったのに何故…!!
ヘルシンキからの便は今日はもうないので明日以降の到着になるそうです。とりあえず見つかりそうなのは良かったけど、この時の最大の失敗はカメラ充電用の変圧器やプラグを遅延してる母のスーツケースに入れていたことでした。荷物になるし、交代で使えば良いかと思って3人で1つしか持ってきてなかったのです‼
望みを託しながら、用紙を記入します。滞在先のホテル名と住所と連絡先を書きました。旅行中に届かなかった時のため日本の住所も記入。
コペンハーゲンのホテルには3泊しかしないので2日以内に届くか聞いたところ
と、連絡先を渡されました。
届かなかったら電話の手間があるけど、とりあえずやるべき事はやりました。あとは祈りながら待つのみ‼‼
身の回り品はもらえず
以前にエールフランスで荷物が届かなかった時は歯ブラシや部屋着の入った1泊セットをもらえたんですが、今回のフィンエアーはなかったです。
必要なものを買うための費用を出してくれるとことか、そのへんは航空会社によるみたいですね。今回は3人旅だったので化粧品などは他の2人の物を貸し合ったのですが、もし1人旅の時だったらちょっと困ります。
1泊分の身の回り品は機内に持ち込みしておくほうが安心だと思いました。
結局荷物はどうなった?
その後は空港から市内へ移動してチボリ公園を観光したりするものの、写真は控えめ。
いつもは1日で充電なくなるぐらいカメラ小僧の私ですが、撮りたい衝動を押さえながら乗り切りました(笑)
そして翌日 (コペンハーゲン2日目) 。観光終わって夕方の話に飛びます。
ドキドキしながら宿に戻ったところ…
歓喜のあまり声がデカすぎて受付のスタッフさんもびっくり 笑
受付横に、見覚えのあるスーツケースがちょこんと。無事に届いておりました。
あやうく『かもめ食堂』のマサコさんのように旅行中延々電話するところでした。
※イメージ図
まとめ
ということで、正確にはロストバッゲージじゃなくてディレイドバッゲージだったというお話。今回得た教訓・注意点をまとめます。
- チェックイン時はちゃんと自分の行き先の空港が荷物タグに貼られてるか確認。
今回はタグは間違ってませんでしたが、たまに間違って貼られて違う空港に行くことがあるそうです。 - 最低限1泊できる荷物は機内に持ち込んでおく。(液体などの制限範囲内で)
- 貴重品はもちろんだけど、充電器や変圧器も機内に持ち込む。
完全に無くなってしまうことは少なくても遅れて届くことは割とよくあります。なのでこの時以降、私は1日でも手元にないと困るものはサブバッグに入れて機内へ持ち込むようにしています!特に充電器一式。旅行先で携帯やカメラが使えなくなるのは辛いですしね ^^;
私流・出発前の荷造り方法をまとめました
持ち込み品ばかりが多くなってしまいますが、スーツケース内には最悪なくなっても旅行できるものだけを入れましょう◎
↑機内持ち込みに便利な折り畳みボストンバッグ。軽量なのに大容量で、スーツケースの上に固定も出来ます。
フィンエアーでの手荷物遅延・破損・紛失については公式サイトに案内がありますので、問い合わせ先などの詳細はそちらをご確認ください
そんな訳で序盤からソワソワな旅の始まりでしたが次回からデンマーク観光スタートです☆
こういったトラブル時の対応が心配な方には、ツアーもおすすめ!