こんにちは!なっつです。
今回はアイスランド新婚旅行で私たちが訪れた氷河湖と滝を紹介します。
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現地発着ツアーを利用
アイスランド旅行の魅力は何と言っても雄大な大自然!
でも国内に電車が通っていないため、自然スポットへ訪れる交通手段は限られます。(長距離バスはありますが便数が少ないので旅行者向きではないんです‥)
レンタカーで周るのが便利ですが私たちは車の運転に自信がなかったので、レイキャビクを拠点に日帰りツアーでちょこちょこ自然スポットを訪ねるという方法を取りました。
ブルーラグーンやゴールデンサークルなどの定番スポットを周り、旅も後半。滞在5日目は、Gray lineというツアー会社が催行するヨークルサウルロン氷河湖を訪れるツアーに参加しました!
ヨークルサウルロン氷河湖とは?
ヨークルサウルロンとはアイスランド最大の氷河湖!これまたアイスランド最大の氷河であるヴァトナヨークトルの南端に位置し、氷河から崩れ落ちた氷山や流氷が浮かんでいます。
今回参加したツアーは、この氷河湖をボートでクルーズできるというなんとも贅沢な内容です。(※乗船は夏季のみ)
氷河湖までの道のりは首都レイキャビクから約370km!
バスで片道約5時間の大移動です。
途中にはスコーガフォス、セリャラントスフォスという有名な滝があり、この2カ所にも立ち寄ります。
1日の流れ
それでは、実際に私たちがツアーに参加した1日をレポートします!
ツアー開始までの流れ
参加したツアーはホテル送迎付きなのが有難かったです。市の中心部から少し離れた宿だったのですが、ツアーの送迎サービスのおかげで不便を感じませんでした。
バウチャー記載の時刻(この時は7:30でした)にホテルの前で待っていると白いミニバスがやって来て、まずGray lineのバスターミナルまで連れてってくれます。※市の中心部のホテルに宿泊する場合はバスの乗り入れが出来ないので、ホテル前ではなく決められた停留所に発着します。
バスターミナルで一旦降りてカウンターにて予約時のバウチャーを見せてチェックイン。
ツアー用の大型バスに乗り換えます。
設備と休憩について
ツアーには色んな国からの観光客が参加していてガイドさんの説明は英語でした。バス内は飲食禁止。途中の休憩ポイントで各自軽食を取ることが出来ます。片道2回ずつ休憩所に停まりました。車内でのWi-fi利用は可能です。
お手洗いが車内にないので出発ターミナルや休憩ポイントで済ませておきましょう。各観光スポットにもありますが有料な場合が多いし、せっかくなら景色を見るのに時間費やすほうが良いと思うので
スコーガフォスの滝
2時間ほどで到着したのはスコーガフォスSkogafoss。幅25m、落差60mというダイナミックな滝です。
この距離でも水しぶきがかかるぐらいの水量にびっくり!私たちは見られませんでしたが虹の出現率が高いことで有名だそうです。
右側の丘には登ることができ、滝を上から見られます。
ツアーの場合滞在20~30分ほどなので、上から見たい場合は到着後すぐに上り始めた方が良いかと!
各スポットでは基本的に自由行動。到着時にガイドさんから出発の時間と場所が伝えられるので、それまでにバスに戻ればOKです。
これは別のツアーの写真ですが…このように出発時間を書いた紙を貼っててくれる場合もあれば、口頭で伝えるだけの場合も。ガイドさんによって様々です。
ここでは10:30の到着時にガイドさんが
「30分後に出発します」と言ったのですが、
「11時30分に出発します」と聞き違えた参加者がいて、全員の出発が大幅に遅れてしまうというハプニングがありました!このあと予定ではスカフタフェットル国立公園でお昼休憩だったんですが、クルーズの時間に間に合わなくなるため短縮となってしまいました。
ヨークルサウルロン氷河湖
そんな訳でお腹空かせながら午後の部です。南海岸をひたすらバスで進むと車窓左手に氷河が見えてきました!!
