こんにちは!なっつ(@nattu_sampo)です。
2013年秋に3泊6日でチェコとトルコを旅行しました。今回はチェコ南部の町チェスキー・クルムロフについて☆
前回プラハからの行き方を紹介したので、当記事では町自体の様子や実際に行ってみて良かったお店などをシェアします。
Contents
チェスキー・クルムロフとは?
チェスキー・クルムロフはプラハから約180kmに位置する南ボヘミア地方の町。モルダウ川沿いの山あいに中世の街並みが広がる、人気の観光地です。
この地方の貴族が城を建築したのが町の始まりで、16世紀に最盛期を迎えました。その後は徐々に近代化から取り残されたものの、かつての繁栄が残る町並みが見直され現在は世界遺産にも登録されています。
可愛くてコンパクトな町並み!
チェスキー・クルムロフは「世界一美しい町」なんて呼ばれていて、きっと観光客でいっぱいなんだろうなと思っていたのですが・・
私たちが訪れた日はオフシーズンの平日だからか雨だったからか人は少なめ。そのぶんカメラ散歩や町歩きをゆったりと楽しめました。
午前10時頃に旧市街近くのバスターミナルに到着して、まずはぐるっと町歩き!✨地図でいうとオレンジっぽい部分が旧市街となっています。
蛇行するブルタバ(モルダウ)川の周りに石畳の街並みが広がります。
前日観光した首都プラハは大きすぎて1日では周り切れなかったですが、チェスキー・クルムロフはコンパクトなので日帰りでも観光しやすいです。歩いて周れる範囲にお城やお店、レストランが詰まっていました。
旧市街の中心にあるスヴォルノステイ広場。観光案内所もあります。この広場を起点の目印にすれば、気ままに歩いても道に迷いにくいです。
訪れた飲食店
チェスキー・クルムロフは観光業によって栄える町。旧市街にはカフェやレストランが軒を連ねています。
チェコでよく見かけるトゥルデルニークの屋台。小麦粉の生地を焼いて砂糖などをまぶしたお菓子です。見た目は大きなコルネパンみたいでした。
はちみつケーキ・メドヴニーク
旧市街には可愛らしいカフェもたくさんあって、ふらっと入った川沿いのカフェでは念願のはちみつケーキを食べることが叶いました!
前日、はちみつケーキを食べ損ねた話

ケーキ食べたい欲が溜まっていたので、欲望のままに3つもオーダー(笑) ひとつ45Kč(約230円)と価格もお手頃でした。
はちみつの素朴な甘さが優しいケーキです。私が入ったカフェは現在別のお店に変わっているようですが、旧市街内には他にもたくさんのカフェがあります。
お好みで居心地良さそうなお店を見つけてみてくださいね♪
チェコで魚料理?マスのフライが美味しい!
内陸の国・チェコですが南ボヘミア地方ではマスやコイなど川魚の養殖が盛んです。
チェスキー・クルムロフでは肉も魚も食べられると知り、地元のレストランに行ってみました。
川沿いにあるチェコ料理店です
まずはビールで乾杯!
ビールと一緒に出される紙製コースターはお持ち帰りOKとのこと♪
豚のカツレツは衣サクサク!
美味しすぎて、次の日もプラハで豚のカツレツ探しました♡
マスのフライ。
中はふわふわで淡白な味わい。外はカリっとしていて美味しいです。揚げ物×揚げ物×ビール の組み合わせは最高ですね✨笑
料理2品とビール2人分を頼んで、お会計は460Kč(約2300円)でした。1人1,000円ほどで済んだのでヨーロッパの外食代としてはお手頃なほうかも?
チェスキー・クロムルフはプラハと比べて全体的に物価が安かったです。
- DATA
- Restaurace a Penzion Parkán
- 住所:Parkán 102, 381 01 Český Krumlov, チェコ
- 営業:11:00~23:00
- 最新の営業情報はお店サイトをご確認ください
訪れたお土産店
食事の次は買い物です!チェコのお土産はほぼチェスキー・クルムロフで探しました。
子供向けお土産には困りません
旧市街にはマリオネットや木のおもちゃを売ってるお店がいっぱい!素朴で可愛いお土産達に出会えます。
クルテクとピノキオに惹かれて、ふらっと入ったお土産屋さん。店内はおもちゃ箱ひっくり返したような、とっても可愛い空間です♪
チェコの国民的キャラクター・クルテクの塗り絵は、なんと日本円にして150円ぐらいでした。
ここぞと全種買い ♥
かなり余談ですが先日、私の誕生日に弟夫婦が本のプレゼントをくれました。「なっつが好きそうで買ってみた」というその本を受け取った瞬間、二度見しました。
チェスキー・クルムロフで訪れたこのお土産屋さんが、たまたま誕生日にもらった本の表紙になっていたのです。世界に数ある「店先」の中で、すごい偶然です!知らずに買った弟たちもびっくり。
タイトル通り、世界中の素敵な店先写真が190ページに渡って紹介されています。興味のある方はチェックしてみてください♪
お店の場所はこちら。
チェスキー・クルムロフ城の麓です。
女性へのお土産はBotanicusボタニクスで決まり!
ボタニクスBotanicusはチェコで1992年に誕生したブランド。プラハ郊外にある小さな村オストラーの自社農園にて採集された草花や果実で作ったスキンケア用品が有名です。
ボタニクスはプラハにも、さらに言えば日本にも店舗があるのですが、チェスキー・クルムロフ店の雰囲気が特に素敵だったので紹介したいと思います!
町の雰囲気に溶け込む外観☆
可愛すぎるディスプレー。店中に良い香りがただよってます!
ばらまき土産にぴったりなミニサイズの石けん。45Kč(約230円/2013年旅行時)
中には日本の1/4ぐらいの価格で売られてるものも。あと日本未発売の商品も販売されてます。チェスキー・クルムロフに訪れた際は是非のぞいてみて下さい♪
場所はこちら。
スヴォルノステイ広場の近くです。
チェスキー・クルムロフ城
最後に町の展望を見るため、お城を訪れることにしました。
旧市街からラトラーン通りを登っていくと、左手に赤い門が見えてきます。
(写真は逆光で黒いけど、実物は赤いです!)
ここから城内敷地に入ります。
領主が変わる度に増築されたチェスキー・クルムロフ城。ゴシック、ルネサンス、バロックなど色んな様式が混在してます。
中庭から見る壁や窓は、よくよく見るとだまし絵になっていました。城には第1~5までの中庭があり、一番奥にある第5の中庭から無料で町を眺望できます。
ここからも十分素敵な景色なのですが、ちょうど雨があがって来たので塔にも登りました。
塔に登るには50Kč(約250円/2013年旅行時)。細い階段を登っていきます。
濡れた屋根に日が当たってキラキラの町!雨あがりの青空の中でいっそうキレイに見えました。
お城では城内のガイド付き見学ツアーもあります。時間や料金は公式ページ(英語)をご確認ください。※11月~3月と毎週月曜日は城内休業のスポットが多いです。ご注意ください。
まとめ
10:00~16:00ぐらいまでの短い滞在でしたが、食べ物、買い物、お城など、チェスキー・クルムロフ旧市街をぐるっと楽しめました。
最初は残念に思ってた雨天でしたが、実際に町を歩いてみると雨が石畳や屋根に反射してて、晴れの日とは違った趣を感じました。
雨上がりの塔からの展望は絶景‼
プラハからの日帰り旅行にぴったりなチェスキー・クルムロフ。チェコに訪れた際は是非ぜひ足をのばしてみてくださいね ✨



