こんにちは!なっつです。
北欧旅行のヘルシンキ滞在中にヒエタラハティ・ホール前の広場で開催されるマーケットに行きました。マーケットの雰囲気や戦利品、開催情報についてレポートします☆
Contents
ヒエタラハティ・マーケットって?
ヘルシンキ中心部の少し西にヒエタラハティ・ホールというフードホールがあります。
レンガ造りの建物内部は食料店や飲食スペースになっていて、お土産を探したりちょっとお茶したりするのにピッタリです。
でも今回紹介するのは、マーケットホール内…ではなく、外で開催されるフリーマーケット✨
日程は後述しますが、マーケットホール手前の広場でほぼ毎日開かれています。
ヨーロッパのフリマ(蚤の市)というと、なんとなくプロの業者さんが出店してるイメージだったのですが、ここヒエタラハティのフリマは素人さんがメインに出店してる印象がありました。
もちろん業者らしき人も見かけるのですが、「この日たまたま出店した」というおばちゃんや不要になった子供服や日用品を並べている家族連れもいて、日本でいうフリマやバザーに近い雰囲気を感じました。
まずはどんな物が売られてるのかお伝えするため、私の戦利品を紹介しますね♪
フィンランドの可愛いモノがお手軽に探せる
フィンランドには日本でも人気の可愛いデザインが溢れています。
マリメッコやフィンレイソンなどのテキスタイル。イッタラ、アラビアなどの食器。ムーミン。そんなお洒落だけどちょっとお高い北欧小物をフリマなら気軽にGETできました!
marimekkoテキスタイルの手作り品
例えば日本では高級イメージがあるマリメッコもフィンランドでは日常にあふれる身近なテキスタイルです。
ヒエタラハティ・マーケットではマリメッコ生地を使った手作り小物が多く売られていました。
日本のバザーで主婦やママたちが手作り小物を出品するイメージでしょうか✨
フィンランドの女性たちはマリメッコでお得なハギレ生地を見つけたらまとめて購入し、寒くて長い冬のあいだ家で裁縫を楽しむそうです。
特に多いのはエコバッグやクッションカバーなど。マリメッコの店舗で既成バッグを買うのはそれなりにお値段しますが、地元女性の手作りなら数ユーロとお手頃価格☆
何より既製品は日本でも買えるかもしれないけど手作りは一点もの。作った本人から買った物は、旅の思い出にもなりますね♪
購入した手作りエコバッグ
ムーミングッズの宝庫
フィンランドではムーミンは国民的キャラクター。
スーパーに並ぶ子供用歯磨き粉♡
日本のお菓子や子供用の日用品パッケージにポケモンやアンパンマンが使われてるように、フィンランドの子供用品にはよくムーミンがプリントされています☆
コーヒーの袋がぴったり入る缶€3とか
ムーミン柄の子供服€1とか
古着や古切手、不要となった日用品など、フリマで売られてる物もとにかくムーミン率高いです♡
フィンレイソンの枕カバーは€5で購入
ムーミンハウス
日本で新品買うと1万円以上するムーミンハウスがビニール袋にごそっと入って売られていました(笑)
€20(約2400円)で購入♡
その代わり足りてない部品もあって購入後キャラクターを並べてみたところ…
ムーミンが2人!?
…と思ったら青いのはパパでした。
パパの帽子が入ってないし、ママに至っては行方不明だけど(笑)そんな雑なところもフリマ価格なので許せちゃいます!
マリボウル MARI BOWL
イッタラとマリメッコのコラボで生まれた脚付ボウル。造花を飾ったりお菓子を入れたり、今も家で大事に使っています。
写真左がマリボウル
これも日本では5000円ぐらいする商品ですが、€10(約1200円)ほどで買えました!他にもイッタラやアラビアなどブランドの食器が雑多に並べられています。
映画『かもめ食堂』に登場した食器も多くのブースに並んでて嬉しくなりました♪
どんな物がいくらで売られてるかはタイミングによるので、出会いを楽しみにめぐってみてくださいね☆
開催情報
場所と行き方は?
そんなヒエタラハティ・マーケットの場所はこちら。
ヘルシンキ中央駅や大聖堂のある中心部からに行くにはトラム6番線に乗り、Hietalahdentori停留所で下車するのが便利です。トラムの乗り方については過去記事をご覧ください♪

停留所を降りるとすぐ目の前にマーケット広場が見えるので場所は分かりやすいと思います☆
開催日時・オススメはいつ?
このフリーマーケット、嬉しいことに夏季は毎日開催されています!ヘルシンキのマーケット情報ページによるとHietalahti Flea Marketの開催日時は
- 平日 08:00~18:00
- 土曜 08:00~16:00
- 日曜(夏季のみ) 10:00~16:00
- ※天候によって中止の場合も
となっています。ただこれは「出店可能なのが毎日」というだけなので、季節や曜日、天気によって出店者が少なければ開催日であっても閑散としています。
開催時間も平日08:00~18:00と書かれていますが、実際には09:00頃から並べ始める出店者さんが多く引きあげも早いです。
以前平日15:00に同じマーケットを訪れたことがあるのですが、開催時間中にも関わらず既にお祭りが終わった後のような静けさでした(笑)
平日15時頃の様子
すっかり人が引き払った広場をカモメが歩いてます。。
その失敗から今回の旅行では午前に訪れたのですが、それでもやはり平日のブースは少なめでした。
平日午前の様子
ゆるい雰囲気で出店者さんとおしゃべりしたりできたのは楽しかったけど、
という物欲も出てきて…結局3日後の土曜日にも再訪しました(笑)
土曜日午前の様子
活気と混雑が平日と全然違いますね…!!全てのブースにお店が出ていました。
ということで、がっつり買い物&賑わいを求めて行くなら土曜の午前が良いと思います ✨
英語が通じないことも
基本的には英語が通じやすい北欧ですが、フリマではフィンランド語しか分からないという年配の方もいました。
ヘイ(こんにちは)とキートス(ありがとう)で何とか乗り切りましたが・・数字や買い物用のフィンランド会話だけでも分かれば、さらに楽しくスムーズに買い物できたかなぁと思います。
あとカード社会の北欧でも、フリマでは現金払いが基本でした!
まとめ
以上、ヒエタラハティマーケットを訪れたレポートでした!
素人さんも気軽に出店してるヒエタラハティのフリマは、業者さんだけのマーケットと比べても楽しかったです。
物をきっかけに地元の人としゃべることでフィンランド人の日常がかいま見えるというか・・
この人はどんな家でどんな生活してるのかなぁって想像がふくらみます♡
ムーミン柄の子供服を買ったブースでは、
と言って小学生の息子さんを紹介してくれました。
いま日本で自分の甥っ子が着ている服がそんなフィンボーイからのおさがりなんだと思うとほっこりします♡
可愛いデザインや掘り出し物いっぱいなヒエタラハティのフリマ。ヘルシンキに旅行される方は、何に出会えるか楽しみに是非立ち寄ってみてくださいね


フィンランドに持って行きたいガイドブック