山奥から溶け出した氷河が迫力満点。
ヨークルサウルロン氷河湖Jökulsárlónに到着する前にバスの席でボートツアーの開始時刻が振り分けられます。氷河湖を周るボートにはバスの乗客全員は乗り切れないため、1時間半の間で前半組・後半組に分かれて45分ずつ参加するんだそう。私たちは前半の時間に振り分けられました。
なので到着後はバス降りて早々、この水陸両用車に乗り込みます!
ライフジャケット着用したら出発!
ボートのガイドさんが超絶美人すぎて私も夫もしばらく釘付け…♡
ボートからは氷山や流氷を間近に見ることが出来ます。
曇り空にも負けない鮮やかな水色!この色が人工じゃなく自然の産物というのだから驚きです。
氷山の形は個性豊か!波の浸食パワーを感じますね~~
中には火山灰がまじっている氷河も。
お皿に乗って出てきたのは、1000年前の氷を砕いたもの。
参加者は氷塊を持ち上げてみたり、食べてみたりも出来るんです!
貴重な体験ができて楽しいツアーでした◎
下船後は自由時間。氷河湖全体を見渡せる丘に登って過ごしました。
ボート乗船45分+自由時間45分
約1時間半の滞在を経て、帰途につきます。
スカフタフェル・ビジターセンター
帰りに20分ほど休憩したのはスカフタフェル国立公園 Vatnajokull National Park のビジターセンター。個人で訪れる旅行者はこちらで氷河トレッキングやキャンプの申し込みが出来ます。
駐車場から少し歩くとここでも氷河を見れました!
小道の脇には苔が茂っています。
ちなみに…アイスランドの大地を覆っているこの苔。ふかふか柔らかくて気持ち良いのですが、デリケートで一度傷つくと回復に何十年もかかります。罰金の可能性もあるので苔をむしったり蹴ったりしないよう気をつけましょう!
ヴィークで夕食
氷河湖とレイキャビクのちょうど中間に位置する町・ヴィークVikで夕食。食事代はツアー代に含まれませんが、宿に戻るのは22時ぐらいになるためこの旅行ではじめて外食することにしました。メニューを見ると、
- ハンバーガーセット:2200ISK(円)
- アイスランド産ラムステーキ:2500ISK(円)
…ごく普通のハンバーガーと変わらない値段でラムステーキが食べれるなんて!
迷わずラムステーキを選びました。
涼しく広大な大地でのびのびと育っているためでしょうか、アイスランドの羊は柔らかくて臭みが全然なくて、私が今まで食べたラム肉で一番の味でした!バターでソテーされた付け合わせ野菜も美味しかったです。
セリャラントスフォスの滝
最後に立ち寄ったのはセリャラントスフォスSeljalandsfoss。約30分の滞在です。
この滝は前から見るよりも…
このアングルが有名なのではないでしょうか!
滝壺の奥がくりぬいたような地形になっているため、水流の裏側を歩けるのが特徴なんです。
地平線を背景に滝を眺めれるって珍しいですよね。訪れた時間は夜20時。おそらく曇ってなければ滝越しの夕日が見られるようにツアー組んでくれてるんだと思いました。
まとめ
丸一日アイスランドの自然風景を満喫し、レイキャビクの宿に戻りました!朝7時半から夜22時過ぎまでというみっちりスケジュールですが、ホテル送迎が付いていたので思ったより疲れは感じませんでした。
アイスランドの醍醐味である大自然。氷河も滝も期待以上の規模で、言葉にならない絶景でした!自然スポットにはレンタカーで周るのも手段ですが、ヨークルサウルロン氷河湖までは片道5時間という長距離なので運転が不安な方・車を利用しない方はツアーも選択肢に入れてみて良いかと思います。
こちらのサイト GetYourGuide は渡航先での豊富なオプショナルツアーを検索・予約できます。右上のプロフィールボタンから日本語表示もできるので、「レイキャビクから気軽にアイスランドらしい自然をめぐりたい」という方は是非チェックしてみてくださいね。
最後まで読んで頂いてありがとうございました!
アイスランドに持って行きたいガイドブック