こんにちは!なっつです。
今回はアイスランド新婚旅行で私たちが参加した現地ツアーの紹介です。
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現地発着・ゴールデンサークルツアー
アイスランド旅行の魅力は何と言っても雄大な大自然!
でも国内に電車が通っていないため自然スポットへ訪れる交通手段は限られます。(長距離バスはありますが便数が少ないので旅行者向きではありません‥)
レンタカーで周るのが一番便利ですが、私たちは車の運転に自信がなかったので、レイキャビクを拠点に日帰りツアーでちょこちょこ自然スポットを訪ねるという方法を取りました。
露天風呂ブルーラグーン、氷河湖クルーズ、スナイフェルスネス半島など、アイスランド滞在中いくつかのツアーに参加した中で1番満足度高かったのが今回紹介するゴールデン・サークルのツアーです。
ゴールデンサークルって?
ゴールデン・サークルとはアイスランド南西部のシンクヴァトラヴァトン湖とその東の一帯のこと。この一帯にアイスランドを代表する観光スポットが集中しています。
- 世界遺産シンクヴェトリル国立公園
- 天然の噴水ストロックル間欠泉(ゲイシール)
- 黄金の滝グトルフォス
それぞれどんな場所なのかは後述しますが、いずれも首都レイキャビクから車で40分~1時間半ほどで行けるため、旅行者がまとめて周る定番の観光ルートとなっています
ゴールデンサークルツアー1日の流れ
では、実際に私たちが訪れた1日をレポートします!今回利用したのはGray lineという会社が催行するツアー。オプショナルツアーサイトから予約しました。
ツアー開始までの流れ
参加したツアーはホテル送迎付きなのが有難かったです。市の中心部から少し離れた宿だったのですが、ツアーの送迎サービスのおかげで不便を感じませんでした。
バウチャー記載の時刻(この時は8:30でした)にホテルの前で待っていると白いミニバスがやって来て、まずはGray lineのバスターミナルまで連れてってくれます。※市の中心部のホテルに宿泊する場合はバスの乗り入れが出来ないので、ホテル前ではなく決められた停留所に発着します。
バスターミナルで一旦降りて、カウンターにて予約時のバウチャーを見せてチェックイン。ゴールデンサークルへ向かう大きなバスに乗り換えます。
大型バス2台が満員。やっぱり人気ツアーなんですね。色んな国からの観光客が参加していてガイドさんの説明は英語でした。
ちなみにバス内は飲食禁止なので事前に腹ごしらえしていくのが良いと思います◎昼食は各自で自由に取る形になっており、私たちは景色の写真撮るのに夢中で食べ忘れてました・・
お手洗いも車内にないのでターミナルで済ませておきましょう。(一応各観光地にもありますが、有料だったりします!) Wi-fiは車内で使えました。
車窓から見る景色が既に絶景…!こんな道をひたすら走ります。
スケジュールに書かれている3ヶ所以外にも眺めの良い所では車窓見学したり、少しだけ下車することもありました。
各スポットでバスを降りてからは自由行動。到着時に出発の時間と場所が伝えられるので、それまでにバスに戻ればOKです。
この日のガイドさんはバスのフロント部分に出発時間を書いた紙を貼っててくれたので分かりやすかったです。
ガイドさんによっては口頭で伝えるだけの場合もあるので聞き逃さないよう要注意!別の日に参加したツアーでは、10:30の到着時にガイドさんが「30分後に出発します」と言ったのを「11:30に出発します」と聞き違えた参加者がいて…
全員の出発が大幅に遅れてしまう というハプニングがありました!!
私たちは不安だったので毎回バス降りる時にガイドさんに時間と場所を再確認しておりました。
シンクヴェトリル国立公園
最初に訪れたのは世界遺産・シンクヴェトリル国立公園。
公園一帯を望む展望台の前で降ろされました。約1時間の自由行動です。
ここで見られる珍しい景色がギャオ(ギャウ)という地球の割れ目。
アイスランドは日本同様「異なるプレートにまたがる国」で、国の東部がユーラシアプレート、そして西部が北米プレートとなっています。
ただ、日本と大きく違う点がひとつ…
なんとプレートの割れ目が地上まで出てきちゃってるんです !!
シンクヴェトリル国立公園は地球の裂け目を散策できるという点で世界的にも珍しい場所となっています。バスで道路を走っててもガイドさんが「今は北米プレート上に来ました~」「今はユーラシア側を走ってま~す」さらっと壮大なことを言うので頭が追い付きませんでした(笑)
アイスランドならではの貴重な体験が出来ました!
グトルフォスの滝
続いて訪れたのはグトルフォス(グルフォス)の滝。ここでも1時間ほどの自由時間です。
アイスランド国内にある無数の滝の中でもグトルフォスは特に大規模。北にある氷河湖が源泉で、最大幅は約70m、最大落差は1段目で約15m、2段目で約30m。2段式になっています。
遠くからでも目に見えるほどの水しぶきというか水煙!!虹が出ることもあるそうです。
冬は遊歩道が凍結するためこのあたりの展望台までしか近づけませんが、、
夏は間近から滝を見ることが出来ます。
雨が降ってるのかと思うほどの水しぶきなので、カメラをしっかり守りながら散策してくださいね。
バスが停まる駐車場近くにはアイスランドホースもいました♡
ストロックル間欠泉(ゲイシール)
そして滝からバスで約10分。私たち夫婦がアイスランドで1番楽しみにしていた場所にやって参りました。
ゲイシールという一帯です!
駐車場でバスを降りて、
煙がモクモク上がる地熱地帯を歩くこと約5分。
ひときわ観光客が集まってるのがストロックル間欠泉です。
ストロックル間欠泉は、大体5分置きに熱水が吹き上げる天然の大噴水。地底のマグマの活動で地下水が圧迫されることによって起こります。
45分の滞在の間、10回ぐらい噴出が見れました♡ (間隔と大きさはムラあり)
大きい時だと約20m。
噴出の大きさによっては頭上から熱水がかかるので見学の際は風向きにお気を付けください!
ストロックル間欠泉を奥へ進むと「ゲイシール」という観光地名の由来でもあるゲイシール間欠泉があります。
現在は活動を休止していてストロックル間欠泉のほうが観光のメインになっていますが、かつては60mもの大噴出が度々見られたそう。
近くにはリトル・ゲイシールなる間欠泉も。小さいながらにグツグツと活動が見られました
スカルホルト
帰り道に20分だけスカルホルトという村に立ち寄りました。
アイスランド初のキリスト教の司教座が置かれ、かつては文化・政治・宗教の中心地でした。
現在も再建された教会が建っています。
壁に直接描かれたキリスト像が特徴的 ✨
教会の隣にはアイスランドの伝統家屋「ターフハウス」。芝の屋根には断熱効果があり、暖房器具がなかった時代に寒さを凌ぐため考えられたそうです。
緑と湖が広がるキレイな場所でした。
これでツアーは終了!17時頃にレイキャビクに戻ってバスターミナルでミニバスに乗り換えホテルへ。18時前には滞在ホテルに帰ってきました
まとめ
以上、ゴールデンサークルのメインスポットを周った1日でした。ゴールデンサークルにはその名の通り訪れる価値ある絶景が一堂に集まってます!
地球の息吹を間近で感じるダイナミックな景色が盛りだくさん。アイスランドを旅行するなら欠かせない行き先です。もちろんレンタカーで周るのも良いですが、車に乗らない方にはツアーが便利です。
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アイスランドに持って行きたいガイドブック