ムーミン美術館以外はどこ行こう?ヘルシンキ~タンペレ日帰り旅行




 

こんにちは!なっつです。

2013年に訪れた北欧旅行。今回はフィンランド第2の都市タンペレを訪れます。

海外に関する記事は全て2018年以前の訪問に基づきます。コロナ渦や昨今の情勢により施設の営業状況、交通の運行状況、物価などが異なる場合がございますので、渡航計画の際は各公式サイトで最新情報をご確認ください。

「ムーミン谷博物館」は「ムーミン美術館」に!

そもそも私がタンペレに行こうと思ったきっかけは、大好きなムーミンの博物館があるとガイドブックで読んだのがきっかけでした。

実際行ってみると物語のミニチュアや原画など、ファンにはたまらない展示内容でとっても楽しかったです !!

当記事でもぜひ展示内容や行き方など解説したいと考えていたのですが・・住所や営業時間を調べていたところ、こんなニュースを見つけてしまいました。

10月30日に閉館となったフィンランドのタンペレ市立美術館にあるムーミン谷博物館ですが、場所がタンペレホールに移り、名前もムーミン美術館として2017年6月17日に新たにオープンします!

出典 ムーミン公式サイトより

わたし
ムーミン谷博物館が 知らない間に閉館してる…

この北欧周遊旅行記は2013年のもの。首都ヘルシンキには2014年以降も1年置きに訪れていたのですが、タンペレまで足を伸ばす機会はなかなかありませんでした。4年訪れてない間に「ムーミン谷博物館」は閉館。そして「ムーミン美術館」として新装オープン。場所も駅の近くに移転したのでした。

ということで、2013年時の旧館の情報を書いても仕方ないのでこの記事ではムーミン以外のタンペレの見どころを紹介することにしました!

新しいムーミン美術館の情報は公式ページをどうぞ。日本人の来館者が多いためばっちり日本語で見れます。

最新のガイドブックにも紹介されてます!

ムーミン美術館以外のおすすめスポット

①サルカニエミ遊園地のナシンネウラ・タワー

はじめてフィンランドを訪れた時、飛行機から見た景色に感動しました。

国土の8割が森林で、湖沼は18万もあるというフィンランド。上空から見ると見渡す限りが森と湖で、本当に自然が多い国なんだなぁって分かります。

そんな森と湖の景色を見られる展望タワーがタンペレにあります!

タンペレの半島部分に位置する遊園地サルカニエミ内にあるナシンネウラ展望台Näsinneula です。

ナシンネウラ展望台

まずはサルカニエミ遊園地に入場。

営業時間は時期やエリアによっても異なっています。

出典 サルカニエミ公式サイト

このページで日にちを選ぶと施設内各エリアの営業時間が確認できて分かりやすいです。

タワーのみなら€10(2013年旅行時)で入場できましたが、アトラクションに乗るには別のチケットを購入しなければなりません。私たちはアトラクションには乗らなかったけど
公式ページの写真見てると皆すっごく楽しそうですね!

出典 サルカニエミ公式サイト

「フィンランド人はポーカーフェイス」って聞いたことがあるけど、これ見る限りはそうでもないと思いました(笑)

サルカニエミ

外国の遊園地はとことんカラフルで可愛い子供がいっぱいいて眺めているだけでもキュンとします♡

サルカニエミ

園内のピザ屋さんはピザとサラダ食べ放題+ドリンク飲み放題で€14(2013年時)でした。遊園地価格・しかも北欧 にしては、お手頃なのではないでしょうか

サルカニエミ

そして目的のタワーへ。高さは約168m。北欧で一番高いタワーです。

エレベーターを出るとフィンランドらしい、森と湖が広がるのどかな景色!!

