こんにちは!なっつです。
2015年夏にベルギーを旅行しました。今回はベルギーの代表的スイーツ・ワッフルの話題。
- ベルギーに存在する2種類のワッフルの違い
- 私が訪れたワッフルの美味しいカフェ
を紹介します。
Contents
ベルギーの2大ワッフル
ワッフルの本場ベルギーには、リエージュ風とブリュッセル風という2つの種類が存在します。
- Gaufre de Liège(リエージュワッフル)
- Gaufre de Bruxelles(ブリュッセルワッフル)
リエージュワッフルとは
まずリエージュワッフルはお馴染みMannekenのイメージ!
日本で一般的な丸いワッフルは、ベルギーでリエージュ風と言われています。ベルギー南部ワロン地方の街・リエージュで生まれました。
しっかりした歯ごたえ&もっちり感が特徴。生地自体に粒砂糖が入っていて甘いのでプレーン味でも食べ応えがあります。持ち歩きしやすく、屋台などでも売られています。
ブリュッセルワッフルとは
一方ブリュッセルワッフルは、リエージュ風よりも一回り大きな長方形のワッフル。表面はサクッと、中はふんわりした食感です。
生地自体の甘さは控えめなのでフルーツや生クリーム、チョコレートなどのトッピングと合わせて食べることが多いです。そのため基本的には持ち歩きに不向き。ナイフとフォークで食べます。
どっちが美味しい?
リエージュとブリュッセル、どちらが美味しいか? これは完全に好みが分かれると思います。(多分「きのこVSたけのこ論争」ぐらい分かれるのではないかと…‼)
個人的な好みだけでいうと、私は断然 ブリュッセルワッフル派!
正直リエージュ風は甘すぎて半分ぐらいで苦しくなってしまうのですが、ブリュッセル風ならペロリと食べれちゃいます。外はカリッと、中はふわっとした食感がたまりません♡
でも私の夫は「ワッフルといえばリエージュ風」のようです。夫は基本的に生地自体にたっぷり砂糖や卵が入ったお菓子が好きらしく、
ヨーグルトよりプリン。
ショートケーキよりカステラ。
ドーナッツやバウムクーヘンには目がありません!
ブリュッセルワッフルは生地自体がシンプルなので、甘くてもっちりしたワッフルを求めてる人にとっては物足りないのかもしれませんね。
一方の私は素朴な土台にクリームやジャムを合わせて食べるのが大好きで。
プリンよりヨーグルト。
カステラよりショートケーキ。
フルーツサンドやクレープみたいに
生クリームや果物たっぷりのおやつに惹かれます!
ブリュッセルワッフルはまさに私の好みど真ん中の味でした!
旅先でどちらのワッフルを食べようか悩んだら、自分が普段好んで食べるお菓子の部類で選んでみると良いかもしれません☆
ブリュッセルワッフルが美味しいカフェ
今回は私の一人旅なのでブリュッセルワッフルがメインになってしまいますが、各都市で訪れたお店をレポートしますね!
価格は旅行当時のもの。€1=約130円
ブリュッセル / DANDOY
ブリュッセルで美味しいワッフルを食べるならDANDOY(ダンドワ)が有名です。
本来はスペキュロスというシナモンクッキーのお店ですが、グラン・プラスのそばにある店舗の2Fティールームでは焼き立てのワッフルも味わえます。
お店に入って2階へあがると席に案内してくれました。
壁に飾られているのはスペキュロスの焼き型
ワッフルはプレーンで€3.5ほど。トッピングによって値段は大きくあがります。
私はベルギーらしくチョコレートがけを頼んでみました☆ 外がカリッ。中はしっとり。チョコレートの甘さと生地の軽さがよく合います。
もちろんリエージュ風も注文できます。ブリュッセル風よりは小ぶりですが、それでも日本で食べるワッフルの2培ぐらいのボリュームがありました。酸味のある苺ソースをトッピングすると食べやすかったです!
