こんにちは!なっつです。
2017年秋に訪れたドイツ・オーストリア・ハンガリー旅行。
半年前に一度書き終えた旅行記ですが書き急いではしょった内容があるので、追加でいくつか記事を書くことにしました!
追加1回目の今回はドイツ・フュッセンで訪れたロマンティック街道の終点についてです☆
Contents
ロマンティック街道の終点とは?
ロマンティック街道とはドイツ南西部を南北に縦断する約366kmの街道のこと。
といっても厳密に1本の道があるのではなく、ほぼ直線上に点在する中世らしい街やお城・教会などを訪れやすいように順路づけた観光ルートのことを指しています。
起点はドイツ中部マイン川沿いの街ヴュルツブルク。そこから南へ進むと
日本人に人気のローテンブルクや、
円形の壁が特徴のネルトリンゲンなど、中世の面影残る街がいっぱい。
世界遺産ヴィース教会やノイシュヴァンシュタイン城を経て…
最南端に位置するのが今回訪れるフュッセンなのです!オーストリアとの国境もほど近く豊かな自然に囲まれたフュッセンの街は「終着点」のイメージにぴったり。
15~16世紀にイタリアとの通商や楽器制作で栄えた歴史ある町で、お城や教会、博物館など観光スポットも多いです。
その中でも私が気になった場所。それが「ロマンティック街道の終点」と記された門です。
個人的に「日本最北の街」とか「ヨーロッパ最西端」とか、そういう類の場所に弱いんですよね。(ミーハーなんだと思いますw)
ポルトガルではユーラシア最西端の岬に訪れました
ガイドブックによると、街のはずれの高台で見られるそう。さっそく探してみることにしました♪
行き方案内
ツアーも組まれるぐらい大人気のロマンティック街道ですが、その終着点は意外と知られていない様で、かなり見つけにくかったです…!
地図やガイドブックにも大体の位置しか載ってなくて、目的地付近に着いたあと探し回りました>< カーナビで目的地見つけれてないのに案内終了される、あの感覚です。
なので実際に行かれる方のために、道順をなるべく詳細に、写真をまじえつつ案内しますね!
フュッセンのメイン通りは駅から東へ200m。南北に延びるライヒェン通りReichenstraßeです。パステルカラーのお店やホテルが並んでます。私たちもこの通り沿いのホテルに宿泊しました。 こちら
時計塔が見える広場が町の中心です。突きあたりがY字になっているので左手へ。
白壁の大きな建物はフュッセン博物館です。博物館に沿ってレヒハルテ通りLechhalde を進むと、奥に赤色の教会が見えてきます。
この聖霊シュピタール教会 Hl.-Geist-Spitalkircheはファサードのフレスコ画が特徴的な教会で、終着ポイントへ向かう際の起点になります
ここまでのルートはこんなかんじ。
駅からメイン通りに入り、時計塔の広場を経由してきました。
シュピタール教会の前の道まで来たら教会の正面に向かって左手へ。
シュピタルガッセ通りSpitalgasseをまっすぐ進みます。そのままゆるやかな坂道をのぼってくと、柵で囲まれた庭が見えてきます。フランツィスカーナー修道院の敷地です。
修道院の柵内には入らずT字路(Y字路?)を右手に。
修道院の外側を建物沿いに進み、
道なりに奥へ。
自信なくなってくるけど、黄色い家が見えてきたらそれで合ってます!黄色い家と白い修道院の間の道を進むと・・・
ありました~~!!
突き当りの門の上に “Ende der romantische Straße”(ロマンティック街道の終点) の文字が記されています!黄色い三脚巴マークはフュッセン市の紋章。フュッセンから延びる3つの街(アウクスブルク・ケンプテン・イタリア)への道を示しているそうです。
ゴール地点の高台からホーエス城とフュッセン中心部も見えました☆
また、横にある階段を下ると川を見に行けます。
フュッセンの南側を流れるレヒ川。エメラルドブルーの色が嘘みたいなキレイさです✨
感想
ということで、ロマンティック街道の終点は想像以上に奥まった場所でした。私自身なかなか壁を見つけられず修道院の周りを探し回ったので、今回記事にさせてもらいました!
黄色い家は地図でいうとココ
壁自体はこじんまりしてて特別見ごたえある訳ではないのですが、近くを流れるレヒ川とかフュッセンの爽やかな空気感が良かったです。フュッセンに宿泊される方は終点の壁をゴールに散歩などいかがでしょう ✨