タンペレ

北に見えるのはナシヤルヴィ湖。

タンペレ

南はピュハヤルヴィ湖です。

真下は遊園地の敷地。

この展望タワー、実はゆっくり回転してるらしいのですが…ゆっくり過ぎて全然分かりませんでした。あとで調べたところ、45分かけて1周してたらしいです。

わたし
そりゃ気づけませんw

②フィンレイソン地区

続いて訪れたのは町の中心部に位置するフィンレイソン地区。

タンペレ

タンペレは南北にある湖の高低差によって川に急流が生まれ、その水力発電によって様々な工業が発達したそうです。

代表的なのが繊維業のフィンレイソン社。ムーミンやゾウの柄で有名な老舗テキスタイルブランドです。

1900年代はじめには工場のみならず学校、病院、教会なども所有してタンペレ中心部に「フィンレイソン地区」なる一帯ができあがりました。

タンペレ

その後工場自体は閉鎖されましたが、建物はそのまま複合施設に生まれ変わりました。映画館や博物館、レストランが集まる複合施設として今も賑わっています。スパイグッズの展示なんていう珍しい博物館も。

敷地内にはフィンレイソンのアウトレットもあります。

フィンレイソン教会

当時建てられたフィンレイソン教会も健在!

フィンレイソン教会

③タリピハ・ステイブル・ヤード

また、かつてフィンレイソンの厩舎だった場所はタリピハ・ステイブル・ヤードという可愛いスポットになっています。

タリピハ

ここ、タンペレの中でも私のお気に入りの場所♡

旧宿舎を利用してクラフトショップが並び、可愛いものがぎゅっと詰まった空間となっています。

タリピハの馬

夏場はフリマや馬に出会えることも!

タリピハカフェ

タリピハカフェ

園内にあるカフェも可愛くて居心地良かったです♡

 場所はコチラ

  • カフェDATA
  • Tallipihan kahvila
  • 月~土曜 9:00~18:00
  • 日曜 10:00~18:00
  • 最新の営業情報はお店のサイトをご覧ください

タンペレへの行き方

最後にそんなタンペレの行き方を紹介します。タンペレはヘルシンキから北に160㎞。電車や飛行機、バスで行けます。私たちは電車で行きました。

チケットは事前予約がおすすめ

ヘルシンキから他の都市へ行く列車やバスは、中央駅から発着しています。

ヘルシンキ中央駅

像のある正面入り口から入って左手にチケット売り場がありました。チケット売り場では銀行みたいに番号札を取って、番号が表示されたらカウンターへ行きます。INTERCITY2という特急列車を往復で購入。

  • 09:06ヘルシンキ発 10:52タンペレ着 ひとり€33.99
  • 16:07タンペレ発 17:52ヘルシンキ着 ひとり€39.09

往復で約1万円。高いですよね…あとで知ったのですが、実はフィンランドの鉄道は時間によって運賃が変わり、私は往復ともピークの高い時間帯を選んでしまってたのです。

安い時間帯のチケットは当日購入だと売り切れてしまってる場合があるので、行くのが決まっているのであればネットでの事前予約をおすすめします。

フィンランド国鉄(英語)

INTER CITY2に乗車

ヘルシンキ中央駅

駅舎入り口から見て正面に進むとホームがあります。改札はなく乗車後に切符をチェックされる仕組み。

INTERCITY2

INTERCITY2は全て2階建て車両。チケットに書かれた番号の席へ行きます。

INTERCITY2

2等でも十分綺麗でゆったりした車内でした!日本の様に発車ベルとかアナウンスとかはなく、発車時刻になると静かに進みはじめてました(笑)

わたし
ん?この電車いつの間にか動いてる…?

ヘルシンキ出発後10分もすればフィンランドらしい森の景色が見えてきます。タンペレには2時間もかからず到着!

着く時もフィンランド語でちらっとアナウンスが入っただけだったので、うっかり聞き逃して降り過ごしそうでした。

切符に書いてる到着時間が近づいたらドアの近くに移動しているほうが安心です。

タンペレ駅

タンペレ駅前

駅前通りにはデパートやチェーンの飲食店などが並んでいました。

まとめ

フィンランド第2の都市、タンペレ。ですが町は静かでおだやかで、とても歩きやすい印象を受けました。

タンペレ大聖堂

タンペレ大聖堂Tuomio教会

新しくなったムーミン美術館に訪れる際には、ついでにタンペレの町を歩いてみてくださいね!

この旅行の全体概要

  • 母と叔母と私の女3人旅行
  • 期間:2013年8月末~9月初旬
  • フィンエアー利用(コペンハーゲンINヘルシンキOUT)
  • 9泊11日でデンマーク・スウェーデン・フィンランドを周遊

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