一緒に頼んだホットチョコレートも濃厚で美味しいです。
- Maison Dandoy-Tea rooms & waffles
- Rue Charles Buls 14, 1000 Bruxelles,
- +32 2 512 65 88
- 09:30(日曜は10:30)~22:00
- 最新情報は公式ページをご確認ください
場所はこちら。グランプラスから小便小僧に行く途中にあります。
ちなみになんとDANDOYは東京にも出店されてます。
ベルギー国外の店舗は今のところ全世界でも東京だけだそう。私は関西在住なのですが、ブリュッセルワッフルの味が忘れられなくて東京まで買いに行きました。それぐらいDANDOYのワッフルが大好きです♡
ブリュッセル / Aux Gaufres De Bruxelles
ブリュッセルからもう一店。中央駅とグラン・プラスの間という好立地のワッフル店です。
Aux Gaufres De Bruxelles
このお店はトッピングごとに料金が加算される仕組み。例えばプレーンワッフルが€5で、苺+生クリーム+チョコをトッピングして合計€9でした。
正直なところ「味はDANDOYのが勝ってるかなぁ」と思いましたが、このお店は早朝~深夜まで営業しているため、弾丸旅行者にはありがたい存在!私も滞在中何度かお世話になりました。
朝食や小腹が空いたときの夜食利用にぴったり♡ワッフル以外に軽食も食べられます。
- Aux Gaufres De Bruxelles
- 07:30~23:30
- 最新情報は公式ページをご確認ください
アントワープ / Desire De Lille
ブリュッセルから電車で40分ほどの街アントワープ。『フランダースの犬』の舞台としても有名です。
アントワープ旅行記はこちら
こちらでもワッフルを食べるためカフェを探しました。
Desire De Lille(デジレ・ドゥ・リール)
店内は明るく広く、1人でも入りやすい雰囲気です。ウェイターさんが一緒に写真撮ってくれたりして、とってもフレンドリーでした★
ちなみに…
「ゴーフルとショコラ・ショ」ってフランス名で注文したところ
「ワッフルとウォーム・チョコレートだね!」って確認されました。
ベルギーは地方によって公用語が異なって
- ブリュッセル+南部の街⇒フランス語
- 北部の街⇒オランダ語
なんですよね。ワッフルはブリュッセルなどのフランス語圏では「ゴーフル」と呼ぶのですが、アントワープやブルージュなどのオランダ語圏では「ワッフル」でOKです!
トッピングは店員さんにおすすめされた苺と生クリーム。€7.5。フレッシュで生地と一緒にサクサクっと食べれちゃいます。甘すぎないブリュッセル風は朝食にも良いです。軽いパンケーキみたいでした。
ホットチョコレート€3。ドリンクにも小さなワッフルが付いてきます。
- Desire De Lille
- Schrijnwerkersstraat 14-16, 2000 Antwerpen,
- +32 3 233 62 26
- 09:00~19:00
- ※金・土は10:00~20:00
- ※7~8月は09:00~22:00
- 最新情報は公式ページをご確認ください
余談ですが店内のトイレで€0.5徴収されました。カフェ利用客でも有料なんですね(*´Д`)
ブルージュ / Tea Room Laurent
ベルギー北部の観光都市ブルージュ。運河沿いの石畳を馬車が行き交う美しい町です。
ブルージュの旅行記
この日訪れたのはTea Room Laurent(ローラン)というカフェ。町の中心の西側、救世主大聖堂そばのティールームです。
お昼時に訪れると店内は殆ど満席。にぎわっていました。
ワッフルは先に訪れた2店に比べると生地がしっかりした印象でした。チョコバナナ生クリームのトッピングは間違いありませんね♡ €10.5。
ここでもホットチョコレートを注文。€3.9。コップにはミルクだけが入ってて、自分でチョコレートを注いで頂きます。
このお店もパスタなどの食事メニューも扱っているので、ランチ利用にも良さそうです。
- Tea Room Laurent
- Sint-Salvatorskerkhof 5, 8000 Brugge,
- 050/33 94 67
- 09:30~19:30
- ※最新情報はFacebookページをご確認下さい
お会計€20以上ならカード利用OKとのこと。
まとめ
以上、私が旅行時に訪れたカフェを紹介させて頂きました
約2日の滞在でワッフル4枚はどう考えても食べすぎですがw、どの店舗も美味しくて飽きることがなかったです!
ブリュッセル風の場合トッピングを変えれば味も全然変わりますしね☆ベルギーに訪れたら本場のリエージュ風ワッフルも良いですが、珍しいブリュッセル風ワッフルも是非試してみてくださいね。
食べ歩きにおすすめのガイドブック
↑今回紹介したお店も載っています✨